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藪 医師(中山祐次郎)

2015年の夏。麻布十番のあるお店で、見城さんとある方々2人と4人で食事をしていた。そこでおそるおそる言った言葉。 「見城さん、小説を書きたいです」 それから何度かの大きな失敗と挫折を経て、2018年に小説「泣くな研修医」を出して頂いた。翌年には文庫で続編出版、そしてドラマ化。あれよあれよと重版頂き、なんとシリーズ30万部を突破した。 あらゆる人からドラマ化を祝福され、どこへ行っても「ドラマ化するの?すごい!」と言われるように。患者さんのことで相談した医師からも、病院の食堂の話したことなかった人からも。印税も、びっくりするくらいたくさん頂戴した。びっくりするくらい税金に取られたけど。 さて、僕は満足したのだろうか。外科医をやりながら研究をし、残りの時間で家事育児、そのさらに残りの時間で執筆。 こんな、悲痛な日をいつまで送るのだろうか。作家一本で、あるいは外科医一本でやればどれほど平和な日なんだろう。 でも、どうしても我慢ならない。医者業も辞められないし、家事育児はやり遂げ家庭運営も成功したい。研究だって、目覚ましい結果を出して見せる。その上で、何者にも書けない文章を重ねて、あっと驚くような小説を書きたい。 贅沢な悩みだと見城さんには言われた。それでも、全部やっていく。絶望しきって死ぬために。いつ死んでも後悔するように。

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  • 藪 医師(中山祐次郎)
    藪 医師(中山祐次郎)

    医者になって丸17年が経ちました。この17年で最も苦しい局面を迎えています。辞めるのは簡単。逃げるのも簡単。本質はなにか、考えに考え抜き、正面突破する。
    とここに書くことで、なんとか自分を鼓舞します。お目汚しすみません。

  • 藪 医師(中山祐次郎)
    森貴代江森貴代江
    投稿画像

    見城さん、そしてお越しくださった皆様。

    キューバ・サンド・ナイトにお越しくださりありがとうございました!

    思い返すと約1ヶ月前に見城さんがシェフという私の大好きな映画をご覧になったという投稿から全てが始まりました。
    見城さんと共通の話題が出来たことが嬉しくてリトークし、自分たちのYouTubeの話を書きました。
    するとあれよあれよという間に、今回開催された夢のような会を企画していただく事になりました。

    見城さんに喜んでいただくにはどうしたらいいか。。。毎日毎日藤井と2人で映画を観ながら話し合いました。

    どのメニューを再現しようか。
    どの構成にしようか。
    提供する順番はどうするか。
    食材はどうやって手に入れようか。
    お店の雰囲気をどのように作り込めば、見城さんや皆さんが"シェフ"の世界に入ったように感じてもらえるのか。

    見城さんが普段は絶対召し上がらないであろうキューバサンドを美味しく楽しく召し上がっていただきたい。

    その気持ちだけで準備させていただきました。

    昨日はもう緊張で私も藤井も少々頭がおかしくなりそうでした🤫笑

    でも見城さんの笑顔と皆さんの反応を見て、心から安堵しました。

    大好きな見城さんと、大好きな映画のシェフの世界を一緒に過ごせるなんて。。。準備の時間も含めて、私には最高に至福の時間でした。

    このような機会を作ってくださった見城さん、そしてまとめてくださった吉田さんに心より御礼申し上げます。

    本当に楽しく幸せな時間でした。
    ありがとうございました!

  • 藪 医師(中山祐次郎)
    藪 医師(中山祐次郎)

    本当に、狂気のキューバナイトでした。見城さんに義理を尽くす森さんと藤井さんのお姿は美しかった。ああ、自分もこうやって生きたい、こうやって生きなきゃ、と絶品のキューバサンドを頬張ったのです。皆さんの感想やコメントには敵いませんが、一昼夜経った今でもまだ口の中にポークとピクルスの競演が残っています。うう、また食べたい!!!!!!!!