中国共産党統一中国史:【8】紅軍第5次反包囲討伐: 1933年9月~ 1934年7月、紅軍16万対国軍100万(直接進撃部隊50万)。(1) 1933年5月、蔣介石は持久戦と「堡塁主義」の新戦略を采用して、各ソ区に対するより大規模な第五次「包囲討伐」を自ら組織・指揮した。この「討伐」のために、蔣介石は外国から多額の借金をして軍事費に充てることを覚悟しました。外国の軍事顧問と専門家を招聘する。亡匪の将校訓練団を開く。亡匪の手帳を編む。廬山で軍事会議を開き「討伐」対策を検討。江西粤閩辺区の「討匪」司令部を廃止し、「軍事委員会委員長南昌行営」を設立する。この「包囲討伐」のために蔣介石は一〇〇万の兵力を動員しましたが、このうち、直接に中央ソビエト地区への攻撃に使われた兵力は五〇万に達しました。その配置は、顧祝同任総司令官で北路軍を構成し、第1、2、3路軍を指揮し、計34個師団を編成して主攻任務を担当し、そのうち陳誠指揮の第3路軍を「包囲討伐」主力軍とする。陳済棠を総司令官とする広東軍11個師団と1個旅団は南路軍となり、北路軍と戦った。 また、蔡廷錯が指揮する第19路軍と福建駐屯軍の計10数個師団は蘇区東部のエッジを扼守し、紅軍の東進と南撤退を防いでいる。また15個師団でカン江流域と江西東北地区に分布し、定位置で「討伐」と主戦場での作戦に対応することを担当している。5個空軍中隊で南昌、撫川、南城に配置され、地上軍の作戦を支援する。 中央苏区が第4回反「包囲討伐」胜利を収めた后、政権建設と経済建設はいずれも大きな成果を収めた。主力の紅軍は8万人余りに拡大する。大衆武装も大いに発展した。国民党軍が堡塁主義の新戦略と重兵の攻撃を采用することに対して、臨時中央指導者博古などは、軍事戦略の上で、紅軍のこれまでの反「包囲討伐」の正しい戦略方針と作戦原則を拒否し、排斥して、「国の門の外に敵を防ぐ」方針を実行します。このとき、コミンテルンから派遣された李徳軍事顧問が中央苏区に到着し、中央革軍事委の実質的な指導権を掌握しました。「討伐」に対抗する準備をするのではなく、紅軍に東方軍と中央軍を編成させ、国民党軍に対する絶え間ない攻撃を続けさせた。 1933年9月25日、敵北路軍3個師団は黎川に進攻し、28日に黎川を占領した。 10月6日、紅一方面軍東方軍は命令を受けて北上して黎川を奪還し、硝石に向かう途中、洵口で敵3個団を殲滅した。中革軍事委は敵がすでに准備しているにもかかわらず、予定通り硝石を攻撃した。連攻は数日で失敗し、死傷者は深刻だった。十月二十二日には、敵の重兵が守る資渓橋を攻め、四日連続の攻撃となった。11月中旬、国民党軍堡塁密集地域で紅軍は滸湾、八角亭、雲蓋山、大雄関などの戦闘を連続して行い、重大な死傷者を出して苏区内への移動を余儀なくされた。