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藤田晋bot

失敗した後に、よく起きる現象は 責任のなすり合いや犯人探しです。 例えば選挙でも、 惨敗した政党で起こる内紛が 大きな選挙のたびに報じられますが、 責任のなすり合いや、 犯人探しが行われること自体、 最初から負けるべくして負けている と思います。 責任を負う覚悟がある人が不在 だったか、もしくはそれが誰なのか 不明確だったからです。 前にもブログに書きました が、 「おれが決める。」 「責任は全部おれが負う。」 そんな顔つきをしているリーダーが いるかどうかがプロジェクトの 成功の条件であると思います。 サイバーエージェントの場合、 実際には、失敗して本当に責任を 取らせたり、ペナルティを与えたり することは滅多にありません。 失敗を会社の資産と捉えているので、 次に活かしてもらわないと勿体ない からです。 それでも、実際に失敗したら 「全て自分のせいである」 という覚悟をもったリーダーが プロジェクトには絶対に必要です。 会社での仕事は、言い訳しようと 思ったら延々と可能だからです。 責任を負うことを避けたがる人は、 リーダーに据えてはいけないのです。

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渋谷ではたらく社長の名言
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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    この1週間は自分は山奥に籠ったまま、
    かわるがわるメンバーを代えての
    合宿週間でした。

    ここ数年、毎年この時期に行っていますが、以前と比べて現場の足腰が随分しっかりしたことや、マネジメント陣が頼もしく
    なったことで、私も長期的な戦略や
    抜本的な解決策を考える時間が結構取れる
    ようになりました。

    組織は、戦略が優れていることや、
    抜本的な解決策を施すことで、
    驚くほど効率的になり、生産性があがります。

    逆にTOPがそれを怠っていると、
    働けど働けど誰も楽にならず、、
    という日々が続きます。
    だから本当は戦略を練ることや、
    問題の本質を考え抜くことに
    努力をすべきで、時間も十分割くべきです。

    しかし、人間は目の前に大量のルーチンワークを積まれると、その仕事を優先し、
    創造的に考えることを止めてしまうという
    性質があるそうで、意図的にそういう機会を設けなければ、ずるずると時が過ぎて
    いってしまいます。

    社長が毎日、多忙な会議やアポや会食に
    埋没して、仕事している気になっていたら
    社員は困ると思いますが、そういうことです。

    経験不足な若い人や、誰にも未知の新しい
    分野の場合は、事前に熟慮するのは時間の
    無駄だと私は考えてますが、それでも、
    「走りながら考える、その考える機会」を
    意図的に設置すべきだと思います。

    事業はそれ自体が戦略である場合を除けば、ただ走り続けてればゴールできる訳ではありません。

    今回の合宿では、西條をサンフランシスコ
    から緊急帰国させてまで行った
    スマホの戦略会議は大きな成果を得ました。

    そして本日午後から、
    本部の幹部メンバーがやって来ますが、
    私からは方向性と体制を大きく変える
    楽しみな提案をするつもりです。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    アメーバ事業部の若い幹部が、メールリストに「このひとメチャ腹たちますね!!」
    と悪口を書かれたサイトのURLを貼り付けて送ってきました。

    見るとどうやら同業の方が嫉妬している様・・

    これからも嫉妬と付き合っていく若い幹部向けに私の考える「嫉妬との付き合い方」をアドバイス。

    嫉妬をされる側に立つとき、結論から言えば、相手にしたら負け。
    
下から足を引っ張られているのに同じ目線に降りてはいけない。

無視したら好き放題言われて、負け。
    
言い返したいのに耐えなくてはならない。

つまりどちらに転んでも負けなのです。

ということは嫉妬されたら負けを最小限に抑えるべく、ディフェンス一本に絞る、というのがとるべき対応です。

    上積みは見込めないですが、サッカーでオフェンスだけでなく、1点にもならないディフェンスの時間帯があるみたいなものです。

    怒りの感情に任せて行動してはいけません。

    嫉妬は醜いけど、人間の本来の感情であって成長していく人や企業には切っても切れないものです。

    私も心に嫉妬を感じるときがあります。

    (なんでGREEの決算そんなにいいんじゃ!)とか。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    この週末の土日は両方結婚式でした。

    クリスマスイブに入籍する社内カップルも
    いるようですが、私が参加する結婚式は
    これで今年は最後だと思います。

    土曜日は、営業の社員同士の式でした。

    皆に心から祝福されていることを感じる、
    心温まる幸せな結婚式でした。

    ここでの主賓の挨拶で、私からふたりに
    結婚において大切だと思うことを2つ、
    お話させて頂いたのですが、なかなか好評
    だった気がします(肌感覚)。

    仕事ができて性格もとても良いふたりで、
    今は大変ラブラブのようですが、
    それがずっと続くことを願って話した内容です。

    1つめは、
    「率直になんでも言い合うこと」
    夫婦はお互いの信頼関係が最も大切で、
    普段から、なんでも率直に言い合うことが大事。
    これはSBIホールディングス
    北尾吉孝CEOの日記
    「幸せな結婚生活のために 」
    を読んで感銘を受けて話しました。

    2つめは、
    「疑うことをやめて信じよう」
    という話です。
    結婚生活にはお互いに尊敬の念をもつことがとても大切だと思います。

    尊敬しあっていれば、相手に恥じぬよう、
    自分も立派な夫、妻であろうと思うからです。

    しかし、これは現代病ともいえるのではないかと私は思っているのですが、
    携帯電話やサーチエンジン、SNSやブログ、カーナビなどの普及により、
    履歴から勘ぐったり、妄想したり、
    誰かの噂話にふりまわされたり、
    見知らぬ他人の悪事を知ったりうちに、
    猜疑心をもって相手をみたら止まらなく
    なってしまいます。

    猜疑心は、嫉妬や怒りと同じく、人間が
    本来的に持っている負の感情です。
    嫉妬や怒りは抑えられる人でも、最近は
    疑心暗鬼な感情に自分自身が振り回され
    ている人が多い気がします。

    疑い始めるとお互いに尊敬の念を持っている反対で、良きパートナーであろうと
    することが馬鹿らしくなって、どちらかともなく自滅の道に進んでしまう危険性があります。

    当社では結婚する人がどんどん増えてますが、インターネット社会においては
    そんなことも乗り越えて、
    幸せな家庭を築いて欲しいと思います。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    この週末はスノボツアー。
    ひと足早く雪山に到着して、皆の到着を待っています。

    温泉に浸かりつつ、ブログの間隔が空いたので何か書こうと、最近あった出来事をゆっくりと振り返っていました。

    忙しいビジネスマンがブログを書くことの効果は、この時間こそ最も有意義だと思います。

    次々とこなす会議や打ち合わせに加えて、
    メールやtwitterなど一日中情報を大量に
    流れの中にいるように浴び続けるこの時代、我々には立ち止まって考える時間が必要です。

    状況を整理し、俯瞰してみて、深く考えて
    自分の意見を整理して言語化するプロセス。

    その作業をしないまま一日を終えてしまったら、また明日も流されていくだけかも知れません。

    私も同じような立場に居る経営者仲間から、「よくブログ書けますよね。」
    と感心されることが多いのですが、
    四方八方に気を配りつつ自分の考えを書く
    のは確かに大変です。

    しかし、前にも「憂鬱でなければブログじゃない 」という記事を書きましたが、ブログのお蔭で自分は成長し続けられていると言っても過言ではないと思ってます。

    その努力をし続けている人とそうでない人とでは気づかないうちに差が開くのではないでしょうか。

    社員のブログを読んでいても、最初は
    文章が稚拙であったり、借り物のような言葉が多くて読んでるほうが気恥ずかしかったのに、ブログを続けているうちに、いつの間にか自分の言葉で良いことを書くようになっていく人を何人も見てきました。

    ブログは毎回の文章で誤魔化しは効かないので、日々の習慣によって内面が磨かれていっている証だと思います。

    このブログの記事タイトルに、

    「人はブログで磨かれる」と思いついたのですが、あれ?なんか聞いたことあるかも、と検索したら、日高の以前書いた記事を覚えていただけでした。

    とても良いこと書いている割には更新頻度はむしろ落ちているようにも見えますが(笑)、
    日高のブログ もあわせてどうぞ。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    今日書いたブログを見たら、たくさんのお叱りのコメントが。

    そりゃそうですよね。

    反省してます。

    そんな中、アメリカの経営学者ピータードラッカー死去のニュース 。

    知らなかった。

    ドラッカーの著書はたくさん読んだ。

    そして私も組織、マネジメント、経済社会を考える上で
    多大な影響を受けた。

    中でも一番好きなのは「ネクストソサイエティ」。

    全編、これからの社会、経済、組織、マネジメントがどうなるのか、
    全てを俯瞰し鋭い洞察力で描かれていて、しびれる。

    インターネットの将来性についても触れられている。

    そこがすごく読み応えがある。

    4年前、ネットバブルが崩壊して皆が自信を失いかけて
    いたときに読み、本当に勇気付けられた。

    私の好きな経営書ベスト5に入る本。

    今でも時折読み返します。

    95歳だったそうだ。

    こんな本が書ける人物は世界にふたりといないだろう。

    安からかにお眠りください。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    昨日の夜は、とても頭のいい経営者の
    友人とさしで食事でした。
    多くの言葉を使わなくても意図をすぐ
    理解してくれて、ポンポンとテンポよく
    進む会話がとても心地良かったです。

    それでふと、私が学生時代に働いて
    いた会社の上司の言葉を思い出した
    のですが、

    「説明するのに言葉の数が多く必要
ない人ほど頭がいいのだ」

「逆に、説明に言葉の数が多く必要
なほど頭が悪いのだ」

    と言っていました。
    勝手に人の頭の良し悪しを決めつける
    のは良くないと思いますが、
    一緒に仕事をする上においては、
    この言葉は結構的を射ているところが
    あるかも知れません。

    私も社員に何かを説明した際、
    ポカンとして理解してなさそうだったら、
    同じことを言葉を変えてみたり、
    背景を丁寧に説明してみたり、
    例え話を使ってみたり
    限られた時間で色々な努力をしますが、
    その挙げ句に手ごたえが得られないと、
    どっと疲れます。

    逆に、相手が頭がいいなと感じるのは、
    やはり理解が早くて、説明の言葉の数
    が少なくて済むときです。

    そういう意味では、仕事をしていて
    一番話が早いのは役員会ですが、
    それは皆の経験が質量ともに豊富
    だからでしょう。

    2005年にブログに書いていました が、
    ビジネスマンとしての頭の良さ
    というのは経験の量と質次第だと
    私は思ってます。

    ちなみに、理解が早くみられようと、
    分からないのに分かったフリをして
    はいけません。
    頷くタイミングが変だったり、しぐさに
    不自然なところが出てしまって
    バレてしまったり、それ以上に不誠実
    だからです。
    それよりは、分からなければ正直に
    聞いてしまう人のほうが成長は早い
    でしょう。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    どうでもいい話なのですが、

    面白かったので備忘録まで。

    今朝、いつものように出社し、

    道玄坂でタクシーを降りると、

    会社のすぐ前にパトカーが

    ハザードを出して止まってました。

    本社ビルの目の前だし、

    (何かあったのかな?)と思って

    パトカーの中をのぞくと誰もいなくて

    ふと前を向くと前方から歩いてきた

    警察官がふたり、

    「すいません、ちょっといいですか?」

    職質だった訳ですが、

    一応、目の前のビルに数百人の従業員が

    働いている会社の社長な訳で、

    ここで警察官に取り囲まれているのは

    かなりばつが悪かったのですが、

    「刃物持っている人とかいるので

    ポケットの中のものだしてください」

    と言われて会社のカードや現金など

    を全部出して見せていると、

    目の前を何人かの社員が通り過ぎ、

    そのたび私と目が合うのですが

    しかし、なぜか警察官に囲まれている

    私(社長)と目が合うと、見てはいけない

    ものを見たように、ふっと目をそらして

    行ってしまいます。

    ポケットに刃物や薬物がないことを

    確認され短時間で解放されまして、

    冷静に考えてみると頼もしいことなので、

    「今後も警備よろしくお願いします」

    とお礼の言葉を残して目の前に

    出社しました。

    面白いサービスを産み出すには

    面白い環境と思ってたけど、

    社長が会社の前で職質受けるとは。。

    道玄坂、面白いな。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    世の中には会社を「何かを実現するための手段」と捉えている人たちが多くいます。「サービスをつくり出すために会社が必要」とか、「社会を変えるために会社が必要」というように。
    サイバーエージェントの場合は、「21世紀を代表する会社を創る」こと自体がビジョン。つまり会社とは、目的そのものなんですね。
    そう考えるようになったきっかけは、僕の学生時代にさかのぼります。『ビジョナリーカンパニー』という本で「会社とは時を超えて素晴らしいものであり続ける、みんなでつくる芸術作品のようなもの」という言葉に出会い、非常に感銘を受けました。
    また、バイト先のベンチャー企業の専務からは「すごい会社に入ったやつが偉いんじゃない、すごい会社をつくったやつが偉いんだ」と言われていて。自分で会社をつくり上げたいという思いが徐々に強くなっていきました。
    「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンが言語化されたのは会社を立ち上げた後ですが、創業時から目指すものがブレたことは一度もないですね。
    では、一体どんな会社をつくっていくのか。僕は潔く規模を大きくすることにこだわりたい。
    異なる価値観の人が存在することは承知していますが、「会社は小さいままでも素晴らしい」というのは、正直ちょっと言い訳に聞こえる。
    僕はゼロから会社をつくり、会社の売り上げ規模を5億、1000億と増やす中で、やれることが変わってくるのを体験してきました。スケールメリットは今の時代においても大きく働きます。
    世界に目を向けると、例えばグーグルは社員のためにものすごい福利厚生施設を造っているし、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツは巨額の寄付をしている。それらは全て規模が成せる技です。
    こうした世界的企業に比べると当社はまだ非常に小さい存在ですが、規模的な面でも「21世紀を代表する会社」を目指していきたいと思っています。
    そして、会社の競争力をつくるのは採用です。新しい人が入ってくることによって、社内が活性化される。われわれは「良い人材を全力を尽くして採用し、育成することで会社を伸ばす」方針で組織を運営しているので、採用は当社にとって「大事」どころではない、「原動力」なんです。
    そんな社員の存在は、一言で言うと「チームの仲間」ですね。サイバーエージェントに関して言えば、個人主義の専門家集団という感じではありません。自分の仕事だけではなく会社全体の取り組みに協力するし、自分の仕事を限定しない社風なのです。あとは、ドライではないですが、かといってものすごくウェットな関係というわけでもない。
    例えば、「社員は家族です」なんて言うつもりはさらさらありません、それはちょっと重たい気がします(笑)
    僕は、そんな「チームの仲間」たちに長く働いてもらえるように、社内の活性化にはこだわってきました。しかし今回のコロナ禍で分かったのは、「必ずしも毎日会社に来て会わなければいけないわけでもない」ということ。
    そこで緊急事態宣言が解けてから、当社ではリモートワークを週1で導入したんです。しかしあまりに今までと変わらなかったので、途中から週2に増やしました。感染者増により現在は毎日にしましたが、それでもやっぱり、大きく変わることはありませんでした。
    逆に「今まで何で会社に来ていたんだろう?」と考えてしまうほど(笑)。ただ、「オフィスはもういらない」というわけではないと思っています。こういう状況になると極端な論調が目立つようになりますが、僕は「会社に来る意味」はあるんじゃないかとも思う。今は正しい着地点を探っている最中です。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    誰しも一社目から受ける影響は相当大きなものになりますから就活は慎重に進めるべきです。例えば、モラルの低い稼ぎ方をしていたり、社員の扱いがひどい会社に入ってしまったりすると、その悪い振る舞いが自分にも染み付いてしまいます。
    ただ、就活生など20代の若い人たちが問題のない会社かどうかを見極めるのは難しいかもしれませんが、キャリアの序盤で変な癖がつかないよう、ちゃんとした倫理観を持っている経営者がいる会社を選ばなくてはなりません。
    その上で意識するべきは、「自分の人生を自分で決められる会社に入る」こと。僕が社会に出た年は山一證券が倒産した年でもありました。そのニュースを見て、「大きな会社でも信用できるわけではない。自分でスキルを磨き、食っていける力を身に付け、どんなかたちでも仕事ができる人にならなければいけない」と強く思いましたね。
    実際、僕はベンチャー企業で早くから力を付けられる環境にいましたが、就職してから本人の意向とは異なる転勤をさせられ、また若いうちは大した仕事も任されず、自分とどんどん差が開いてしまった友人がいました。その時に思ったんです。「こんなに不幸なことはない」と。
    学生時代は横一線だったのに、選ぶ会社一つでその後の人生が大きく左右されてしまうわけですから。
    若い人の中には「休みが取りやすい」「安定している」といった観点から会社を選ぶ人もいるようですが、そんなことを考えても仕方がない。将来自分のキャリアを自分で選択できるように、強く生きていくための力が養われる会社を選ぶべきです。成長産業に関わる仕事ができる会社やベンチャー企業など、事業に伸び代があって若手が活躍できる会社がいいと思います。
    ただ気を付けたいのは、そうした伸び盛りの会社は、まだ規模が小さいケースが多いということです。当社の場合は、それなりのスケールに拡大しつつも小さなグループ会社がたくさんあるので、キャリアの選択肢は多いですし、活躍の場は十分にあります。
    しかし、いくら成長産業でも、スケールの小さな仕事しか経験できないままでは、将来的に小さくまとまってしまう危険性がる。その反対で、大きな会社に入ったけれども事業が伸びていないと、なかなか成長機会を得られないこともあります。すると、大企業にいるはずなのに、小さな箱に閉じ込められたような感覚に陥ってしまうでしょう。企業規模により、それぞれのメリットとデメリットがあるものです。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    この時代に就活や転職活動をする20代の皆さんは大変だと思います。景気が悪くて就職には不利。それでも現実を直視して、ポジティブな要素を探すしかありません。
    一つ言えるのは、往々にしてキツい時代を生き抜いた人の方が、後で伸びるということ。「バブル世代」という言葉がありますが、景気が良いときは、採用や仕事の基準が緩くなるので、その後の成長に支障が出ます。しかし景気が悪くなると、「それでも何とかしよう!」と頑張った結果、筋肉質になる人が多い。だから皆さんは頑張りさえすれば、後に「黄金世代」と呼ばれる存在になれる可能性があります。
    そして入社後もビジネスパーソンとして伸び続けるために、若い人たちに大切にしてほしいのは「素直さ」です。当社の場合、機会を与えたり、つくり出したりすることによって若手を成長させようとしていますが、どんなに環境を整えても、素直にチャレンジしてもらわなければ、せっかく成長機会があっても全く意味がありません。
    例えば新会社の設立を「頼むぞ!」と任せたなら、「はい!」と応えて何とかしようとする。それが素直ということです。ひねくれていると、「この市場に対してこんな規模でできるわけないじゃないですか」などと言って、言い訳ばかりで結局何もやらない。
    これでは伸びる前に終わってしまいます。今は変化の激しい時代ですから、柔軟性を持つためにも素直さは大切です。頭でっかちは、何の役にも立ちません。
    でも、自分の若い頃はどうだったかな……。麻雀が強かったので、だまされにくかったという意味では、あまり素直ではなかったかもしれないですね(笑)
    就職のときは、いろいろな人がアドバイスしてきますから、どれが正しいかなんて結局のところは判断がつかないと思います。この特集でも、僕と全く正反対のことを言う方もいるでしょう。元も子もありませんが、最後は自分の直感に頼るしかありません。自分で選んだという感覚さえあれば、失敗したって後悔は減る。自分を信じて、この逆境を乗り越えてください。
    もし自分が今就活生だったら、どうするでしょうね。少なくとも、狭き門になった大企業を受けようとは思わない。採用人数を減らしているということは、その会社の属している業界の景気が悪いということですから。こんな状況でも調子が良くなっている会社を探すか、それが本当に少ないなら、自分で会社をつくることをやっぱり考え始めるかもしれませんね。