ナナ散歩だよナナ散歩だよ2020年04月23日 10:05 働き方の本質である 生き方の選択が 個々人に直接問われている ウイルス社会… 上方社会から 冗報が爛れ出し ONOFF情報に 振り回されてる間に… バベルの塔が 蜘蛛の糸で ぶら下がっている世界で 安住していたみたい… 邯鄲の夢を いつまでも 見ていられない… 大自然の咳払いが 木霊する朝に…。
ナナ散歩だよナナ散歩だよ1年前眠い夜ぼんやりと外に目をやると夜桜ならぬ 夜牡丹…大輪の牡丹の根元から艶やかな葉の芍薬が蕾となって立ち上がってきているどうして?よく見ると葉の形が違うよね…かれこれ何年目だろう今年初めてやっと花が咲いたけど…卯月はじめたエイプリルフールの真実…ぼんぼんぼんやり寝巻きのボタンの掛け違いありゃありゃもう寝ようおやおやカミナリが鳴ってるよ!うちの神さまは寝てるのに…617
ナナ散歩だよナナ散歩だよ1年前家の前の静かな生活道路をナナと歩き始める見上げれば桜並木の空模様雨にも負けず風にも負けず走り出すナナを包み込むように桜の花びらが舞い降りてきた…ひとひらの命が手のひらをすり抜けて大地を一瞬緋色に染めた…静まり返ったピアニッシモの感限りなく淡い涙色の想い出と反逆の音階を彷徨い立ちはだかる父壁の軋轢…走馬燈のように眩暈が光年を駆け抜けてゆくそして無情にも日常が時を刻み始めるのだ… 210
ナナ散歩だよナナ散歩だよ11ヶ月前あっちの木で一声ホー・・ホケキョ…こっちの木で一声ホウ??ホケキョ!木々の新芽に春を告げて渡りゆくホトトギスの声大地は震え樹草は目覚め慌てて新緑が拡がってゆく騒がしい沈黙の世界は針のない時計仕掛け永遠を一瞬で駆け抜けてゆく僕の思考も剥き出しの生命に飲み込まれ吐き出されてゆく生きている代償として五感を研ぎ澄まし出会わぬ生命の態様に感謝の念を送り続けるとしよう何れまた生命の波間に帰り着くまでは… 17
ナナ散歩だよナナ散歩だよ11ヶ月前今年もシャクナゲが紅いボールを投げてきたヒヨドリがヘディングよろしく頭ごと突っ込んで蜜を吸いまわるもうすぐ花バチも参戦し脚ポケットいっぱいに蜜を集めてまわり…ときどきメジロも観戦するひと口サイズの蜜を吸いながら…賑やかな シャクナゲ ・ワールドカップ始まったばかりだね… 29