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みつお

今朝の日経新聞[交遊抄] あまりにも強烈! 今村司 つかこうへいさんのエッセーにも登場し、時代の風雲児として憧れていた幻冬舎社長の見城徹さんと初めてお会いしたのは、私が日本テレビにいた約10年前。社長室でダンベルを持ち上げながら「人生は祭りだ。俺、熱狂しながらもうすぐ死ぬからな」が第一声だった。あまりにも強烈な個性に魅了された。 年に数回は食事をご一緒する間柄となった今でも、自らを徹底的に追い込み、仕事や生き方に妥協しない姿、小説や映画に対する情熱に触れるたび、ハッとさせられる。緩んでいる自分に気づいて背筋が自然と伸びるようだ。「ひんしゅくは金を払ってでも買え」「薄氷は自分で薄くして踏め」。無関心からは何も生まれず、まずは首を突っ込むことが大事で、ぎりぎりまで考え抜かねば幸運はつかめないとの教えだ。10歳上の先輩から投げかけられる言葉はいつも刺激に満ちていて、畏敬の念をおぼえる。 球団の将来を考えると、野球を大きな柱に据えつつ、ブランド力を生かしたエンターテインメントビジネスとして枝葉を広げていくことが大切だ。見城さんから授かった「薬になりたがって良い人を演じるな。毒になることを恐れず、迷ったら前へ出ろ」の言葉を肝に銘じて、新たな挑戦にまい進していきたい。(いまむら・つかさ=読売巨人軍社長)

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