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ちゅーそん
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「あるヤクザの生涯」石原慎太郎著 石原慎太郎さんが、安藤昇を一人称で書き上げた、全ての男を魅了するあるヤクザの物語。 「暴力はこちらも死ぬ覚悟で使わなくては本当の役にはたたぬ」男の面子を通すため、吐いた唾は呑めぬヤクザの世界で安藤昇はしのぎを削る。そこに集まるのは西原健吾、ステゴロ最強の花形敬。拳銃に女。受け入れざるおえない敗戦という事実を抱え、戦後の混沌とした東京で、愚連隊の安藤昇は頭角を表していく。何本のも映画ができてしまうような抗争、面子の張り合い。一つしかない命をかけ、後戻りのできない道を進んでいく。 「世の中は駕籠に乗る人担ぐ人、そのまた草鞋を作る人、の限りでいいのだ。」なにももたざる人、安藤昇が徒手空拳ですでにもつ人に命をかけて向かっいくその姿は、男ならば誰しも憧れるだろう。戦後が作り上げたモンスターは多くの人の記憶となり、90歳でその生涯を終える。 石原慎太郎さんは、若い頃にヨットハーバーで西原健吾と偶然会い、それから懇意になり花形敬、安藤昇とも交流があったという。「太陽の季節」からも窺えるが、二人が意気投合するのは必然であり、そういった引力がお互いにあったのだなと思えます。新しい言葉との出会い、漢としての振る舞い。またひとつ新しい出会いに触れることができました。

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ちゅーそんのトーク
トーク情報
  • ちゅーそん
    ちゅーそん

    [ビストロ白樺]に伺いました。
    私たちの話にも入ってきてくれて、場を和ませてくれます。
    鉄板で調理された素敵なお皿に盛られた料理は、いづれも美味しく感動します。
    青森の食材もあり、月館シェフご出身の青森を感じることもできます。
    一皿一皿味わいながら、席を共にしている二人と感想を話し、会話も弾み笑顔の絶えない貴重な時間を楽しませて頂きました。
    次回は、ワインも一緒に。
    美味しい料理にお店のおもてなし。いくつもの素晴らしい積み重ねが、会食を楽しくし、かけがえのない時間へとさせるのですね。
    美味しかったです。ありがとうございました!

  • ちゅーそん
    ちゅーそん
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    本日、解禁。
    眼科での検診も良好。
    しっかりとした味。
    飲みやすくて美味しい。
    あっという間に酔ってしまいました。

  • ちゅーそん
    ちゅーそん
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    中学生の時、毎週月曜日に[ろくでなしBLUES]を読んで、喧嘩が強くなった気になった。高校の時、毎週水曜日に[特攻の拓]を読んで、喧嘩が強くなった気がした。
    755を拝見して、自分もそういう世界のそばにいると思ってしまうことがある。でも実際には、ドメーヌ・ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェプルミエ・クリュを口にする機会なんてない。

    [足るを知る]

    「足るを知る」の意味は、身分相応の満足を知ること。自分の置かれた立場や今の状況などを指しています。
    「足る」とは、十分であること・満たされていること。それが身分(自分の今の状況)にふさわしい満足感、という意味を表しています。したがって「足るを知る」とは、現在の自分の状況に満足する、今目の前にあるものに対して感謝する、という意味。

    [おかれた場所で咲いてみろ、まずは目の前のことと格闘しろ]
    [厨房の哲学者]の脇屋友詞さんの著書。見城さんが脇屋さんの本に向けて語られた言葉。

    努力なくして、楽にそこにいるわけで決してない。なった気になるより、そのことを知り得れる、この755に感謝して、目の前のことと格闘することだ。

    [読書という荒野]の見城さんのサイン本。これが見城さんとの距離が一番近い宝物である。そこにある、「正面突破!」。この言葉を何度も見返している。