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AKB本箱ヲじ

#HKT48とNGT48の経営統合について (続き) 4.今後心配なことまたは恐れること   あの騒動のさなか、特に会社側の打つ手打つ手がピント外れの悪手となっている時、私はこう言った。そもそもが経営トップの社長がビジネスを仕事と捉えずにマネーゲームと捉えていることが底にあるからではないのか、と。現に社長は自分の資産を海外に移しているとの噂も聞いた。   ところで新会社Sprootの社長渡邊洋行氏はベンチャービジネス・ベンチャーキャピタルの担い手として大変優秀な方らしい。即ち現代金融資本主義の寵児とも言える訳である。換言すればマネーゲームの達人ということである。おや、これまた即ち吉成夏子氏と共通するところがある、ということか。   私が心配し、恐れているのはしかしそこではない。この方はご自身が手掛ける事業に対しては真剣に取り組む方で実に気配りの出来る方ではないかと勝手に想像している。そう思える根拠がある。がそれは言わない。   何を心配し、恐れるのか。再三書いて来たように新たな関係者の皆さん全てが社外取締役まで含めて、現代的なデジタル領域に意欲をもっている方、あるいは得意とする方のようであるということ。これはもしかしたらAKB文化に馴染んできた、のみならずメンバーと一緒になって作ってきた古くからのヲタクにとつて、両刃の剣となりはしないか、ということだ。それはHKTヲタクでもNGTヲタクでも同じ事だ。   言うまでもなくコロナ災厄以後のエンターテインメントは大きく変わって行かざるを得ないだろうというのが衆目の一致するところである。そこまでは良い。   そこまでは良いのだが、AKB 48グループには創業当初から始まり、長い歴史を通じて創り上げてきた特有のコンセプトと文化がある。将来、ただ単に握手会がなくなるのではないかと心配するということではなく、AKB文化そのものまで否定される方向まで行ってしまうのではないか、と恐れるのである。   若いフアンが疑似恋愛として楽しむだけではない。子や孫が成長していくのを愛情を持って見守り、会いたいときにはいつでも(正確にはいつでもではないが)顔を見に行って励まし、笑い合うことが出来る。それがAKB文化である。決してただ歌とダンスをデジタルコンテンツとして配信すれば良いというものではない。「デジタル領域のスタンダードを構築する」のは良い。がそこにのみ全資金・資材・人材を投入し続けて総合的なAKB文化が失われて行ってしまうのは困る。実に困るのである。    5.結び   以上でこのニュースを聞いて感じたことをほぼ述べることが出来たかな、と思う。序で述べたように素人の誤った思い違いなどあったらご指摘いただければ幸いである。   会社が変わっても、経営者が変わっても、営利企業・私企業としての活動は当然のことながら、可能な限りメンバーやフアンの意思や気持ちを尊重していただければ有難い。   フアンのほうも、各グループヲタクが口汚く罵り合うのはいい加減やめて欲しい。そしてそれ以上に、一生懸命に純真にがんばっているメンバーを誹謗中傷するようなことがなくなることを願う。            以上          AKB本箱ヲじ           2020.5.29

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