いわゆる地下アイドルって本当に近い。ライブ前から普通にその辺にいてファンと話してる。今回のライブハウスは裏口もなく、アイドルたちもファンと同じ入口から入りファンの中を抜けてスタッフルームへと入っていく。こういう近い距離感を当たり前となってくるともうメジャーアイドルの追っかけは出来なくなるのかも。 ライブ前から話せるので、初めてだというのを伝えると、終わったら感想を聞かせてと。厳しいことでもかまわないと。それもふまえて。。 ライブ前日にyoutubeで過去のライブ映像を見た。その時は、パフォーマンスがとか歌がとか色々思うことがあった。AKBGとも比べていた。良さより悪いところばかり目立った。 そしてライブ当日。ライブ前からメンバーがファンと交流してる姿を見ていてAKBGとの距離感の違いを感じてこの辺りからわたしの中で何かが変わった。変わったというより初心を思い出したのかもしれない。 そんな中でライブが始まりずっと静かに見続けた。後になって気づいたのだが、結果的に良いところしか探そうとしてなかったのだ。例えば恋愛。自分が好きになった人のことって、良い部分しか見えてないですよね。それが友達になれたりつきあったりすると今度は悪いところが気になり始める。今は好きになろうとしてる目だから自然と良いところしか見てない。結果的にライブ終わりに伝えたことって良かった感想になったわけだが。実際、この日観たライブの方が映像で見るより歌もうまかったしパフォーマンスも良かった。 観てるうちに気づいたのだが。 AKBGのように16人、あるいはもっと多数でのパフォーマンスは、フォーメーションだったりシンメ、アンシンメ等々見せ方も多様になるし決まると美しい。でも2人とか3人とかだとそういう見せ方とは異なってくる場合がほとんどでそもそも比べることが違うんだとも気づいた。 今回を通して自分自身も勉強になった。AKBGをずっと見ていてコンサートや劇場公演を見て、良い部分を見ているつもりでもついついあら探ししてる自分もいて、あれがダメ、これが悪かった、なんてことを思うことが多くなってた。恋愛でいうと付き合うようになり悪い部分が気になり始めたってやつかな。こんなだといつか嫌いになるだけだ。悪い部分は、我々が言わずともスタッフさん側で分かってると思うし言われてる。それをファンの立場からメンバーに握手会とかで言うのは違う。メンバーから聞かれたのならまだしも。もちろんそういうことをわたしは言ったことはないけど。 総じて感じたのは、メジャーアイドルと地下アイドル、そのファンたちは基本的に交われないかなと。地下アイドルファンがメジャーの現場で同じような沸き方をすると叩かれる。メジャーファンが地下へ行くとひく。もしくは近さにやられて浮上してこなくなる場合もありそうですが(笑) 縁あって今回はメリバの皆さんを観て話もたくさんさせていただいたので、機会があればまた行きますが、誰推しとかではなく箱としてみんなを応援しますよという感じかな。しかも最後列で静かに見守る感じ。 色々違いはあるけれど、一生懸命なのは同じなんだ。感動したし大切なものを取り戻せたし行って良かった。 今回は3人のうち2人の生誕ライブだった。12月8日はもう1人の生誕ライブがあるそうなので、そこも行かないと「箱で応援」とならないので行こうかなと。 ただ、わたしはAKBGの距離感の方が好きなので、地下に潜ることはない。