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タクマ

7【YouTube】見城徹×有本香 27:31〜32:25 有「そうなんですよね。私実は先月の月刊hanadaに、私毎月コラム書いてるんですけども、そこに安倍さんのことを、騎虎の勢いという虎の話で、あの時は見城さんと一緒に食事していた時の話を書きました。見城さんの名前はそこに登場させてないんですが。実は2018年の総裁選の後、食事をしてて、いよいよ3期目ですね、みたいな雰囲気になって、その時同席してたある人が『麻生さんとの関係はどうなってるんですか?』と。つまり安倍さんと麻生さんとの間にちょっと隙間風が吹いてるんじゃないか、という非常に下衆な噂が当時あったわけなんですよ。それはどうなんですか?と聞いたら、『麻生さんと自分というのは盟友なんてもんじゃなくて、運命共同体だから、麻生さんが自分を裏切ることは絶対にない』と言ったんですよ」 見「それは僕は外から見ていて本当にそう思いました。ただ財務省、財務大臣で、アベノミクスっていうのは」 有「対財務省ですからね」 見「そうなんですよ。というのはあったけれども、麻生さんと安倍さんは鉄板でした」 有「そうですよね。だから麻生さんが自分の寝首を掻くことは絶対にないんだと。ただ自分がもし病気とか何かで弱くなってきたと見えた時には、政治家ってのはみんな肉食だから、取って代わる動きは出てくるよね、という風に言ったんですよ。その時に蒋介石が『権力は虎だ』って言ったことがあると。それはどういうことかっていうと、虎ってのは乗ってると振り落とされたらその瞬間食われちゃうんで振り落とされないようにしなきゃいけないというように必死にしがみつくでしょ、これが権力だ、という意味で蒋介石は言ったんだよね、という話をされた。これは随所に出てくる騎虎の勢いということを引いて蒋介石は言ったんですね。それで安倍さんに『私は権力ってあんまり分からないんだけども、安倍総理はそう思われますか?』と聞いたら、んー?って言って、『あれは言い得て妙だなとは思うよ。ただ、要するに仮に自分が振り落とされそう、アイツもう虎に乗ってられないなと周りに見られた瞬間、自分に取って代わって虎に乗ろうとする人間があちこちから出てくる。そういう感じはする、今の自民党でも』っていう風には言いましたね」 見「で、俺の会食ってのは、どこに、何で出てくるの?」 有「見城さんの名前は原稿にはあえて書かなかったんですよ。あの時にご飯を食べて、そういう話をした。私はずっとあの話をなぜか知らないけど思い出していて、安倍晋三というのは虎に乗っていた人というよりも彼自身が護国の虎だっただろう、と。国のことを常に考える。で、その虎がずっと日本を思って疾走して、そしてみんなの前から去って行ったと。だから虎って要するに、虎は死して皮を残すと言いますけれど、安倍晋三が残した皮っていうのは、それこそ吉田松陰の大和魂だろうと」 見「大和魂ね」 有「まだあの時の言い方っていうのは権力の話をしてるんですけど、権力者である安倍さんがものすごく他人事みたいに話してた」 見「だから君はあの『留め置かまし大和魂』のことを書いてたんだ、君が。吉田松陰の辞世を」 有「そうです、それです」 見「なんだっけ。『身はたとえ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂』」 有「あの時の話ってのは見城さんと一緒に食事をしてた時なんですよ。見城さんと安倍さんともう1人の人と私と4人で」 見「4人で飯を食ってる時に」 有「そういう話をしたんです」 見「あれ、俺まったく覚えてない」 有「虎って言うのはね、って安倍さんが言って、虎に乗ってると振り落とされちゃうでしょう、という話になった時に私が『それ騎虎の勢いですか?』と聞いたら、そうそうそれそれ、みたいな。だからものすごい教養があるんですよ」 見「ものすごく教養がありますよ」 有「だからそういうこう喋ってると必ず、漢籍の話が出てきたり」 見「小説を読んでたり、中国の書をちゃんと読んでたり、映画を見てたり、すごいするんです」 有「だから普通政治家ってそういう話できない人が多いんですよ。普通っていうか今の政治家はそういう話ができない人だらけなんですけど、安倍さんは例外的に非常にその種の教養に広かった」

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タクマのトーク
トーク情報
  • タクマ
    タクマ
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    [ミロ・カイムキ]ハワイ旅行の最終日に行かせていただきました。見たことのない美しい料理が次々に運ばれてきて、その全てがあまりにも美味しく、終始感動していました。
    最終日ということもあり感慨深く、涙したのは今思い返しても赤面します。

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    見城徹見城徹

    「出来るか?出来ないか?」ではない。
    「やるか?やらないか?」だ。
    「前進か?死か?」。待ってろよ。
    絶望から苛酷へ。押忍!

  • タクマ
    タクマ

    「絶対やってやる」と呟きながら開いた755で、見城さんのトークルームに行かせていただくと、こちらのお言葉を投稿されていました。
    挫折やスランプという言葉を耳にすることがなぜか最近多く、意識の中にずっと残っていましたが、まだまだ覚悟が足りないなと思いました。挫折やスランプを感じるほど熱狂できてるか?いや、絶対にできてない。「前進か?死か?」見城さんがそう言うんです。僕の覚悟はまだまだ足りません。
    後ろからピストルの銃口を突きつけられながら進む覚悟を持って、生きていきます。押忍!