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メロン兄

エピローグ 戦いが終わり、俺とベルトさんは屋上にいた。 「進ノ介、懐かしいなあこの場所は。」 「ああ。そうだな。もう吹っ切れた。ベルトさんと別れても大丈夫だって。きっと俺の心の中にまだベルトさんはいるって信じてるからな。」 「はっはっは。またいつか会える日まで、さらばだ進ノ介。そろそろ私は元に戻る。」 「そうか、ありがとな、ベルトさん。俺もまた会える日を楽しみにしてるぜ。そういえばさっきトライドロンとライドブースターを出したのって…」 「私だ。グッバイ、進ノ介。」 そしてベルトさんの意識は消えた。元の場所に戻ったようだ。するとベルトもはずれ、壊れた。まあ未来からきた量産型だからな。こうして俺はまた仮面ライダードライブではなくなった。 それから全てのロイミュードの人間らは逮捕された。瀬戸と桐原ももちろん逮捕された。そして残りのバイラルコアも全て回収された。 剛が言った。 「進兄さん、究ちゃんが調べてくれたんだけどさ、瀬戸らは、『黒の菩提樹』っていうテロリストと繋がってたみたいだぜ。セイヴァーシステムがどうのこうの…」 「黒の菩提樹!?まあ人間の悪は俺たち警察が潰す。」 そして本願寺さんもきた。 「泊ちゃん、今回の事件は、本当にご苦労様でした。」 「本願寺さんこそ、ありがとうございました。」 「これからも頑張ってくださいね。」 「はい!」 俺は家で思い出した。エイジに何かを受け取っていたことを。 「手紙だ。」 手紙だった。 「『父さんへ。 僕は父さんと戦えてよかったよ。未来では父さんは刑事をやめてしまうんだ。また敵は現れるけど仮面ライダードライブは僕が継いでるよ。過去で父さんに会えて本当に嬉しかった。母さんと父さんの間に生まれて幸せだよ。未来でまた会おう。えいじ』…ああ、また会おうな。」 すると玄関からドアの音と声がした。 「ただいまー。」 霧子だった。 「おかえりー!」 すると霧子は中に入ってきて言った。だが霧子はうつむいたような顔だった。 「あの…」 「どうした霧子。」 「わたし…」 「ん?」 「妊娠したようです…」 「本当か!」 おわり

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