2024の初日の出
正月は最強開運日と聞いてめでたい気分も高まっていたところに能登の地震。
支援が遅々として行き届かない事に胸が痛くなる。
3.11の時は2週間後にボランティアで現地に入った。その時点で道路は通行可能に整備され、支援物資も行き届いていた。
あちこちに瓦礫の山があり、建物内を掃除する作業をした。津波が内部まで押し寄せた老人ホームでは、ヘドロが床を覆い、畳やオムツが水を吸ってとんでもない重さになっていた。冷蔵庫の中身も米櫃の中身も腐っていた。外は漁港から漂う腐った魚の匂いが充満し、風が吹くたびに乾いたヘドロの表面の砂が舞って、目を開けていられない。
あの日の記憶が蘇る。
どうか、支援が早く行き届きますように。
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