SNSを通じて社員に暗示をかけ、やる気を出させるという夢を見た。自分がやる気になるのは簡単だけど、大勢をその気にさせるのは難しい。その悩みがそのまま夢になっている。 今日部下に話そうと思っているのは仕事は漫画と同じという話だ。弱い奴が困難を乗り越えて、ライバルと競い合いながら成長し、そして最後に自分の目標を達成するというのが読者を熱狂させるんだよという話。 例えばインターハイを誰一人目指そうとしない『スラムダンク』を誰が読むのか、中華統一を目指さない『キングダム』を誰が読むのか、誰もそんなもの読まないだろう。つまりは計画や目標を本気でやろうとしないあなたの姿など何の魅力もない、そして何よりあなた自身が自分に魅力を感じないだろう。で、あなたはどうするの？今のままで良いのか？そんな話をするつもりだ。 小説とか漫画みたいな虚構作品にはむしろノンフィクション以上に物事の本質が詰まっているなぁと最近強く感じていて、その理由の一つとしては虚構作品が単純明解に面白くなくてはいけないということなのかなと。それとテーマが明解に提示されていないと何がしたいのか分からなくて、読み手や視聴者が混乱するから、極端な表現でテーマが表現されている。この極端な思考が本質を剥き出しにするのも虚構作品の効用だと思う。 ただし最終的には虚構は虚構であって、しっかりと現実に根ざした話もしないと、それは漫画の中の話でしょと言われるから、人類が月面着陸を目指した事でどんな効用があったのかとか、そういう話も同時にしなくてはいけないのだけれど、やはり漫画みたいなわかり易さはない。単純明解、極端な思考で物事を捉えていかなくちゃいけないと最近つくづく思う。