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きのしたのトーク
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  • きのした
    きのした

    虚像を祭り上げられ遠くへ行った本当の自分はもう自分ではなくなっている。そんな壇上であられもない姿になる自分が違う人間なら良いのにと思ってやまない。
    だって、そこにいる私は通りすがる能面のような顔をした人びとに嘱望されているのだから。
    「生きる」ということはどの時代においても窮屈だ。どんなに自由を歌ってもそこにはもう自由はないのだから。
    あそこにいる私はメシアのように映っているのだろうか?現代のヒーローに見えているのだろうか?
    ゆっくりと細かく微塵切りされていく食物を見るかのような目で見ているだけだ。削られていく生命を見て「救われた」と言っているだけだ。
    人は残酷だ。
    もういいよ。
    そのステージにいる自分に手を差し伸べた。
    また自由をひとつ失くした。

  • きのした
    きのした

    結論、彼女は彼女を超えていただろうか?
    あの表現ができるのは彼女の武器だと思う。曲に寄り添い、リスペクトも感じた。
    彼女はいつも自分という表現者を超え、置いていくほどのこの世あらざるパフォーマンスを見せてきてくれた。
    だが、今回はどうだろう。
    圧巻、痺れたなんぞ分かっている事だ。そんな御託の域を超えるからこそ彼女なのだ。
    今の域が彼女の到達点だとは思わない、思えないからこそやるせない気持ちで悔しいとさえ思ってしまった。
    こんなものじゃないだろう?
    もっと狂ったあなたをみたいとみんなが渇望しているんだ。
    消費されるな。悦に浸らせろ。

  • きのした
    きのした

    櫻を見ていて思うのは結局、欅あっての櫻ということ。
    影を失くそうとするのもわかる。けど、どこまでいっても欅はみんなの心の中にあり続ける。
    こちらも穿った目でしか観れないのも承知だが、そういう目線に晒されながら櫻が存在するのだ。
    結成からの1年を見ても徐々に欅の枷は外れてきている。
    もう、置いていくしかないのか?
    なんだか切ない。

  • きのした
    きのした

    その中でも、守屋も梨加のセレモニーは櫻だからこそ成立した時間だった。
    これで良かったと自分に言い聞かせるしかない。

  • きのした
    きのした

    アイドルという嘘偽り、偶像を生きなければいけない事を受け入れた少女たちは真実を唱え喉元に突き刺してくる少女に耐えきれなかった。いや、真実という刃を向けた少女が耐えられなかったのだ。
    そりゃ、偶像になりにきた少女たちには酷なものだっただろう。
    あの数年は少女たちに何をもたらしたのだろうか?
    掻き消したい幻だっただろうか?

  • きのした
    きのした

    コンフィデンスマンJPプリンセス編を観た。
    ラスト◯◯分からの衝撃のラスト!というような謳い文句が叫ばれる中、この作品はラストシーンの為だけに作られたと言っても過言ではない素晴らしい作品だった。
    ダー子たち含む観ていた人たち全員がまんまと騙され、この作品に絶大な拍手を送っただろう。

    プリンセスを演じた関水渚さんは純真な眼差しと心を全面に魅せる演技がとても素晴らしかった。
    本当に大丈夫か?
    このままでいいのか?
    いくつもの疑問符を投げかけられてもコックリと頷く。
    人は些細な機会や環境の変化で一変する。
    それは、その人自身の根幹にあるものを大切にして貫けていけるかだ。
    どんな悲劇の待つ未来が垣間見えていようと飛び込む事が出来るかどうかで、些細な機会をものにし、自身の環境を変えることができる。
    そして、その変化をがむしゃらに立ち向かえられるかで劇的な勝利を掴むことが出来る。
    ただ、やるかやらないか。目の前の暗闇に一歩を踏み出すことができるか。
    コックリはそれをやってのけた。
    ただそれだけなんだ。

  • きのした
    きのした

    鏡の中を覗いても 羽根ひとつも見つからないけど
    空を待ち焦がれた 鳥の急かすような囀りが聞こえる
    鉄格子みたいな街を抜け出す事に決めたよ 今
    それを引き留める言葉も 気持ちだけ受け取るよ どうも有難う

    失うものや 諦めるものは 確かにどれも輝いて見えるけど
    秤にかけた 自分で選んだ 悔やむ権利も捨て去ってた

    翼は動きますか?本当に飛べますか?
    YesもNoも言わずに真っ直ぐに空を見てた
    鳥の名前はラフター ケージを壊した
    YesでもNoでもなくて 飛びたいとはしゃいでる声だけで
    膝を抱えた昨日までの自分を 乗り越えたラフター 今日も歌い続けた
    自分自身に勝利を告げるための歌

    本当の正しさってものを 風の強さに問い詰められて
    行くべき道を逸れて 他の鳥の航路へ迷い込むこともある
    乱気流の中でさざめく 光の粒を探して ほら
    たとえ紛い物だったとしても 自分にとっての正しさを
    創造してみるよ 大事にするよ

    人格者ではなく 成功者でもなく いつでも今を誇れる人で在りたい
    そんな希望抱き 未来図を描き 手放さず生きていたいだけ

    現実は見えますか? 保証は出来ますか?
    YesもNoも言えずに答えに詰まっていた過去を
    背に乗せたラフター 予想を覆した
    ゴールや距離ではなくて 絶えず響いてた声こそが
    孤独な夜にサーチライトにしてた あの光だった 今やっと気付いた

    前例のない大雨に 傘も意味を為さない それでも胸は熱くなって
    海鳴りよりも強く 稲妻よりも速く 羽ばたいて前途を目指して

    翼は動きますか?本当に飛べますか?
    YesもNoも言わずに真っ直ぐに空を見てた
    鳥の名前はラフター ケージを壊した
    YesでもNoでもなくて 飛びたいとはしゃいでる声だけで
    膝を抱えた昨日までの自分を 乗り越えたラフター 今日も歌い続けた
    自分自身に勝利を告げるための歌

  • きのした
    きのした

    コックリもといミシェル・フウは鉄格子のような街を抜け出し、大空を羽ばたいた。
    Official髭男dismの「Laughter」が心に染みる。

  • きのした
    きのした

    ロマンス編の主題歌「Pretender」も作品を観た後ではとても素敵で綺麗な飴細工のような恋だと思わせるな。