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#ドラッカー

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  1. #プロフェッショナルの条件
  1. Eri

    【💡もっとも重要なことに集中せよ】

    「成果をあげるための秘訣を一つだけあげるならば、それは集中である。成果をあげる人は、最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしかしない。」

    今日から読み始めた本📚
    『プロフェッショナルの条件 』
    P・F・ドラッカー著が素晴らしく面白いので、
    仕事をする上での助言になりそうな部分を備忘録も兼ねてシェアします。

    ◇忙しさに身をまかせるのではなく、成果をあげることに力を入れるためには、継続的な努力が必要となる。

    真に生産的な半日、あるいは二週間を手に入れるためには、厳しい自己管理と、Noと言えるだけの不動の決意が必要である。

    自らの強みを生かそうとすれば、その強みを重要な機会に集中する必要を認識する。
    事実、それ以外に成果をあげる方法はない。
    二つはおろか、一つでさえ、良い仕事をすることは難しいという現実が、集中を要求する。

    ◇かえって、いかなる成果もあげられない人の方がよく働いている。
    成果の上がらない人は、第一に、一つの仕事に必要な時間を過小評価する。すべてがうまくいくものと楽観する。だが誰もが知っているように、うまくいくものなど一つもない。予期しないことが、常に起こる。しかも、予期しないことは、ほとんど常に、愉快なことではない。
    したがって、成果をあげるためには、実際に必要な時間よりも余裕を見なければならない。

    第二に、彼らは急ごうとする。そのため、さらに遅れる。成果をあげる者は、時間と競争しない。ゆっくり進む。

    第三に、彼らは同時にいくつかのことをする。
    そのため、手がけている仕事のどれ一つにとも、まとまった時間を割けない。
    いずれか一つが問題にぶつかると、すべてがストップする。

    ◇成果をあげる人は、多くのことをなさなければならないこと、しかも成果をあげなければならないことを知っている。
    したがって、自らの時間とエネルギー、そして組織全体の時間とエネルギーを、一つのことに集中する。もっとも重要なことを最初に行うべく、集中する。

    ◇古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを強力に進める唯一の方法である。
    私の知る限り、アイデアが不足している組織はない。創造力が問題ではない。そうではなく、せっかくのよいアイデアを実現すべく仕事をしている組織が少ないことが問題である。
    皆が、昨日の仕事に忙しすぎる。

    ◇実は、本当に行うべきことは優先順位の決定ではない。優先順位の決定は比較的容易である。
    集中できるものがあまりにも少ないのは、
    「劣後順位の決定」
    すなわち取り組むべきでないしごとあの決定と、その決定の遵守が至難だからである。
    優先順位と劣後順位に関して重要なことは、分析ではなく「勇気」である。

    ◇延期とは断念を意味する。
    後日取り上げても、もはやタイミングは狂っている。タイミングは、あらゆるものの成功にとってもっとも重要な要因である。

    ◇集中とは、「真に意味のあることは何か」
    「もっとも重要なことは何か」という観点から、時間と仕事について、自ら意思決定をする勇気のことである。
    この集中こそ、時間や仕事の従者となることなく、逆にそれらの主人となるための唯一の方法である。

    #プロフェッショナルの条件
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