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#重力シンパシー公演

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  1. 風来坊

    オリジナルの新公演をSKEが始めるという発表があったときには、まだAKBの新公演として何をやるのかは公表されていませんでしたから、もしかしたらAKBもオリジナルの新公演をやるのかと、わずかばかりの期待を抱いたのですけれども、残念ながら、その期待は外れてしまいましたね。

    ただ、向井地美音がさすがだなと思えるのは、新チームA公演の演目として、チームサプライズの『重力シンパシー』公演を選んだことでしょうかね。
    この公演はパチンコ機の中だけでの公演で、いわばバーチャルな公演としてしか実施されたことがなくて、リアルな劇場公演としては行われたことがなかったのですよね。
    考えてみれば、目から鱗(うろこ)でしたね。
    まあもっとも、以前にNGTが、同じくチームサプライズ公演から、『勝利の女神』公演と『誇りの丘』公演を合わせたようなNGTアレンジの『誇りの丘』公演を行っていますから、そういえば、その手があったなという。
    しかも、今回は8人バージョンで始めなければならないというのもあったからなのかもしれませんが、セトリの曲目の順番を並べ替えたり、全体曲をユニット曲に変えたり、逆にユニット曲を全体曲に変えたりなどして、結構手を加えている。
    おかげで、既存の公演でありながら、かなり新鮮味のある公演に仕上がったのではありませんかね。

    正直なところ、観客側からしてみれば、お下がり公演の使い回しには、さすがにもう飽きがきているところがあると思うのですよね。
    おそらく、運営にしてもメンバーたちにしても、それは感じているのではありませんかね。
    だからと言って、そう簡単にはオリジナルの新公演などできるものでもありませんし、そこは本当につらいところなのだろうとは思います。
    そこで、何とか知恵をふり絞って出した結論が、今回の『重力シンパシー』公演だったのでしょう。

    ということで、いきなり、オリジナルではラストの曲である「女神はどこで微笑む?」から、本公演は始まるという……。
    普通に考えて、順当にノリの良い「重力シンパシー」から始まるかと思いきや、それを裏切って、「エッ!?」と思わせるような仕掛けを作るあたり、「やるな、向井地美音」といったところですよね。

    話はちょっと横にそれますけれども、この「女神はどこで微笑む?」は、『僕の夏が始まる』公演のセトリにも含まれていて、この曲と他に2曲、「脳内パラダイス」と「水夫は嵐に夢を見る」が、8人バージョンになったときにカットされてしまったのですよね。
    それが今もって不服で、せっかく良い公演だったのに、安易にカットなどしてほしくなかったですよね。
    確かに人数が少なくなった分、メンバーへの負担は増えるのでしょうけれども……。
    それは重々承知したうえで、観客の側からしてみれば、でもなぁ……、という気持ちにはなりますよね。

    話のついでに、「キンモクセイ」ですけれども、『僕の夏が始まる』公演では全体曲にしていたのを、この公演では、オリジナルの3人ユニットに戻していますね。
    もともとの3人ユニットによる「キンモクセイ」には、あまりお目にかかる機会がなく、『僕の夏が始まる』公演での全体曲としてなじんでしまっていたため、これもまたなんだか新鮮な感じがしましたね。
    まあ、個人的な好みから言ったら、『僕の夏が始まる』公演での全体曲のほうなのですけどね。
    いずれにせよ、いつ聴いても良い曲ですよね、「キンモクセイ」は。

    この「キンモクセイ」や「重力シンパシー」、「君のc/w」といったような、わりとなじみのある曲もいくつかありますけれども、全体的に見て、あまり披露されたことのない曲も多く、そういったことも新鮮味にとってプラスになっていますよね。

    向井地美音がどれだけ「新鮮味」ということを意識して今回の公演を考えたのかはわかりませんけれども、常に新しいもの、面白いものを見せて観客を飽きさせないことが、観客の心をつなぎ留めておくためには大事なことだというのは、あの世阿弥(ぜあみ)も『風姿花伝』の中で述べていることですからねぇ。
    いろいろと制約がある中、向井地美音はよく考え、よく練ったなと、感心することしきりの新チームA公演でした。

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