七色息子七色息子 降りたままの遮断機や鳴りっぱなしの警報機にすら意味を付け理解しようとする者たち。生産性を常に求め合理的な常識に身を置く者たち。すべての存在理由を問わずにはいられない者たち。
でも君は無機質に答えない。
理解しよう、と こちらから心を開いた者にとって、その姿は裏切りに映るだろう。どうして教えないんだ、どうして笑わないんだ、埒外にされ、理解できないという不快に耐え切れず、その狭量な好奇心は、その世の中の常識的な見解は、悪意の雷鳴に変わる。
だから初めから好奇心は敵だ。だからずっと無関心は味方なんだ。
理解することが愛か。
理解することは愛じゃない。理解できなくとも寄り添い傷つく姿こそ…。そこに感情は皆無だ。紙一重、永遠にこちら側で迷おう。
理解されることを放棄し、存在の証明を諦め、自分の生命(いのち)だけを表現する、そんな不器用な姿を守る避雷針。
無関心な眼差し向けられた無機質な避雷針を、哀しく想うのか、幸せだと思うのか、いずれにせよ、この愛は衝撃だった…。
渚沙超絶神推しのトーク
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