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見城徹

今朝の朝日新聞と日経新聞を読んだが、昨日の百条委員会の記事に唖然。何度も言うように政治とは現実との妥協の産物だ。相対的な選択だ。時には悪魔の選択をしなければならないこともある。しかも、結果はまだ誰にも解らない。あらゆる候補地を比較、検討し、都民が選挙で選んだ都知事が、科学者、有識者、専門部会の諮問を経、都議会の承認を得て、豊洲移転を英断した。土地交渉は辣腕の副知事に任せ、副知事はネゴシエーションの末に不可能だった豊洲の土地取得に成功した。案件が山積する都政にあって誰が10数年前の細かな経緯を記憶しているだろうか?84歳の脳梗塞を患った政治を離れて久しい老人にそれを細かに述べよというのか?ましてや百条委員会は記憶違いの発言をすれば罰せられる。東京都政に様々な改革をもたらし、長年に渡って東京都に貢献した事実を一言も触れず、ただ石原元都知事は無責任だと書き募るは如何なものか?権力を監視するのがメディアの役割の一つだとして、では、豊洲移転を決定した時、どれくらいのチェックを朝日や日経はしたのだろう?政治の世界で大きな決断と実行をすれば必ず批判に晒される。それを覚悟した上で、最大公約数の安全と平和と幸福のために英断をするのが政治家の仕事である。何もしなければ叩かれない。「都民ファースト」「情報公開」などと口当たりのいいことを言っていれば人気は出る。実態は「小池ファースト」「どうでもいい情報の公開」である。政治とは悪者になることを受け入れることでもある。7月の都議選に向けて過半数を取ることのみに腐心し、選挙の争点を作るために人気取り以外に何もしない小池都政こそ批判されるべきだ。

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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    おはようございます。
    今日は晴れ。

    ずっとかっこいい死に様を探してる。
    それまでに残された時間は後どれくらいあるのか。

    今のままではただの犬死にだ。
    誇り高く死ねる様
    少しでも長く握れる様
    今日を大切に生きる。

    今際の際を想像し、その時の自分に必要ないものを今から削り取っていく。
    そう考えたらほとんど何も残らない。
    消えて無くなるまでこの魂を磨いて磨いて磨き続けて、純度100%の鮨人間になるんだ。

    今日も朝日が祝福してくれる。
    ただ鮨に狂おう。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    新しいものが手に入ったら何かを手放す事になり、何かを手放したら新しいものが手に入る。

    そんなもんだよ人生は。

    別れは出会い。出会いは別れ。
    苦しみは幸福に変わり、幸福は苦しみに変わる。全ては表裏一体。確かな矛盾。

    良い事も悪い事も同じだけあるなら全て楽しむしか無い。

  • 見城徹
    さくらさくら

    三上さんの言葉にいつも鋭い刃を感じます。そしてその刃は他人に向かず三上さん自身に自ら向けてるように感じます。
    三上さんの文章で「ハッ」とさせられます。

    三上さんの言葉、文章は「刹那」を感じさせます。
    三上さん自身に向いてる刃なのに知らず知らずにわたしが切られてる………。

    素晴らしい言葉たち。

  • 見城徹
    見城徹

    今日のランチとディナーは楽しみである。この2つの会食で今日一日を生きて行ける。その場凌ぎもたまにはいい。度重なる逆風の中を耐え忍ぶ。