見城徹見城徹2019年10月13日 15:27「涙が涸れる」 吉本 隆明 けふから ぼくらは泣かない きのふまでのように もう世界は うつくしくもなくなったから そうして 針のやうなことばをあつめて 悲惨な 出来ごとを生活の中からみつけ つき刺す ぼくらの生活があるかぎり 一本の針を 引出しからつかみだすように 心の傷から ひとつの倫理を つまり 役立ちうる武器をつかみだす しめっぽい貧民街の朽ちかかった軒端を ひとりであるいは少女と とほり過ぎるとき ぼくらは 残酷に ぼくらの武器を かくしてゐる 胸のあひだからは 涙のかはりに バラ色の私鉄の切符が くちゃくちゃになってあらはれ ぼくらはぼくらに または少女に それを視せて とほくまで ゆくんだと告げるのである とほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ 嫉みと嫉みとをからみ合はせても 窮迫したぼくらの生活からは 名高い 恋の物語はうまれない ぼくらはきみによって きみはぼくらによって ただ 屈辱を組織できるだけだ それをしなければならぬ
見城徹14時間前三上雅博三上雅博死ぬ瞬間の自分の気持ちをよく考える。魂の研磨。磨いて磨いて磨き倒して、この歪な魂を少しでも綺麗な球体にしていく感覚。必ず訪れる死を前に、僕の魂が如何に美しく輝かしい球体でいられるかは、今日の自分次第なのだから。悠久の時を生きる大樹のように根を深く深く張り巡らせ、雨が降ろうが槍が降ろうが決して折れることのないように。死ぬまで生きる。1185
見城徹見城徹13時間前今朝、やり残したことを考えている。昨日のテレビ番組やこの1週間で送られて来た本の感想は送った。朝に連絡しても大丈夫な方々への電話は全て終了した。気になっている幾つかの案件の戦略をメモした。出社したらやるべきことを確認した。映画[四月になれば彼女は]の感想を755に書こうと思ったがやめた。僕にとっては「哲学的な恋愛映画だった。僕にはこの映画の映画評を書く資格がない」とだけ記しておく。僕の1日の仕事の半分は朝の10時までには終わる。やり残しはないと思う。これから朝食を食べて、会社に向かう。2006
見城徹見城徹12時間前歯を噛み締めながら、報われない気持ちを封じ込める。切なさと孤独に耐える。それが人生だと思えばいい。「忍びて終わり悔いなし」と言い聞かせる。辛くてこそ、人生!I Will Go to War!33500