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見城徹のトーク
トーク情報
  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    僕はグラデーションが好き。

    折り重なる山々だったり、
    海と空の境界線だったり、
    季節の移り変わりであったり、
    ゆっくりと移り変わっていく様に美しさを感じる。
    坂本龍一のピアノもそんな感じだった。
    グラデーションのような音色。

    鮨もいつもそうやって作ってる。
    口の中でゆっくりと味が移り変わっていくように。その物語を美しく感じている。
    鮪の鮨だったら、まず見た目でグラデーションであることを認識出来るようにしてあり、口に入れると上からゆっくりと融けていくように、それに合わせてどんどん鮪の味が強く強く強くなっていく。シャリはその物語が続く間、口から無くならないような食感にして、さらには噛み進め鮪の味が濃くなって行くと同時に酸味から甘味へ変わって行くように設計してある。最初はかなり酸っぱく感じるが徐々に噛めば噛むほど甘くなっていくシャリだ。
    脂=甘味。鮪はどんどん甘味から酸味に変わるグラデーションで、逆にシャリは酸味から甘味に移り変わっていくようにしてある。
    最後には渾然一体となった余韻を、2、3粒残ったシャリを噛みながら名残惜しむ。

    塩の当て方もそうだ。
    身に合わせゆっくりと濃いから薄いへ。

    グラデーション大好き。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    その鮪もその前に、冊のまま昆布出汁で表面だけに火が入る様湯通し、一瞬氷水に落としすぐ水気を切る。その後、火入れをしながら継ぎ足し継ぎ足し使っている漬けダレで数時間漬け込む。その時間は鮪による。
    その後、鮪を見てからシャリを作る。

    話は変わるが、このタレでいつか見城さんに卵かけ御飯を食べてもらいたい。

  • 見城徹
    三上雅博三上雅博

    ①薪で焼いたウインナー。
    ②天然本鮪だけを漬け続けた秘伝の漬けダレ卵かけ御飯。
    ③薪で焼いた鮭児かトキシラズのカマ。
    ④薪で焼いた秋刀魚か鰯。

    うちで普段はしないけど食べてもらいたい
    見城さん好きそうシリーズ。
    毎年春は桜鱒やトキシラズ。秋には秋刀魚や鮭児。冬はマスノスケを仕入れています。

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