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高架線のカフェテリア

#1475『乃木坂46のオールナイトニッポンは、そろそろゲストありきにしないか?』 今年4月より始まった「乃木坂46のオールナイトニッポン」皆さんはどう感じているだろうか?放送開始から半年が過ぎ、私の中では題材の提案に達した。 本題の前に、歴史を振り返るとしよう。 2010年4月〜2019年3月まで放送された「AKB48のオールナイトニッポン」は9年間の長きに渡り放送された。敢えてパーソナリティーの人数や企画は固定せず、紆余曲折はあったが、AKB48を身近に感じる事が出来る生放送であった。途中、選抜メンバーが出演する事は激減し、劇場メンバーのみが出続ける事で、その人気や反応は低下して行った印象は残る。そして2年前、明らかにテコ入れが始まり、話題性を狙ったある種の起爆剤的パーソナリティーの抜擢や企画が多くなった印象だ。その中の一つが「乃木坂46のオールナイトニッポン」であった。結果、その反響は分かり易くトレンドに現れて、気が付けばスペシャルウィーク(聴取率調査)の際には、AKB48に代わり彼女達がよく登場する様になった。 同じ頃、そんなANN第一部の下で、 2016年4月より「乃木坂46新内眞衣のオールナイトニッポン0」の放送が開始した。誤解を恐れず言おう。当時の彼女はアンダーメンバーで、知名度も低く、決して人気があるメンバーとは言えなかった。そして金銭的な理由から、アイドルとOLを兼任するメンバーでもあった。他局でラジオ経験はあったものの、ANN第二部と言えど、それは大抜擢と言える人選であった....だが、そこから彼女の快進撃は始まる。自らを「二推しの女」「埼玉生まれ」と自虐ネタをぶっ込み、これまでの乃木坂46には感じる事のないある種の爽快感を生んだのだ。そこには彼女の絶妙なトークスキル、実年齢以上の昭和感、そして深夜3時というマニアック路線がウケる空間が備わっていた。最もそれ以上に、彼女のANN0は、普段日の当たらない"アンダーの新内眞衣"というパーソナリティー(個性)が生んだ代物であった事が、この番組の源であったと確信する。それだけ、彼女のこの番組に懸ける情熱を感じていた。そもそも、この番組自体が「新内眞衣を選抜へ上げる為に」大きく作用した事は間違いない事実であろう。結果、2016年11月「サヨナラの意味」で1年4ヶ月振りとなる選抜復帰、そして2018年3月には乃木坂の活動が忙しくなった理由で、OL兼任を卒業。まさしく、乃木坂46・新内眞衣の人気と知名度は格段に上がったと言える。その後も彼女のANN0は続いて行き、2019年3月、第一部昇格と共にカルト的人気を博した新内眞衣のオールナイトニッポン0は、その3年間の歴史に幕を閉じた。 そして始まった、乃木坂46のオールナイトニッポン。そのパーソナリティーを任されたのは、新内眞衣であった。その発表に、私を含め多くのリスナー達は喜びを挙げた。だが、一方ではこんな意見も少なくなかった「他のメンバーも呼んで欲しいな」と。これまでの実績が評価され、新内眞衣をメインパーソナリティーに据える構成は納得の声が殆どだった。だが、ANN0は新内眞衣の番組であったのと異なり、第一部は「乃木坂46のオールナイトニッポン」であった事。そこに違和感を感じる新規リスナーは戸惑った。 そして2019年4月深夜1時、放送が始まった。いつもと同じ"らしい"放送だった。初回の緊張感は拭えないが、ほぼ深夜3時台と同じ構成やテンションで挑んでいた。だからこそ、私は思った。 「これは、厳しい戦いになる....」と。 だが、私はこの755でこうも語った。「これからの半年間でゆっくり柔軟して行けばいいんじゃないかな?」と。やっぱり、番組スタッフを始め新内眞衣にも3年間の手応えはあった筈。だからこそ、そのままのスタイルで挑みたいという気持ちが理解出来たからだ。だが、第一部に昇格する事で放送される地域は飛躍的に増加し、その分、多くの意見が飛び交う形にもなる。ANN0時代は応援の声の方が多かったが、今の時間帯になり、次第にそれは批判の対象に変わり始めた.... そんな中で、確実に盛り上がり、評判も良かったのが「乃木坂メンバーのゲスト回」であった。正直に言えば、私も通常回よりワクワクしている。それは、新内眞衣のスキルの問題では無いような気がする。辛辣だが、この第一部に於いては「ゲストありきでワイワイする」方が、場所として似合っていると思うのだ。 AKB48時代から続く長い歴史。こだわり以上に大切な事は"より面白く・より楽しく"を目指した先にあると思っています。寧ろ、どんなゲストでも上手く回せる新内眞衣だからこそ、この提案をしている事は言うまでもない。

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高架線のカフェテリア。48&46レビュー
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