福岡・朝倉などで7人の安否不明 九州北部で記録的大雨
7/5(水) 21:01配信
梅雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、九州北部や中国地方は5日、記録的な大雨となった。気象庁は福岡、大分、島根各県に大雨特別警報を出した。福岡県警などによると、朝倉市などで7人の安否がわかっていない。孤立した住民からの通報も相次ぎ、福岡、大分両県は自衛隊に災害派遣を要請した。
【写真】福岡県朝倉市山田の国道交差点は、濁流で冠水していた=5日午後6時30分、福岡県朝倉市山田、日吉健吾撮影
気象庁によると、朝倉市で5日午後3時38分までの1時間に観測史上最高となる129・5ミリの雨を記録。大分県日田市では午後6時44分までの1時間に87・5ミリを記録した。3時間雨量でも5日午後、朝倉市で261ミリ、日田市で186ミリと観測史上最高の値を記録した。東シナ海から湿った空気が流れ込み、積乱雲が次々と発生する「線状降水帯」ができたためという。福岡、大分両県では6日午後9時までの24時間に最大200ミリの雨が予想される。気象庁は引き続き、土砂災害や河川の増水に厳重に警戒するよう呼びかけている。
国土交通省九州地方整備局などによると、5日夜までに福岡県の添田町や朝倉市、大分県の日田市と中津市の少なくとも6カ所で河川が氾濫(はんらん)した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=2017***5-00000092-asahi-soci
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