見城徹のトーク
トーク情報見城徹 斉藤徹斉藤徹 こんなことを、昨日の帰りの飛行機の中で考えてた。
プレーヤー、マネージャー、経営者それぞれ優秀さの定義は、立場によってまったく違う。プレーヤーは成果を出すこと。マネージャーは人を通じて成果を出すこと。そして、経営者は未来に対して責任を持ち、適切なリスクをとることが、優秀さだと思う。成果を出せるプレーヤーが、マネジメントでは必ずしも活躍できない。マネジメントが上手な人も、経営者としてリスクをとれるかは別の話。リスクを避け続ける人に、経営はできない。でも、無謀に賭けに出る人もまた、経営者ではない。未来を見通す力と、最悪を想定する力。
迷いの中でも決める力と、責任を背負う覚悟。
そして何より、自分の恐怖と向き合う胆力。このバランス感覚を研ぎ澄ますことが、経営者としての筋力なんだと思う。優秀な経営者ってなんだろう?と考えたとき、優秀な経営者とは、適切なリスクをとれる人。僕の中では、この言葉が一番しっくりきた。