昨日は書きながら寝てしまった‥‥ さて、選抜発表で毎回のようにセンター候補として名を連ねるのが以下のメンバーだと思う。 【大本命】 白石麻衣 西野七瀬 生田絵梨花 生駒里奈(？) 次に次世代エースとして注目を集め、755上でも多くの人から「本命！」との呼び声高いのが以下のメンバー。 【本命】 堀未央奈 齋藤飛鳥 大穴として期待と注目を浴びているのは以下。 【大穴】 北野日奈子 樋口日奈 寺田蘭世 16thは橋本奈々未の卒業兼初センター楽曲として初のミリオンを突破した。 これまでほぼ順調に上り坂を駆け抜けてきた乃木坂46だけれど、次のシングルでもこの大台を突破できるのだろうか。 正直、難しいのでは？と思っている。 16thは「橋本奈々未の初センター楽曲」という期待値エンジンに加え、「橋本奈々未卒業楽曲」という分離式ブースターエンジンのオマケ付きだった。 じゃあ、「おそらく17thは出荷枚数や売上枚数が落ちるだろう」という仮定を立てて考えていくと、センターには【大本命】【本命】を持ってくるだろうか。 僕ならば否である。 仮にセンターに西野七瀬を置くとする。 西野七瀬推しは「待ってました！」と絶叫して、他のヲタクは「あぁ、はいはい。またなぁちゃんね。安全パイですね」という慢性的不満が募っていくのも目に見える。 では仮に白石麻衣ではどうか？ 彼女も人気メンバーでありながら、実はセンター経験は一度しかない。そして、橋本奈々未卒業後のシングルのセンターが白石麻衣だとしたら‥‥ みんなが100%思うだろう。 「もしかして、まいやん卒業!?(´°д°`)」 余計な不安を煽るので、まずしない。 するとしたら、「人気メンバー＋センター＝卒業」の図式をぶっ壊したいと判断したときだろう。 生田絵梨花は忙しい。 生駒里奈は新鮮味に欠ける。 最近の欅坂46の人気から察するに、やはり新鮮味は大切なのだ。特に凝り固まった乃木坂の選抜に対する不満が、欅坂で解消されたことで期待値と評価値が一気に上がったことは紛れもない事実なのだから。 では【本命】の堀未央奈と齋藤飛鳥のセンターはどうか？特に齋藤飛鳥は1月25日に写真集が発売するため、番宣でのTV出演が増えるだろう。なので、実は現実的な可能性として最も高そうだと感じているのは「齋藤飛鳥」であったりする。 でも、それじゃおもしろくなくない？ それに、もし仮定のように「17thは出荷枚数・売上が下がる」とすると、エース級を投入してその結果はどうあっても避けたいはず。 じゃあ、ここで【大穴】の登場か。 個人的にはこれも否である。 「ミリオン達成後のシングル」という重責を、選抜上がりたてのメンバーに任せていいのか。これから伸びていく若い芽を「大きくなーれ」と土から根ごとひっぱり抜いてくるようなもので、まだまだ養分が必要だと思っている。 (上記したことと矛盾するけれど、ひなちまは、いつでもセンターを任せられる気もしている。おしとやかで色気のある子だけれど、どこかしら「女は度胸」を地でいってそうな空気を感じるから。) なので【大穴】メンバーには、しっかりと踏み固めて整えた土の上でセンターに立ってもらいたい。 「じゃあ、結局センターは誰がいいのか？」というところへ話を戻す。 やはり「初センター」という冠は欲しい。そして仮に数字が落ちたところで、「今回の運営はかなり大胆なことしたよね」と思わせたい。そして、あわよくば連続ミリオンを達成したい。 【大本命】でも【本命】でも【大穴】でもなく、「初センター」で「運営、攻めてるな」という評価をされ、あわよくば連続ミリオンを狙える人物とは‥‥。 ドゥルルル(ドラムロール) ズッダダ♪ ズッダダ♪ ズッダダ♪ ズッダダ♪ 乾いた風にかき消されて〜♪ <(_ _)> 【大本命】でも【本命】でも【大穴】でもなく、「初センター」で「運営、攻めてるな」という評価をされ、あわよくば連続ミリオンを狙える人物とは‥‥。 高山一実、である。 1st〜16thまで全てで選抜入り。 バラエティー出演も多い。 文芸誌『ダヴィンチ』で小説を連載中。 昨年夏には写真集も発売。 隠れ美脚。隠れくびれ。隠れビジュアル。 (本当は隠れてる必要は一切ないんだが) センターになって初のしくじり先生に出演し、担任の若林先生にいじられる姿が目に浮かぶ。 若林「高山さん、今度のシングルで、なんとセンターに選ばれたそうで。おめでとうございます」 高山「ありがとうございますー。」 若林「あんなに人数いる中でセンターに選ばれるってさ、どんな気持ちなわけ？」 高山「いや、すごく嬉しいです〜。嬉しいんですけど、でも他にも可愛い子がいっぱいいるので、あたしなんかがって思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです〜」 吉村「俺はまだお前が乃木坂46だと認めてないからな！」 はい、見えた見えた。 それにもし仮に出荷枚数が下がってコケたとしても、その経験を元に今度はしくじり先生の教壇側に立てるので問題はない。 冗談はさておき。 設楽さんもいつか言っていた。 「困ったら高山にふっちゃう」と。 「出荷枚数が下がる」予想なのにセンターなんて、かませ犬みたい‥‥と思う方もいるかもだが、「困ったら高山」なのである。 個人的には「つなぎの四番サブロー」なのである。(若い人にはわからないかもだが) 一発は少ないけれど上位打線から下位打線へとつないでいく四番。 「橋本奈々未」という初期からの人気メンバーの卒業という話題の大きなシングルから次世代へとつないでいく四番。 本人は「いつかセンターに立ちたい」と希望している。では、果たして高山一実にセンターが似合うか？と言われると、正直、言葉に詰まる。 けれど、「変える」とはそういうことであると思う。樋口日奈も寺田蘭世もアンダーでのセンターを経験している。だから「大体こうなるんだろうな」という予測ができてしまうのである。 高山一実がセンターに立つ姿は、あまり想像できない。選抜常連メンバーでありながら、2列目に配置されただけで叩かれるメンバーだ。ならいっそ、センターに立たせて「お前ら文句あるか」と言わせるような運営の男気を見せてほしい。 とはいえ、「商売」である。 「ホームランが出たらラッキー」程度では動かないのかもしれない。 けれど今の乃木坂の人気が本物であるとしたら正直、センターなんて誰でもいいのである。 (これまで書いてきたことをぶっ壊すようだけれど、寝ぼけながら考えてたことなのでご容赦ください) 乃木坂は箱推しが多いし、楽曲ファンも多い。だから本当に大切なのは「センターを誰に据えるか」ではなく、「どんな楽曲を提供するか」にある。 「乃木坂らしさ」というブランドを追求してきた結果、今の乃木坂は高級感に溢れ、庶民には手を出しにくいものになっている。 CHANELやHERMÈS、メルセデス・ベンツに大塚家具、そして乃木坂46である。 このままの路線を貫くのか、路線拡大を狙うのか。新規ファンが増えれば古参は減るかもしれない。路線を変えなければ新規は増えないかもしれない。 あるいはそのどちらをも実現する魔法があるのかもしれない。 運営はどう動くのか。 どうやら2017年も乃木坂46から目を離せなさそうだ。