Dian Yi
トーク情報Dian Yi マルチェロマルチェロ この一節を語ろう 第4回
強き者よ
最後の勇者よ
一人で立ち上がって
何のため
歩くのだろう?
道の先
Change the world!
「強き者よ」SKE48
先日大矢真那が卒業を発表した。これにより大矢卒業後、SKE48一期生は松井珠理奈一人を残すのみとなる。
卒業して行くメンバーは長く在籍したメンバーほど、「アイドルとしてやる事をやり尽くしました。」というニュアンスの言葉を語る。実際にその言葉は決して軽くなく、心から感謝の拍手を送りたくなる。
ところで11歳でAKB48のセンターを経験し、SKE48で常に先頭に立って引っ張って来た松井珠理奈にとってやり尽くすとは何だろう。あるいはやり残した事は何だろう。
”革命”を掲げた2017年のSKE48、ニューシングルでは新星小畑優奈がセンターを務める。ファンの間ではいよいよ世代交代か、とそんな声もある。しかしながらこれが革命がなのかと考えると首を横に振らざるを得ない。たしかに新たな兆しを存分に見せつけるものではある。しかし革命とはそんな簡単なものではないだろう。まだまだこれからである。
この一節がサビを結ぶ「強き者よ」は言わずもがなSKE48のデビューシングル。デビューと同時にSKE48は”強き者”の冠をかぶせられたのだ。これは苛酷な運命を背負ったとも言える。
秋元先生は一体何を想って、この歌詞、この一節を書いたのか。そしてそれは今の松井珠理奈へ向けたものではないかと疑うほどに、この一節は今の珠理奈とぴったり重なる。
Change the world!
世界を変えろ、つまりは革命を起こせが最後に記される言葉である。
今、珠理奈の目には何が映っているのだろうか?