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KOH

ききする毎日だった… 人間も生物としか思えないのかもしれない 自分でさえも… そんな男にダレも声を掛けてくれる奴はいないよ まだ30後半なのに見た目は10歳は老けてみられているくらいだもんね

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  • KOH
    KOH

    彼は凝り固まった
    ダレもが親しめる男ではないが…
    自分の考えを周りに伝え人間が今に至るのはどうしてなのかを考えている
    大学の教壇で語るのはいつも最後は決まった話だった
    「人類が今の知能を得たのは2本足で立ち脳を発達させる事がでくだからだ…」
    でも猿から始まった人類より先に2本足で立ち上がった者がいた
    彼は本当の地球の支配者は…
    哺乳類ではなく爬虫類であると主張しているのである
    「恐竜は2本足で立ち上がった者がいた
    それは頭脳の発達の為の条件を得たのである
    しかしその前に隕石の落下により氷河期を迎え
    体温調節が出来なかった爬虫類は死に絶えてしまったのだ」
    それが彼の考えだった
    ダレもただの仮説としか考えてはいなかった

  • KOH
    KOH

    友達も彼女もいない彼は大学とワンルームの部屋をい

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    KOH

    ききする毎日だった…
    人間も生物としか思えないのかもしれない
    自分でさえも…
    そんな男にダレも声を掛けてくれる奴はいないよ
    まだ30後半なのに見た目は10歳は老けてみられているくらいだもんね

  • KOH
    KOH

    今日もまた教室で熱く自論を唱えている
    まだ授業の終了時間までは15分ほどあったのだが…
    行き良いよく教室のドアが
    バーンとでかい音を立てて開いた
    教室のみんなの目はドアに集中する
    でも教授の熱弁は止まらない
    ドアから入ってきたのは黒い背広に地味なネクタイの二人組が手入れをされてピカピカの革靴をカッカッと鳴らしながら教授に向かって迫っていく

  • KOH
    KOH

    人類は宇宙人の存在を否定するものもいる
    現時点で地球人が存在するいじょう
    宇宙人は存在するに違いない
    ただその宇宙人が何万光年を移動して地球に来る事はほぼありえず
    また地球人が宇宙人に逢いに行くのもSFの世界にしか存在しないであろう

  • KOH
    KOH

    人類はアメリカとソ連の競いあいの中
    宇宙への進出
    つまり科学的進歩を遂げた
    有人宇宙船はソ連がリードし
    月面着陸はアメリカが旗を立てた
    今は宇宙ステーションを各国の協力により運営するだけで
    宇宙への開発はスローダウンした
    地球に近く似た星として火星が科学者の興味を引いたが
    生物の存在は確認されてはいない

  • KOH
    KOH

    つまらない落ちぶれた学者だが頑なオトコ…
    そんな名も知れない学者にナンの用があるのだろうか?
    彼らは誰か❓
    目的はナニかも言わず声を掛けた
    『ご同行願いますかぁ…』
    丁寧な口調で声を掛けてきた

  • KOH
    KOH

    こちらからの問いかけに対しては
    「着いてから詳しく説明いたします」
    しか答えてもらえないまま車で移動する
    JAXA…宇宙航空研究開発機構
    なんでこんなところに❓
    「着いてから詳しく説明いたします」
    やはり同じ答え…
    その建物の端っこなある一室に入った
    そこは全く使われていない部屋なのか
    少しホコリっぽい感じがする部屋だ
    3つの椅子と長テーブルがありその前に2つの椅子
    面接でも受けるかのようだ