佐藤芳治のトーク
トーク情報佐藤芳治 関根優作関根優作 第559作品。
「中元日芽香さん」と「和気香風」。
和気香風(かきこうふう)とは…
穏やかな天候で、よい香りが満ち溢れていること。
「和気」は穏やかな気候。
「香風」はよい香りや、よい香りが含まれている風のこと。
今の心境としては、正直何て言えば良いのがかわからない。寂しい、悲しい、そんな言葉では気持ちにとても整理がつかない。寂しい、ただただ、寂しい、それしか思い浮かばないんだ。
彼女の卒業に全く予感が無かったと言えば嘘になる。でもこうして現実を目の当たりにすると嘘であってほしい、信じられない、信じたくない、そう思う自分もいる。
「私、中元日芽香は乃木坂46を卒業します」。
時間の流れはやはり無情だとも感じる、止められるものならずっと止めていたい。そんな儚い願いを抱かせてくれるほど、中元日芽香という人は素敵で笑顔をずっと見ていたい人なんだ。
ここまで淡々と書いてきたが、未だに現実を受け入れられない、寂しさを拭える訳がない。それでも書こうと決めたのは、こんな私でも"今"の彼女の為に何かがしたいと心から思ったからだ。
残された時間の事は考えたくない、だから敢えて考えず、感じるまま、これからの彼女をどんな形でも良いから、支えて行きたいと強く思っている。ゆっくり現実と向き合いながら。
刻一刻と時の歯車は未来へ向かい動いている、一度決まった事実を変えることは出来ない。それなら、流れと共にゆっくり受け入れ、また一歩を踏み出していく。それが私たちに今、出来ること。
今は私も涙を止めることが出来ない、でもきっとそれで良いのだと思う。泣いて、泣いて、泣いて、顔を上げれば、また強くなれる。雨のあと、暖かい晴れが待っているように。
花は幾度も咲き誇り、私たちに夢や希望を与えてくれる。そうして、私たちの心に咲く綺麗な花、それこそ幸せの華。彼女の心にもまた、幸せの華が咲き誇る。
日の光に包まれ、芽生え、咲いた可愛らしい花の香りを僕らはきっとずっと忘れないだろう。彼女の笑った顔が太陽で照らされる限り。
穏やかな天候の中
一つの花が太陽に向かい
力強く咲いている
それは奇跡であり
その花の軌跡である
これまで色んな事があった
これからも色んな事がある
それでも可愛らしい花は
どんな困難をも乗り越え
その地で咲き誇る
その花こそ幸せの象徴
花の成長こそ純情の証
未来で咲き誇る花の名を
僕らはずっと忘れない
幸せの花はその心に
和気香風が如く…
爽やかな香りの中で
いつまでも花咲け
僕らの華よ。