某損保会社の対応録
トーク情報まるなす まるなすまるなす 8月13日
月曜日
Iシダから電話
I ご迷惑をおかけしている7月4日の事故の件ですが、後出様の保険会社様にはご連絡頂けましたでしょうか?
M はい
私自身は飽くまで「過失の有無」を争点としていると伝えたところ、保険会社としてはお相手への賠償を前提とした「過失割合」の交渉なので「今のところはお力になれない」とのことでした
I あ…そうですか…
やはり後出様は0対10だと…
M 御社が提示されてる割合が既に1対9じゃないですか(実際は先方が損傷無しなので0対9)
1対9で納得できないのであれば、0対10しかないですよね
I いえ、過失割合は0.5刻みなので0.5対9.5という事例もありますが…
M あ、そうなんですか
しかし今後裁判にまで話がもつれる可能性も否めないので当方の保険会社に一報する、ということでしたよね
I はい、そうなんですけど…
私共としましてはこのまま後出様とお話を続けさせて頂きたいと考えております
で事故の過失の件ですが、やはりハンドルを握った時点で注意義務が生じますので「予見」ができた以上は双方に過失があるというのが過去の裁判所の判断でして…
M ハンドルを握った時点で注意義務があるというのなら、過失10対0の事故はないということですか?
I いえ、決してそういうわけではなくてですね、例えば交差点での出会い頭の事故で一方が信号無視の場合ですとか…
M でもIシダさんの理屈なら、「信号無視をして交差点に進入して来る車があるかもしれない」という「予見」が必要なんじゃないんですか?
「進行方向の真正面に車があるのに発進させて来るかもしれない」という「予見」との違いをご説明頂けますか?
I …
M 「予見」では「非現実的」な回避方法しかないというのはIシダさんもお認めになられてますよね
今日のところはちょっと時間がございませんので、次回のお電話の時にはまた違ったご説明を頂けますか?
このままだとずっと平行線で進展が望めませんので
I 畏まりました
次回お盆休みをはさんで23日(木)ということで電話を切る