ジェンソン・バトンが、F1プレシーズンテスト初日で走らせたマクラーレン・ホンダ MP4-31について語った。 昨年はシーズンを通してホンダのデプロイメントに悩まされたジェンソン・バトン。しかし、テスト初日に新車MP4-31で84周を走行したジェンソン・バトンは、ホンダのパワーユニット、特にデプロイメントの改善に手応えをみせた。 ジェンソン・バトンは「この数カ月、F1が恋しくてたまらなかった。自分のキャリアを通してみても、こんなに長く感じたのは初めてかもしれない。だから、マシンに戻り、周回を重ねられることができて嬉しい」とコメント。 「今日はシステムチェックと新しいものを試すことが重要だった。マシンには、エンジンを含め、いろいろと異なるものが搭載されているからね」 「一番顕著なのはデプロイメントだ。今日一番のポジティブだったことだ。1日を通してとても一貫していたし、問題もなかった。去年よりも長めの走行でだいぶ良くなっている。これは良いことだ。そこ（デプロイメント）が良くなったおかげで、まだ他に改善しなければならないマシンの弱点に目を向けていくことができるからね」 「正直、全体的にところ良い1日だったと思っているし、とても満足している。ペース自体についてはまだ誰にもわからない。別にラップタイムを出そうと思ってコースに出ていたわけではないし、僕たちはマシンの確認作業やエンジニアと打ち合わせなどに集中している」 「電子系は相当たくさん変わっているし、それを試すのはとても興味深い」 「今日は昨年の初回テストの4日間で走った周回数より5周も多く走っている。物凄い改善だ！　改良できているし、マシンの感触も良い。ここからもっと向上させていきたい」