東京単独、漫才博覧会ありがとうございました。 濃い東京での二日間でした。 エンタもOAあったみたいでよかったです。 さて、今は夜行バスで大阪に向かっておる訳ですが勿論寝れる訳がない私ですから少し早いですが今年一年を振り返っていきたいと思います。 2016年は色々考えさせられる一年でした。 年末年始の舞台や番組で幾つか優勝させて頂き、さんまのまんまで初めて全国放送にも出させて頂きました。 ぶっちゃけ売れると思ってました。 なんとなく去年の余力で走れる、宇宙の無重力状態と言いますか走り出したら止まらないみたいな。 完全なる自惚れです。 まぁしかしそんな簡単な世界なら皆売れる訳でして、しっかり停滞。 これは勝ったと思った賞レースでことごとく負け、『あれ？これで無理？』みたいな感じが上半期は続きました。 『まぁでもいけるか』と思いながら下半期に突入し、ほんと2.3ヶ月程前から『いよいよやべぇんじゃね？』と焦り出す。 これはダサいです。 しかしながら、これがよかった。 それはある同期と飲んでいて気付かされたんだけど、そいつはとんでもない危機感を持ってこの一年、そして来年挑むと僕に言ってきた。 わりかしそんな話をする奴じゃないんだけど『あー本来こうあるべきで、俺がブレてる』と確認させてくれた。 前のコンビを解散する時も実はそいつの前でだけ泣いたんです、私。 今考えるとゲボが出る程気持ち悪いのだが、事あるごとに我が人生においてヒョコッと登場するこやつに享受して頂きもう一度真剣に取り組む事に。 で、MBS-Rヤングスネーク杯優勝である。 『コンビ結成3年以内に賞レースを獲る』は一つの目標だったのでこれがとてつもなく嬉しかった。 テレビの賞レースに比べれば知らない方が多いかもしれないけど、これが我々にとってはとてつもなく嬉しかった。 ましてや某番組で『ダンサブル漫才師』と銘打たれる我々にとって、聴覚だけが頼りのラジオの賞レースで勝てたのはこの上ない喜びなのである。 本当に嬉しかった。 しかしながら以前にも書いたが、今年のM-1を見てとてつもない距離を感じた。 今までなら『まぁ、なんとかなるっしょ』と言う謎の楽観があったんだけど、今回で完全に『おいおい、ヤバいぜヤバいぜ。。。』に変化。 だから賞を獲れたのは嬉しかったけど、翌日からは『一歩でも二歩でも距離を縮める作業』を再開。 その意識を持っての年内最後の仕掛けが大阪以外の場所での単独ライブ、つまり昨日（正確には一昨日）の東京単独である。 ぶっちゃけ集客が不安だったが、蓋をあけたら160名程のお客様が見に来てくれた。 これも本当に嬉しかった。 そして感謝。 ありがとうございます。 でもやっぱり董卓ばりに欲張りな私ですから次回は満席で、とすぐに思い今この文章をうっている。 まぁ長々書きましたが、ザックリ言うと『前半サボってて、後半それに気づいた』みたいな感じです。 とりあえず年内残りの仕事も一生懸命して、応援して頂いている皆さんに良い報告が出来るように頑張ります。 長文読んでくれたヘンテコなあなた、ありがとう。 とりあえずこの辺で目を閉じます。。。