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てんあつ

来週中に父の担当医から現在の病状と今後についての話があり、面談となりました。 家族としては然るべき施設でお世話になりたい旨を伝えようと思っています。 上手く事が運べば、本格的に家の片付けもして行かなければなりません。 現状では何がベストなのか?全く解りません。

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片雲の風にさそはれて
トーク情報
  • てんあつ
    見城徹見城徹

    イギリスの不世出の名ラガーといわれたある選手が、ある大試合でタイムアップぎりぎりに逆転のトライを挙げた。大観衆は総立ちとなって歓声を上げたが、レフリイの無情のホイッスルが鳴り、寸前に反則がありトライは認められず、そのままノーサイドとなって試合は彼のチームの負けとなった。
    しかし試合後も、あの時のレフリイの判定が正しかったかどうか、しきりに議論の的になったが、当の選手は、
    「ラグビーの試合ではレフリイは神に等しい」
    と一言いっただけで、彼は一切ものをいわなかった。当時のこととてビデオテープもなく、判定が正しかったかどうかは遂に判定されずに終ったが、人々はその惜敗に奮起して次のシーズンの彼の活躍を期待したが、第一次大戦が始まり、世の中はもはやラグビーどころではなくなった。

    その戦争の最中、ある激戦地の野戦病院で、ある軍医が重症を負った一人の兵士を看護した。兵士の認識票を見て、医者は驚いた。ラグビー気狂いだった医師にとっては忘れ難い名前、かつてのあの大試合のヒーローが、この重症の兵士だった。
    それを知って医師は看護に専心したが、傷は重く、遂にその兵士は死んだ。
    彼の臨終の際、すでにファンと選手として相識る中になった医師が、かつての名選手に、何かいい残すことはないか、と尋ねた時、死に際の懺悔の聴聞を終った後、件の選手はかすかに唇を動かし、聞きとり難いほどの低い声でいった。
    「あの試合のあのトライは間違いがなかった。レフリイが間違っていたのだ」と。
    一生をかけた遺言としての、この言い訳を信じぬものがどこにいるだろうか。

    ⬆︎ これが石原慎太郎[男の世界]の中の《男の言い訳》の文章です。
    僕はこれを読んでラグビーを生涯やることを決めました。

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  • てんあつ
    見城徹見城徹

    [男の世界]はエッセイですが、[太陽の季節][処刑の部屋]を始めとする初期の短編群は今読んでも鳥肌が立ちます。

  • てんあつ
    てんあつ

    おはようございます。

    今朝の見城さんの過去トークからのリトークは、2018年2月のご投稿からになります。
    誤解なされますぬよう、よろしくお願いいたします。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    ⬆︎ 毎日が辛く、毎日めげて、毎日気を取り直して一歩前に進もうとしています。毎日が戦いです。戦いをやめたら底なしに安易な道を行く自分になるでしょう。だから、勇気を振り絞って戦います。毎日瀬戸際です。その連続を生きて来ました。ただ、それだけのことです。

  • てんあつ
    見城徹見城徹

    本日も憂鬱なり。仕事もプライベートもトレーニングも。こうやって日々は積み重なり、最期の瞬間はあっという間に来るんだろうなあ。だけど、その日のために僕は今を生きる。歯を喰い縛るしかない。