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大村ジーニアス

声が出た。 「おやすみ夜月です」 更新を終え、布団に寝転んで iPhone触ってたら黒い影が横切った。 この自宅待機で 各々リビングではご飯を食べず 各々の部屋で食事を済ませていた。 僕は自分の部屋では絶対に 食事は避けていました。 あいつがやってくるから。 そう。 そして部屋で食事をする事 1週間ちょい。 あいつは僕の布団の上を 高速で走り回り 僕は叫んだ。 ひたすら叫んだ。 下の階からは「怖い怖い!」と声がした 専用のスプレーを振りまいた。 全体に振りまいた。 まるでオーケストラの指揮者として 演奏を操るように。 退治はできた。 しかし、布団の上を走られ 高い声で叫んで喉が痛い。 なんせ僕は蚊も苦手である。 もうこの部屋では熟睡は不可能だろう。 その黒い影はまだ 静かにベッドの下にいる。 「自宅待機」 その本当の意味は あいつは自宅で待機しているって事に 僕は気がついた。 2020年8月11日 AM0:07 投稿者:GはジーニアスのGださん

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