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黒田倫史
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勝手に今日の書籍。今日は「習近平の大問題」丹羽宇一郎(東洋経済新報社)です。著者は伊藤忠商事の元社長、会長をやられてました。元中国大使でした。その時の経験などから中国について語っています。 「これまで日本の報道は、反中・嫌中に偏っており、 いま中国で何が起こっているのかや、これから中国で何が起こるのか、 日本はどう対すべきなのかについて、 きちんと議論をしてこなかった感が強い 」 「今や好き嫌いではすまされないほど、 世界経済においては巨大な2軸になりつつある中国の存在は今後ますます大きくなっています。 日本の未来を考えると、好き嫌いを言っていられる時は過ぎました」 著者の議論が反論の余地がないほど理路整然としていて、恐ろしくなるほどに現実を見てこなかったツケが回ってきそうです。中国について冷静に学ばなきゃいけない時期かもしれません。今日は「習近平の大問題」でした。

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