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その少女は頬に手をあて笑っていた、髪はツインテール赤いリボンが印象的だ。 昨日の晩は大変だった、大晦日で浅草寺に破魔矢を返すのがその少女の家庭での習わしだった。 元日の今日は、お年玉で何を買おうかあれこれ悩むはずだった。 母『はい、明けましておめでとう』とポチ袋を少女に手渡す、入っていたのは560円。いくら少女が五郎丸が好きとはいえ、不敵にも笑いが溢れてきた。 母『はい、ほんとのはこっちね』 別のポチ袋には、福沢さんが1人入っていた。

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