『鬼のように速い！鬼速い！についての考察』 これについては昔漫才でもネタで取り上げた事があるのだが、「鬼のように速いなー！鬼速いなー！」これは今やみんなが当たり前のように日常生活で使ってると思う。バイト先で「〇〇さんのレジ打ち鬼のように速いからなー」 競馬で「いやマジでディープインパクト鬼速い…」などなどいろんな場面で使われてるみたいやけども、そもそも『鬼って速い？』 チーターのように速いなぁ！これ分かる！新幹線のように速いなぁ！これも分かる！鬼のように速いなぁ！これ分かる？？ 鬼って強いイメージあるけど速いイメージ一切無い！ これをゆーと「いや鬼のようにって鬼みたいにって事じゃなくて、鬼速いってゆー度合いを示してるから」って言われた事がある。めっちゃ速い！とか、すごく速い！とかの度合いなんやと！なるほど…いやなら「めっちゃ、すごく」でええし「めっちゃ、すごく」は装飾語に対して「鬼」は名詞！ じゃあ鬼って速いの？速くない！ なら「ゴリラ速い」もいけるし「カマキリ速い」もなんでも成立してしまう。 やから「鬼速い」はおかしい！ でもここでツッコまれるのは「鬼は速くない、速くないってゆーけど、それはイメージであってほんまは速かったかもしれんやん？」 なるほど！そもそも鬼は速い生き物じゃないかと？？ 確かに恐らく誰も見た事がない『鬼』が速くないとゆーのはイメージだけの問題かもしれない……いや速くないです！！！ じゃあもし仮に鬼が速かったとしたらどうか！？『桃太郎一行は鬼退治なんか出来てない！』桃太郎が鬼退治するのは有名な話！だがメンバーを見てみてほしい！ 「桃太郎、犬、猿、キジ」俺でも勝てそうな面子！ しかも鬼なんて強靭で大きくて更に金棒も持っている「鬼に金棒」なんてことわざもある位のパワー型、しかもこれがうじゃうじゃいる鬼ヶ島！こいつらが速かったとしたら…まぁ勝てんわ！！ この桃太郎一行が鬼に勝てた理由はほぼ間違いなく機動力！スピードで勝ったと言ってと過言ではないと思う。 以上の事を踏まえて「鬼のように速い！鬼速い！」は間違いであると思う。使うのであれば「鬼のように強い！鬼強い！」であるべきだし、桃太郎一行に敗北をきしている事を踏まえるならば「鬼のように強そう！鬼強そう！」が最も適切な使い方なのでは無いだろうか？ 暇つぶしコラムでした！！ いぇーい！いぇーい！