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たぶぅー
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  • たぶぅー
    たぶぅー
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    「エンゼルハート」観ました。
    まず冒頭から血のシーンがじわっと来るし、カメラワークとフィルムのトーンがめちゃ陰鬱。
    効果音もドキドキ増します。
    南部のあの独特の不穏な空気感の表現を映像の切り取り方が絶妙に恐怖を煽ります。
    公開当初観た気がするけどすっかり忘れていましたがラストシーンであー!だったよなと全体のイメージを思い出しました。
    途中で時折挟まれる違和感的な夢みたいなイメージもなるほどです。
    伏線もすべて納得だし、なんならだよなぁ
    と…
    ブードゥーって忘れていたけどやっぱり怖いですねぇって淀川長治の声が聞こえました。笑
    あの気づくシーンとかよかった。
    絶望感の表現は絶品ですね。
    ミッキーロークこの頃は色気もあり魅力的ないい役者ですね。
    あの子供の目の意味はアレですよねー
    ゾゾってしますが、剃刀とか効果的でした。
    儀式的な小道具のシーンが怖すぎました。
    全体的にこの映画手法って「シックスセンス」がオマージュしてる気がします。
    ディテールなんかこだわってる。
    個人的にはシャーロット・ランブリングも綺麗だったけど、エピファニー彼女のシーンは特別にゾクっとした。
    エピファニー役のリサ・ボネってレニー・クラビッツの奥さんになったけど離婚したんですね。
    デニーロもらしい存在感でしたね。
    出番こそ少ないものの
    しかし心理的に追い詰められる怖さとやはりブードゥーの不気味さですよね。
    忘れていた恐怖を思い出した。
    これスクリーンで観たら瞬間的に尻浮き確実な場面いくつもありました。
    今日は「ねじまき鳥クロニクル」の上巻を読み切り、あの後半のノモンハンに置ける蒙古兵の拷問シーンに胸が悪くなったばかりなので剃刀とか幾つかのシーンに余計ビクッとなりました。
    しかし途中からのめり込むように夢中になってしまった。
    これをいい映画とかはいい難いけど、心理的にかなーり怖かったです。

    8
  • たぶぅー
    たぶぅー
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    マイケル・サンデルの本を解説してる岡田斗司夫のYouTubeを観てレイシズムって昨今は複雑に入り組んでいると思うなぁというところで、今夜はスパイク・リーのブラッククランズマンを観てる。
    マイケル・サンデルは能力主義の行き過ぎがもたらす分断とそこに潜む新たなレイシズムだったのだけれど、これはクー・クラックス・クランに関する実話もの。
    設定が嘘みたいだけど本当らしい。
    実に興味深いし、スパイク・リーはラディカルで真実に肉薄する作風だと思ってる。
    まだ序盤だけどおもしろい。

  • たぶぅー
    たぶぅー
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    先日「エンゼルハート」を観たばかりだけど珍しく今夜はTVを観てたら「マツコの知らない世界」で椅子にフォーカスした回だったのだけれど「エンゼルハート」が紹介されていた。
    マツコも言ってたけど効果音が怖くてドキドキするって同じ意見だった。
    デニーロとミッキーロークが最初に出会った時にデニーロが座っていた椅子があるシーンで椅子だけのクローズアップが差し込まれていてそれが物語の秘密を暗示してるという椅子マニアの女性の見方はなるほどねーでした。
    驚いたのはまい泉本店の椅子はイームズだという事と代官山蔦屋に200〜500万する パパベア ラウンジチェア ソファってのも座ってみたい。
    読書するとき長時間居心地の良い手頃な価格の椅子が欲しいものだし、それ以外に机と椅子欲しい。
    いろいろ捨てなきゃ置けるスペースもないけど…
    学生の頃はもっぱら学習机に座ってもっぱら勉強より夢中で本を読んだり目が悪くなると怒られてもベッドに寝転んでスタンドの灯りだけ点けて眠くなるまで本を読んだものです。
    その時代には娯楽はTVか映画、ラジオを聴いたり本でも読むくらいしかなかったからチャンネル権の無い子供の娯楽は限られていた。
    昔はゴールデンタイムは巨人戦のナイターばかり毎日やってたから親父がビール呑みながらみるわけで、年末年始は紅白歌合戦や正月番組、ひとりでfmの渋谷陽一の洋楽の特番聴いていたら父にひとりだけ変わったことするなとこっ酷く叱られた記憶がある。
    そんなことを思い出していたらふと20歳の頃ル・クラブのオーナーのとこによく夏目房之介さんが来ていて、この人が夏目漱石のお孫さんなんだーってひどく感心したことを思い出した。
    すっかり忘れてた。
    房之介ちゃんなんてオーナー夫人の和子さんにもだいぶ可愛がられていた。
    たぶん彼が35歳だからマスターの耕さんとも同級だったし、ユニークな人たちを見る機会が多かったけどだいぶ忘れてる。
    まぁご本人は漱石の孫とどこに行ったって言われるのが重荷で息苦しかったと思う。
    ちょっと想像しただけで居た堪れないかも知れない。
    だから逃げ場的な居心地の良さがそこにはたぶんあったんだろうと思う。

  • たぶぅー
    たぶぅー
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    佐藤優の講義録を読んでるけどテキストが兎に角多い
    とりあえず「ねじまき鳥クロニクル」を読んだ。
    次は五味川純平だ。
    小説はあまりに長すぎるから映画でショートカット、とはいえ9時間23分もある。
    これが昔は紅白歌合戦のあと民放で毎年放映されていたらしいが今ひとつ記憶にない。
    財閥は日産がモデルらしい。
    この講義録はさーっと読むことも出来なくはないけど、あまりに興味深いので出来るだけ聴講生のようにテキストとしてあるものを体験しようと思い、じっくり時間を掛けてます。

    あと「未完のファシズム」とか「悪魔の飽食」!これはたぶん読んだ記憶があったが読み直したく買ってきた。
    あと開高健を二冊…
    これはいま掘り下げて読んでる内容とは文脈が違うんだけど見かけてしまったからつい買っちゃった。
    「風に聞け」はなんだか北方謙三の「試みの地平線」みたいだった。
    立ち読みだったけど面白い。
    こんど買うとします。

    7
  • たぶぅー
    たぶぅー
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    「道徳を否む者」を読みたくてAmazonで検索したがKindleにあるようだけど何故か購入出来ないようだ。
    サンプルだけ読んでみたがその冒頭に表記してある「A…F…の夏休みに」という部分の意味がAthénée Français(アテネ・フランセ)なのだろうか?
    たぶんそうなんだろう。
    筆者を知るには嵐山光三郎著作「漂流怪人」か「気違い部落周游紀行」あたりかな
    ちょっとググるときだの娘 広瀬千尋と養父三好京三の「子育てごっこ」は記憶にある。
    その後の騒動の真偽は結局は当人同士にしかわからないデリケートな話であり何とも言えないが三好京三の人間性ってその概略をサラっと読むだけで何だかなぁとは思う。
    虚飾やある種の傲慢さや、何というか人としての嫌らしさみたいなすけべ心みたいな或いは虚栄心や自己欺瞞を感じてしまう。
    自分の為に利用した部分は少なくとも否めないだろうな。
    ミミくんがあまりにスキャンダラスなのでそちらに気を取られるがきだを否定し断罪した三好京三より遥かにきだが魅力的に見える。
    文壇側が割と三好京三を擁護したような話を読んだけど…
    どうもなぁ
    釈然としないものを感じる。
    ようは三好という人がいけ好かない人物に見えてしまうのだ。

    それ以外に気を取られてしまったが、機会を見て本屋で探してみよう。

  • たぶぅー
    たぶぅー
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    "妖怪葉巻じじい"こと北方謙三は40年間借りているホテルの部屋で10日間、自宅で10日間、海辺の別荘で10日間過ごして執筆しているそうな。
    その別荘は昭和天皇の御領地で、マッカーサーが海で遊びたいからと譲り受けそこに桟橋を作りヨット遊びをした。
    それを購入し、自分のヨットを係留してるとな。
    相変わらずお元気でおもしろい。
    歴史小説を書き始めた頃から読まなくなったんだけど北方謙三が40歳からだから自分が23歳の頃だなぁ。
    こうやって話してるの見るとなかなかチャーミングでまた読んでみたくなる。
    この有隣堂チャンネルは暇つぶしにサクッと観るのにおもしろいんです。

    https://youtu.be/BebfJXz8BL4?si=QBmP9DQJdAg5_SE4