#コエンマ
最近は755を全然更新出来ていなかった。頭と身体がグルグルと慌ただしく動いて長文を書く時間が見つけられずにいました。前回もバタバタしてたけど、それがずっと続いてる。むしろ加速してる！？この世界にいる自分にはこれほど幸せな事はないです。でもこうやって755を更新出来ていなかったりすると、他の事が疎かになっている事に自分のキャパシティの狭さを痛感します。
今は舞台「幽☆遊☆白書」の公演中。今回のコエンマという役は今まで演じた役の中でも珍しい役どころ。自分が役を演じる上で重要視しているのは、その人が直面したネガティヴなシチュエーションとの向き合い方。どう乗り越えるかでその人の性格が構築していくと思ってるからです。コエンマを演じる上では何百歳という人生経験の豊富さを意識し、常に明るく、どんな物事も些細な事に思えるくらいの心の広さを大切にした。なので楽しそうに見えていたら幸いです。
そして自分が悩み過ぎて気持ちを落とす事なくやり続けていられるのは鈴木拡樹の存在がとても大きいと思う。拡樹とは今回が初共演で挨拶をした日から結構頻繁に話してた。彼の稽古場でのいかたや、稽古で見せる芝居。抗う事なく流れに身を任せる事が出来て、人が意識的に行なっている努力を生活の一部として取り入れて当たり前のようにやってのけている。周りに「完璧」だと言われていても気負いせず、意識しないでそのままの自分でいられる。自分をしっかり持ちながら協調性も兼ね備えている。そのバランスが素晴らしい。拡樹だけでなく、色んな現場で本当に素敵な出会いが続いています。
「History」もEP2が発表され、その放送とイベントが近づいています。そしてその先のエピソードも … 。その前に朗読劇の公演。一日しかない公演。この作品の初日。とても貴重な時間。しっかり準備して一発目を飾りたいと思います。
さらには「歌合」。にっかり青江を演じる事を重ねるにつれて700年という年月の長さとその歴史を背負う重圧がのしかかってくる。でもその重さはそれだけ青江を知れる喜びでもあり幸せです。
たくさんの色々な事を同時に進めながら自分の中身が目まぐるしく変わっていく日々に戸惑いもあるけれど、面白いと思える割合が多い。充実した2019年と、その全てを乗り越えた2020年の荒木宏文をお楽しみに！
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