ログイン
詳細
mizue

■条件1 - 本気で生きる まず一つは、「本気で生きること」です。 これはかなり「本気」で私も申し上げています。 以前に一度、河合隼雄先生と座談会でお話を伺ったことがあります。 このとき河合先生はこういう趣旨のことを仰いました。 「諸富さん。クラインアントの方は本気でっせ。  私たちカウンセラーも、ちいたぁ本気で生きていかなくてはいけません。」 クライアントさんの多くは、本気で生きています。 本気で生きてきたからこそ、彼らは絶望し、傷つき、病気になったのです。 本気で仕事をしたからこそ、失敗して大きく傷つき、心の病にかかってしまったのです。 本気で恋をしたからこそ、恋に破れたことで傷つき、 「あの人でなくてはどうしてもだめなんだ・・・」と 最愛の人を失った喪失感に苛まれ続け、悩み苦しむのです。 本気で夫婦関係に取り組んできたからこそ、お互いに不満がつのり、 コミュニケーションができなくなって、悩み苦しんでいるのです。 仕事でも、恋でも、家庭生活でも、人生でも、 もしも「本気で生きる」のをやめて、 適当なところで妥協して小賢しく生きていくことができていれば、 大きな痛みや傷を抱えることもなく生きていくことができたでしょう。 人間は、真摯に自分自身と向き合い、自分に正直に、かつ、 真剣に生きていこうとするならば、 痛みや傷つきを避けることはできないのです。 クライアントがこれほど真剣に、本気で生きていて、 それが故に傷を抱えて苦しんでいるのに、カ ウンセラーの方は妥協の産物で生きてきており、本気で生きていないと、 そのことは必ず、クライアントに伝わってしまいます。 「こんな、妥協の連続と慣れ合い、もたれ合いできている人には、  私の気持ちが分かってもらえるはずがない」 と気づかれてしまうのです。 「カウンセラーを目指すうえで、最も必要なことは、  あなた自身が傷つきをおそれず、本気で生きることだ。  カウンセリングの面接の中で、必ずそのことが問われます」 と私は申し上げています。

前へ次へ
mizueのトーク
トーク情報
  • mizue
    藤田晋bot藤田晋bot

    どんなに酷い目に遭っても、ぐっと堪えることが大切です。自分が悪くなくても、キレない。キレたらそこで終わりです。仕事をしていると、忍耐が必要な局面がしばしば出てきます。そこで、自分の心が耐え切れるかどうかが重要です。

  • mizue
    藤田晋bot藤田晋bot

    心が何かに囚われたり、執着することは、ツキを落とす方向に自分から流れを持っていくようなものです。
    とはいえ、スイッチを切り替え、そこから離れることも容易ではありません。解決法としては心を鍛えるしかないわけですが、どうしても気になってしまう人は、時間を忘れるほど何かに没頭することが、囚われから生じるマイナスを防ぐもっとも効果的な方法だと思います。人間は時間があると、余計なことをたくさん考えてしまうものですから。

  • mizue
    藤田晋bot藤田晋bot

    「本物」を目指しましょう。上になればなるほど、「本物」しか残れません。「本物とは何か」は自身で見つけるもの。最初から本物の人はいません。何者でもない人が、何者かになっていくのです。

  • mizue
    mizue

    自分の思いを出来るだけ的確な言葉で表現する。それが自分であることの証明。

  • mizue
    mizue

    自分の思いを出来るだけ的確な言葉で表現する。それが自分であることの証明。

  • mizue
    mizue

    自己検証をしっかりして、忠実に自分の奥底から込み上げる思いの通りに歩いて行く。後悔しないために。自分だけの人生だから。

  • mizue
    mizue

    自分の思いを出来るだけ的確な言葉で表現する。それが自分であることの証明。

  • mizue
    見城徹見城徹
    mizue
    見城さん、いつも読ませて頂いております。人の悪意のある批判や、妬み、嫉みを払い除けられる強い信念、気にならないような強い力が欲しいと常々思います。見城さんが日々受け止めているものとは雲泥の差です。こんなちっぽけな心でも痛すぎて辛いときがあります。そんな時にトークを読むと、また力を頂き、前を向いて歩けます。ありがとうございます。

    僕もいつもクヨクヨするし、自己嫌悪で一杯になります。強い人なんていないんですよ、きっと。僕は弱くても必死に頑張っている人たちと一緒に歩んで行きたい。

  • mizue
    mizue

    お忙しい中のご返信ありがとうございます。人生はジェットコースターの様です。良いことのあとには、悪いことがあり、嬉しくなったり、悲しくなったり。今を頑張って生きている皆さまと乗車していると思ったら、元気になりました。