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中日のガルシア投手が26日、敵地での広島戦で6回3失点(自責1)と力投し、今季6勝目(1敗)を挙げた。チームは7-6で勝利して連敗を2で止め、ガルシアは防御率1.69まで下げた。  味方打線が初回に1点先制に成功。援護をもらったキューバ人左腕は、初回と2回に走者を背負うも無失点で切り抜けると、3-0とリードを広げた3回は3者凡退とした。だが4回、先頭の鈴木誠也に中前打を許すと、続くエルドレッドの打球を三塁手・福田永将がファンブル。會澤翼に四球を与えて無死満塁のピンチを迎える。ここで2者連続三振で2死までこぎ着けたが、代打の新井貴浩にセンター前へ2点タイムリーを運ばれ、1点差まで詰め寄られた。  6回の攻撃で女房役を務めた大野奨太のセンターへのタイムリーで1点を追加したが、その裏にガルシアも1失点。辛くも1点リードを守ったまま、6回を123球、8安打8奪三振3四球3失点(自責1)。今季6度目のクオリティースタート(6回以上自責3以下)で、自身3連勝を飾った。  チームは8回に代打・堂上直倫が左翼へタイムリーを運ぶなど3点を追加。その裏に43歳左腕の岩瀬仁紀が野間にソロ弾を浴び、9回には田島慎二が松山竜平に2点タイムリーを許すも、1点差で逃げ切り3連敗を免れた。中日はこれで借金を3に減らした。  広島は再三走者を出しながらも打線がつながらず。来日先発となったフランスアは4回攻撃で代打を送られ、4回3失点で初勝利は飾れなかった。 S田島慎二 10S ●フランスア

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セレナさんのやきうニュース2018
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    西武・榎田大樹(31)が3日の阪神戦で自己最多の5勝目を挙げた。古巣を相手に7回5安打3失点。試合後、「(元気な姿を)阪神ファンの皆さんにも見てもらえたらと思っていた。良かったです」と笑った。

    ――好調の要因は?

    「(味方)打者が打ってくれていますし、去年からフォームを少し変えたこともあると思います。より打者の近くでボールを離すというか、体を開かないように軸足に意識を置いて投げられている。まあ一番は、ボクのことを相手チームが知らないことが大きいんじゃないですか」

     ――阪神時代は日本一熱狂的なファンとマスコミの中でプレーした。

    「それが嫌だというのはなかった。良い意味で阪神ファンの方は一球に対する喜怒哀楽が激しい。移籍後、初勝利したとき、報道陣に『(阪神では)2ボールになるとスタンドがざわつき、3ボール、四球でおいおいと言われる』という話をしたんですけど、各方面からの反響が大きかったです(笑い)。投球の一つ一つをしっかり見てくれている、ということを言いたかったんですけどね」

     ――トレードはプラスになった?

    「仕事をする場所がない限り、こうやって結果が出ることはありません。トレードされて良かったなと思います。古巣を見返したい?そういう気持ちは特にないです。ケンカして出ていったわけではないので。逆に(阪神に対しては)ありがたいと思っています」

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    ◇交流戦 西武8―1DeNA(2018年6月5日 横浜)

     西武は、浅村の2打席連続本塁打含む4安打4打点の活躍など大勝し、2連勝とした。

     西武は、初回、1死満塁から森の犠飛打で先制。3回に同点にされるものの、4回、無死二、三塁で中村の犠飛で勝ち越し。6回には、先頭の外崎の5号ソロで加点。7回には、浅村の10号2ラン、山川の17号ソロと連続本塁打でこの回3点を奪った。9回には、無死、一塁で浅村が2打席連続本塁打となる11号2ランを放ち、ダメを押した。

     投げては先発のカスティーヨが7回109球を投げて、4安打1失点の好投で今季4勝目(3敗)をマークした。

     DeNAは、先発したウィーランドが6回0/3、109球を投げて、6安打3失点で今季3敗目(2勝)となった。打線も3回に同点に追いつくも、その後の好機を活かせずチームの連敗は4となった。

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    「交流戦、阪神2-3オリックス」(5日、甲子園球場)

     阪神がオリックスに惜敗し、連敗を喫した。交流戦はこれで1勝6敗。本拠・甲子園では4連敗と、鬼門の戦いで波に乗れない。

     試合は初回、先発のメッセンジャーが先制を許した。1死から福田に右前打を許すなどして2死一、二塁のピンチ。小谷野に左翼線を破る適時二塁打を浴びた。

     さらに、味方打線が逆転した直後の五回には、連続本塁打を被弾して逆転を許す。2死から吉田正に右翼席への9号同点ソロ、マレーロには左翼席へ10号勝ち越しソロを浴びた。連続被弾は2013年8月20日・DeNA戦(横浜)の三回、モーガン、後藤に許して以来5年ぶり2回目。雨が降る中での聖地のマウンドで時折、制球が高めに浮くなど悔いの残る104球となった。

     打線は1点差で迎えた四回、糸原、福留、糸井の3連打で2点を奪い、一時勝ち越しに成功した。だが、再度逆転された五回の攻撃では、1死三塁から北條がセーフティースクイズを決められず(記録は投手の失策)、続く一、三塁でも植田が空振り三振、糸原が左飛に倒れ、同点機を逃した。

     それでも、1点差の七回には中継ぎに配置転換され、この日昇格したばかりの能見が登板。1イニングを無安打無失点に抑えた。中継ぎでの登板は2016年9月30日の巨人戦以来だが、本格的なリリーフ転向はローテに定着する前の2008年以来。現在、高橋聡が左肩のコンディショニング不良で離脱。中継ぎ左腕は岩崎だけで、経験豊富なベテランが重要な役割を担う。

     今季の1点差負けは5度目。接戦でなかなか勝ちきれない状況が続く。借金は再びワーストタイの3となった。6日は秋山が先発予定。まずは連敗を止めたいところだ。

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    ◇交流戦 ロッテ4―1中日(2018年6月5日 ナゴヤD)

     ロッテが中村の決勝2ランと先発石川の好投で中日に快勝、3連勝を飾った。

     試合は初回、ロッテ先頭の荻野が左二塁打で出塁、2死三塁となって角中の左適時打で先制すると、中日がその裏に無死満塁からビシエドの三塁併殺打の間に1点が入り同点とした。

     この後は両軍走者は出すものの得点には結びつけられず迎えた7回、ロッテが1死一塁から中村の左越え3号2ランで勝ち越し、この後1死一、三塁から井上の左適時打で加点した。

     投げてはロッテ先発石川が7回5安打1失点で6勝目(3敗)を挙げた。中日は先発のP・マルティネスが5回1失点に踏ん張ったが、2番手の又吉が2イニング目に乱れた。打線も初回に併殺打で1点を挙げたのみだった。

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    ◇交流戦 ヤクルト12―6ソフトバンク(2018年6月5日 神宮)

     ヤクルトは3本塁打を含む15安打12得点と打線が爆発し、交流戦開幕から6連勝中だったソフトバンクに大勝した。連勝を6に伸ばし、ソフトバンクに並び交流戦首位タイに浮上。中日がロッテに敗れたため、セ・リーグ最下位も脱出した。

     序盤の猛攻で勝負を決めた。1点を勝ち越された2回、山田哲のリーグトップに1本差に迫る14号3ランで逆転。3回にはバレンティンも14号ソロで続き、この回でソフトバンク・摂津をマウンドから引きずり降ろした。続く4回も代わった岡本から青木のバックスクリーンへの3号ソロなどで一挙、7点。4回まで毎回得点の計12点と、先発・石川を援護した。

     石川は6回を6安打3失点で3勝目(2敗)。チームは中日と入れ替わりセ・リーグ5位に浮上した。

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    ◇交流戦 楽天4―1巨人(2018年6月5日 東京D)

     楽天が4―1で巨人に逃げ切り勝ちを収め、連敗を5でストップ。巨人戦初先発の古川が5回6安打8奪三振の力投で1失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。巨人は3連敗。

     楽天は3回、2死一塁で2番・茂木が巨人先発の山口俊から左越えに3号2ランを放って先制。1点差で迎えた8回には田中の適時打と暴投で2点を加えて逃げ切った。

     巨人は2点を追う5回に2死二塁から4番・岡本の左翼フェンスを直撃する適時打で1点を返しただけ。3点差で迎えた8回には4番手・松井裕から中井、長野の代打陣が2者連続で四球を選び1死一、二塁としたが、陽岱鋼が併殺打に終わった。山口俊は7回までに10三振を奪う力投を見せたが8回に2四球を与えて追加点を許し、7回1/3を3安打4失点で5敗目(4勝)を喫している。

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    ソフトバンクは投手陣が序盤から打ち込まれ、今季ワーストタイの12失点。
    先発の摂津は球威がなく、2本塁打を許すなど3回5失点で降板し、「良いリズムを持ってこられなかった」。

    四回に登板した岡本は1四球を挟む6連打を浴びるなど1回7失点。火に油を注いでしまった。

     工藤監督は「何とかしようという思いが2人から伝わってこなかった」と苦い表情。

    ここまで6戦全勝だった交流戦で初黒星を喫した。 (6/6)