城所 大観
トーク情報- 城所
城所 どのお言葉も含蓄に溢れている。
そしてどのお言葉が、自身に最も響くかは
自分のステージにより変化するのだろうなと思料する。
今の自分には『たった1人の熱狂』がそれだ。
僕は絶体絶命、と言うシチュエーションが大好きだ。
武道をやっていた頃から同じだった。
言い換えれば、僕は絶体絶命ではないシチュエーションには熱狂できない。
平均以下の力しか出せないし、出せる気もしない。
練習で出来ない事は本番でも出来ない、と良く言われる。
練習で熱狂出来る人間であればそうであろう。
でなければ、それは嘘だ、と思う。
熱狂、熱狂、熱狂の渦に己を置くことで、
想定を遥かに超える力を出せる人間も存在する。
ただそのシチュエーションを他者と共に迎える事は難しい。
また、己の熱狂を他者に合わせてコントロールすることも、また難しい。
よって僕は『たった1人の熱狂』にならざるを得ない。
他者の熱狂を待つ時間など、僕にはない。
願わくば、共に熱狂してくれる人間を得たいが、それは期待し過ぎと言うものだろう。
『たった1人の熱狂』
何と孤高で、覚悟に満ちたお言葉だろう。
見城氏のように、己を定義する言葉を、いつか自分の言葉で獲得をしたい。