ログイン
詳細
久我 雄三

読書録 ◼️「リーダーは背中で語れ」(アーク出版) 近藤太香巳 「徹の部屋」に出てる時や、ご挨拶させて頂いた時の話し方、振る舞い、メガネかけた時のカッコよさに惹かれ、どんな人か知りたくて読んでみた。 闘う、人を引っ張る人としてのイズムと情熱がビリビリと伝わってくる。弱い自分を奮い立たせる言葉、熱が溢れている一冊。 進み続ける、ポジティブに考える、意地をはり通す、恩を大事にする。言葉で言えば当たり前だけど、それをやり抜くこれを読んで近藤さんにますます惚れてしまった。 一度挫折しそうな時に、迎えにきたお父さんとのエピソードは痺れた。 星野仙一さんが亡くなった直後にこれを読んだのも、何か運命的なものを勝手に感じた。 <メモ> ・人は説得しても動かない、けど納得したら動く ・そこにあるものを磨き上げると人は新しいものだと思い込む。「発明」ではなく、ほとんどが「発見」 ・苦しい時を乗り切れたのは、社員に「未来」を語ったから ・孫さんの言葉「男が戦いを挑むんだったらNTTくらいがちょうどいい。それ以下に向かって行ったら弱いものいじめと言うんだ」 ・「カッコいいかカッコ悪いか」「好きか嫌いか」「面白いか面白くないか」 ・黙って頑張るな。予告ホームランを打て

前へ次へ
久我雄三 「頭のメモ」と「心のノート」
トーク情報
  • 久我 雄三
    久我 雄三
    投稿画像

    『暗殺』 柴田哲孝
       

    「この物語はフィクションである。」

    たったこの1行で ”自由の翼” を手に入れた作者が
    内に秘めたすべてを解き放ち、思いのままに飛び回って書き上げた…

    タイトルの重々しさとは裏腹に、そんな解放感と疾走感で、あっという間に一気読みした。そして圧倒的な納得感。
    あの事件に関してもやついていたことへの「解」と「末恐ろしさ」を存分に味わえる、とんでもなく凄い1冊だった。

    この1冊で、今後の人生の中で、世の中の見え方、ニュースの受け止め方がひっくり返る人も少なくないと思う。

    読み終えたときの「凄い本書いたな…」という衝撃がすさまじい分、冒頭の1行の存在の大きさをまざまざと実感。

    これ、読まないと人生損する。とマジで思った。

  • 久我 雄三
    久我 雄三

    もったいないお言葉☺️
    ニュースを扱っていた身としても、とても考えさせられる本でした。

    何よりイチ本好きとして最高に楽しませて頂きました!

  • 久我 雄三
    見城徹見城徹

    「ちひさな群への挨拶」 吉本隆明

    ぼくはでてゆく
    冬の圧力の真むかうへ
    ひとりつきりで耐えられないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは嘘だから
    ひとりつきりで抗争できないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは卑怯だから
    ぼくはでてゆく
    すべての時刻がむかうかはに加担しても
    ぼくたちがしはらつたものを
    ずつと以前のぶんまでとりかへすために
    すでにいらんくなつたものはそれを思ひしらせるために
    ちひさなやさしい群よ
    みんなは思ひ出のひとつひとつだ
    ぼくはでてゆく
    嫌悪のひとつひとつに出遇ふために
    ぼくはでてゆく
    無数の敵のだまん中へ
    ぼくはつかれてゐる
    がぼくの瞋りは無尽蔵だ

    ぼくの孤独はほとんど極限に耐えられる
    ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる
    ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる
    もたれあふことをきらつた反抗がたふれる
    ぼくがたふれたら同胞はぼくの屍体を
    湿つた忍従の穴へ埋めるにきまつてゐる
    ぼくがたふれたら収奪者は勢ひをもりかへす

    だから ちひさなやさしい群よ
    みんなのひとつひとつの貌よ
    さやうなら

  • 久我 雄三
    久我 雄三
    投稿画像

    「ぼくのお日さま」
    監督・撮影・脚本・編集 奥山大史

    繊細で淡くて、温かくて、切ない。そして小さな勇気が残るとても素晴らしい映画だった。

    どこか塞がったように感じる日常の中に芽生えた何気ない気づきと、そこから始まるさりげない一歩。その一歩が、閉じていた日々に光を差し込ませ、いつの間にか明るい毎日に変えていく。

    逆もまた然り。ちょっとした食い違いと違和感が、瓦解を生んでしまうこともある。
    だけど、止まっていた時には生まれなかった、前に進んだり後退したりしたときに生まれた心の動きと残ったかけらが、また新たな一歩を踏み出す後押しになって、自分の世界が変わるきっかけにつながっていく。

    世界が変わるって何てことないきっかけかもしれない。そう感じさせてくれる映画でした。

    そう考えると残ったのは、小さな勇気ではなく、大きな勇気かもしれないなー。

  • 久我 雄三
    久我 雄三

    この映画を教えて頂いたのも見城さん。
    感謝しかありません!ありがとうございます!

    まだまだ勉強が足りないな、と実感。