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雨音のトーク
トーク情報
  • 雨音
    見城徹見城徹

    幻冬舎を創立して3ヶ月ぐらいしてから右の耳鳴りが始まり、今日まで30年間ずっと休むことなく鳴り続けている。キーンという高い音だ。最初は凄く気になり病院を梯子したが、結局、原因は判らず、どんな治療も功を奏さなかった。今朝は耳鳴りが深く、強い。3つ前の三上のトークが胸に沁みる。目を閉じる。切なさが込み上げる。
    誰の所為でもない。自分の所為だ。サヨナラだけが人生だ。泣いても笑っても後少し。いつか荒野の風になる。

    夏草や兵どもが夢の跡  芭蕉

  • 雨音
    見城徹見城徹

    僕のトークをリトークして自分の意見を書いている人のトークは出来るだけリトークして差し上げたい。[感想こそ人間関係の最初の一歩]と常日頃から言っている僕はそれが礼儀だと思っているだけです。

  • 雨音
    見城徹見城徹

    相手が望んでいないことをいくらやっても貸しにはなりません。相手は口では感謝の言葉を言いますが、本当は迷惑だと思っているかも知れません。相手から頼まれたこと以外はして差し上げても好意の押し売りになってしまいます。
    何かをする時に自分の思い込みを検証することです。でないと、鬱陶しい人になってしまう怖れがあります。相手に対するキラーカードを貯め込むのは大変なんです。茨の道です。悪魔のような繊細さを巡らせないとエネルギーの切ない浪費に終わります。
    「勝者には何もやるな」
    その感覚をいつか味わって下さい。

  • 雨音
    見城徹見城徹

    [ディア・ハンター]をまた観た。冒頭の結婚パーティのシーンが素晴らしい。これがその後の全てのシーンに深い陰影を与えている。生まれた以上、人は誰しもが自分の苛酷な運命を引き受けて生きる。それを映像と音楽が重厚かつセンチメンタルに彫り上げる。男と男。男と女。国家と個人。誰のせいでもない、絡み合った諸関係を人は言い訳せずにただ耐える。ニックと向かい合ったロシアン・ルーレットでマイクが思わず発する恋人には言わなかった「I love you !」。そこからは涙が最後まで止まらない。

    5月6日。今日もどうしようもなくやるせない人生は続く。I Will Go to War !

  • 雨音
    見城徹見城徹

    おはようございます。昨日は写真を連続アップなんかをしていましたが、実はその裏で複数の仕事のトラブル解決の電話にかかり切りでした。編集という仕事は常に10ぐらいはトラブルの予感を孕んで進行しているので現場の編集者から電話が鳴るとドキッとします。47年間の僕の編集者生活はとりも直さずトラブルの歴史でした。人が人の精神を商品にする訳ですからしょうがないと思っています。