あくまでもメディア向けの公演時のアドバイスということで。大人数のメンバーが、同じ衣装で出演して激しい動きをしている時には、ファンの人は「どこに誰がいるのか」すぐにわかると思います。でもメディアはチーム8だけを見ているわけではないので、正直なところ「全員同じ」に見えてしまいます。つまり誰が誰かわからなってしまいます（僕はわかりますよ）。ゲネに来ているメディアの人は仕事で来ているので、メンバー全員の名前とキャラなどは、全て把握できていません。そこで、大人数で同じ衣装のステージでも、メディアに抜かれる工夫をすると良いと思います。 外見やポジション、パフォーマンスなど、いろいろな工夫があると思います。それ以外では「目線と手を振る先を一致させる」と良いです。これが当たり前のようで、案外ベテランのタレントでも出来ていません。つまり目線はカメラを見ているのに、違うところに手を振っていたり、パフォーマンスをしています。これではカメラが捉えにくいです（そういう画は使えません。そして実際にそういう画が多いです）。 現場でも同じだと思います。会場の客席にいる目線があっているファンと、違うところに手を振っている人がよくいます（大きなコンサート会場だともっと多いです）。「目が合っているファン・カメラに向かって手を振る、パフォーマンスをする」だけで「あの子、いいね」と思われて、どこにいてもカメラが向かいやすくなります。 なお外見で一番目立つのは「デコ出し」です。大人数で同じ衣装でも、どこにいるかすぐにわかります（全員がデコ出ししたら、困りますが笑）。さらにデコ出しは、暗い会場でも顔がはっきりして写真映りも良くなるので、助かります。