としのトーク
トーク情報とし 見城徹見城徹 秋元康がどれだけの圧倒的努力をしているか貴方は解りますか?結果を出している人はとんでもない圧倒的努力をしているんです。だから、いつも苦しくていつも憂鬱なんです。グダグダ言う前に圧倒的努力をしたらどうでしょう。それでも結果は出ません。それを乗り越えて乗り越えて、ようやく結果は出るんです。その結果が100溜まって貴方は一人前だと言われます。1000溜まって仕事が出来ると評価されます。10000溜まって貴方は伝説になります。毎日が苦しくて辛くて憂鬱なんです。秋元康が毎日耐えているものを貴方は想像出来ますか?
想像することが本当に出来たら、貴方の最初の一歩は始まります。最初の一歩ぐらい踏み出して下さい。とし 見城徹見城徹 20年前ほどのこと。ニューヨークで老境に差し掛かったジャーナリストがトム・クルーズの5日間の密着取材をしました。その中でトム・クルーズは憂鬱なことがあると僕は心の中で「ロッケンロール!」と叫んで立ち向かうんだ、と告白します。全ての取材が終了した5日目、お礼と別れを告げるジャーナリストに僕が車であなたを送って行きたい、と申し出ます。「僕の行く場所はあなたの次の仕事の場所と反対の場所だから、僕を送って行くと30分近く遅刻してしまいますよ。有り難いけどご辞退します」と言うジャーナリストに、トム・クルーズは一瞬考えて声に出して言います。
「それでもいいさ、ロッケンロール!」
僕はその記事を読んでから、トム・クルーズが好きになりました。とし 見城徹見城徹 昨夜の会食は自由が丘のステーキの店「フォレスト」でした。オーナー・シェフの草場さんとは彼が六本木の「和田門」でシェフをしていた時からの付き合いですから、かれこれ40年になります。
角川書店の新入社員だった僕は角川書店の社長だった角川春樹さんに連れて行ってもらい、次に森村誠一さん、五木寛之さんと立て続けにご馳走になり、その平戸牛のステーキ、特にシャトーブリアンの美味しさに悶絶しました。
味をしめた僕は芥川賞を受賞したばかりの村上龍を誘って自分で行き始め、店が閉店になるまで200回ぐらいは通ったと思います。
赤川次郎さんを始め、当代のVIPたちとよく偶然お会いしたものです。
閉店になってから、草場さんは自分で青山に「フォレスト」を開店し、「和田門」の頃と寸分違わぬ美味しさで、よくお世話になりました。
ところが、1年ほど前に青山から自由が丘に移ってしまい、残念に思っていたのですが、昨夜、ようやく訪れることが出来ました。
小粋なビストロ風の素敵な作りで、草場さんの料理を堪能しました。
40年の時間が経過して、当時の感動的な料理を味わえることの幸せを噛み締めました。