ゆー
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ゆー 七色息子七色息子 「願いごとの持ち腐れ」小さい頃、選択肢は多い方が良いと教わった。魔法でもなんでも、たくさん想像しなさいと。でも、時が経つにつれ、それは同時に、いくつもの夢を摘むことだと思い知った。あれもしたい、これもしたい、と願いごとが増えてゆく。夢がたくさんあっていいね。と褒められたけど、その残酷さを教えてくれる大人はいなかった。
でも青春ってきっと、摘まれゆく夢に想いを馳せながら、迷いながら、そうやって黄昏てゆくんだ。その不穏さに人知れず共感した。
人生の黄昏は早い。無垢に他者を想える唯一の時季だ。摘まれ、朽ち果てた願いごとの上で茫然と立ち尽くしながら、初めての夜を孤独に過ごす。そのとき悔いなく思い出す、誰かの微笑み、それが愛の夜明け。
願いごとの持ち腐れを経験しなければ、たくさん夢なんて持たなければ、ツライ思いなんてしなくてすむ。無欲で生きることに越したことないよ。でもそれって、しあわせからも掛け離れてしまうんだよな。
誰かのしあわせ願う、そんな生き方に気付けるチャンスを、この曲は与えてくれてるのかも、って思った。特にMV。本当の願いを知ってる子たちの涙が、痛いくらい胸に沁みた。子供たちの願いを、真摯に見ることができる、そんな目を持った大人にならまだなれるかもしれないから、自分も頑張ろうって思った。とにかく風邪を治そう😷💦