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藤田晋bot

実は昨年末から「憂鬱でなければ仕事じゃない」 の続編の製作に取り掛かっています。 往復書簡ではないのですが、見城社長の 原稿が先にどんどんあがってくるので、 とても焦っています。 そして、今回の見城社長は前作を超える のではないかと感じるほど面白いです。 今回収録される中でも私の好きな言葉、 「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」 以前、見城社長の著書にサインをもらった 言葉です。 この言葉を今現在サイバーエージェント
社内に多数いる新規サービスを創っている
人たちに捧げたいと思います。 絶望しきって死ぬのは幸せなことだと思う。 圧倒的に努力し、集中し、持てる力の全て 出し切って、それでも尚ダメだったとするならそれは望み絶たれる絶望です。 それなら悔いを残さず、清々しい気持ちで 自分に対しても誇れると思います。 しかし、やり残したことがあったり、 全力を出し切れなかったり、中途半端に 気が散っていたとしたら、悔いを残すと 同時に、望みも残して諦めもつかず、 死んでも死にきれません。 私も起業した頃は起きている時間は全て 仕事に費やし、友人も彼女も睡眠も食事も 全てを犠牲にして成功に賭けていました。 よく取材を受けて、 「若いのに不安とかはないですか?」 と聞かれるたびに 「これでダメだったとしたら仕方ないと 思えるくらいやってるんで」
と答えていました。 起業した頃は、成功を強く信じて頑張った と思われがちですが、実際は違います。 失敗しないために、思いつく限りの全て の努力をやり尽くしていたのです。 現実は成功より失敗する確率のほうが 遥かに高いのを知っていたからです。 それと同じく新サービスを創る際にも 成功より失敗する確率のほうが高いです。 にも関わらず、多くの人は一握りの成功例 を参考にサービスを考え、自分も成功する と信じ込みます。 それよりも、遥かに多い失敗例のほうにも 目をむけ、厳しい現実を知る必要があります。 そして悔いを残すパターンの多くは致命的な問題の見落としです。 自分たちのサービスをひたすらネガティブ
チェックして、その現実から目をそらさず、できる限りの全ての手を尽くしてその日を待つことが大事なのです。 映画の興行成績は初日の入りで大体判る と聞きますが、ネットサービスもローンチ後1週間も経たずに9割がたは可能性が あるのかダメなのか判明します。 その時に絶望しきって諦めるしか無かった としても、持てる力を全て出し尽くして いればそこから何かを学べるはず。 その日のために、今を熱狂して仕事しましょう。

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渋谷ではたらく社長の名言
トーク情報
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    戦略なんて「戦に勝つ作戦」なんだから難しいこと考えずにここは戦場で負けたらほんとに殺されると思って必死に考えればよし

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    昨日は役員合宿だったのですが、
    その会議中、何かの話題で
    「コミットメントが強い人材は全体の
    ことが見えなくなりやすいよね」
    と私が言ったら、目標に対しての
    コミットメント力が高いから役員に
    昇格したような人材がずらりと並んだ
    その場が一瞬寒い空気になったので、
    「会社全体や、社会全体が見えなく
    なりやすいよね?ね?」
    ともう一度言ってみたのですが、
    伝わってなかった気がするので、
    ブログにちょっと書いてみることに
    しました。
    もちろん、組織の中で出世していく
    ような人は、いかなる目標であっても、
    必達するつもりでコミットメントし、
    結果を出してくる人であることが多いです。
    私自身も会社の目標、業績予想に
    強くコミットしています。
    だからコミットメント能力が高い人材を
    私も高く評価することには変わりない
    のですが、一方で注意しなければ
    ならない面もあると思います。
    自分の目標、自らの使命を必達しようと
    強くコミットすればするほど、
    集中すればするほど、
    周りのことが見えなくなっていき、
    もっとも悪いケースでは、
    他人の利益を顧みない利己主義者に
    なってしまう人がいるのです。
    もちろんうちの役員になるような人に
    そこまでの人はいませんが、
    過去には社内でも、そういう社員を
    何人か見てきました。
    それでは高い目標を達成していても
    評価できません。
    全体の利益や、他人を犠牲にして
    成果を挙げても、それは短期的な
    ものだからです。
    コミットメント力と、全体を見る力は、
    トレードオフの関係のようにも見え
    ますが、どちらを採るかと聞かれれば、
    コミットメントのほうが良いのですが、
    いずれにしても、
    コミットメントが強い人材も、
    全体を見ることができなければ、
    最終的には伸び悩むことになります。
    短期的には良くても長期的には
    他の人がついていけなくなったり、
    愛想をつかされてしまったり、
    多くの人から支持を受けることが
    できないからです。
    言うまでもないですが、リーダーは
    多くの人から支持を受けないと
    一人では何もできません。
    コミットメント力が高くて仕事ができても、意外と小さくまとまってしまって、
    大きなことができない人がいますが、
    そういうことだと思います。
    社会のためになり、会社のためになり、
    顧客のためになり、株主のためになり、
    一緒に働くみんなのためになり、
    それでなおかつ自分の目標を必達
    するコミットメント、
    それが最高ではありますが、それこそ
    究極の難易度でしょう。
    それを達成したいと思ったらコミットの
    強い人材は気持ち悪くなってしまう
    知れません。
    (なかなか達成できないので)
    でも、全体のことを考えようという
    姿勢を見せることが、リーダーには
    必要不可欠だと思います。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    「暗闇の中でジャンプ」
    これは幻冬舎見城社長の著書、
    「編集者という病い」の中からもらった
    言葉です。
    生きることは暗闇の中でジャンプの
    連続です。
    我々も東証一部に上場させてもらい、
    世の中の目も厳しいこの時代にあって、
    怖いから、怪我したくないから、
    恥をかきたくないから、
    足がすくんで挑戦をしなくなったら、
    そこで終わりです。
    リスクを負わなければ、リターンが
    得られることもないのです。
    勇気をもって挑戦していこう
    そんな意味を込めてこのスローガン
    にしました。
    私も何度も繰り返し読みこんだ、
    名著「編集者という病い」ですが、
    755で再び話題となり増刷 されてます。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    昨日社内でとある新規サービスをチェック
    させてもらった時に、
    「もっとエッジを立たせないと」
    「これだと埋没しちゃうよ」
    という話をしました。
    インターネットのサービスは、殊更に
埋没リスクを意識しなければなりません。
リアルの店舗であれば、大通りに出店
    すれば前を通り過ぎる通行人が
    立ち寄ってくれるかも知れません。
    でも、ネットの場合はサイトを知らなければ、立ち寄ることさえないのです。
    また、参入障壁が低いこともあって、
    ネットサービスは本当に群雄割拠であり、
    有象無象でもあり、とにかく星の数ほどの
    サービスが出てきます。
    普段、自分は自分が知っている、
    使っているサービスしか目に入って
    こないし、覚えていないので
    気づきにくいのかも知れません。
    でも、その自分が知ってるサービスは、
    実は無数のサービスの屍累々の上に
    存在しているのです。
    試しに、画期的なサービスを考えて、
    これは今までなかったというような
    アイデアを閃いたら、
    類似したサービスが存在しないか
    検索してみてください。
    似たコンセプトのものが1つか2つ、
    もしくはそれ以上見つかるはずです。
    それらは、単に埋没しているのです。
    ネットサービスを埋没させない方法は、
    いくつかありますが、例を挙げてみましょう。

    1)社長や会社自体が注目されている。

    そういった会社が出すサービスは、
    一挙手一投足が話題になり、
    取材され、メディアにも露出されるので、
    それだけでも埋没を免れることができます。
    IT社長でよく衆目を集めるような
    尖った発言を繰り返す人がいますが、
    そのためでもあると思います。
    それにハマって何が本来の目的だったか
    分からなくなる人もいますが。

    2)エッジが効いてる。

    サービスの切り口が鋭い。明快である。
    それ自体がユーザーの関心を引くことが
    できれば、埋没を免れます。
    他社のサービスですが、ユーザーが
    ペアを組んで参加できる
    肉会 や焼肉部 は、エッジが効いてます。
    珍しいし、分かりやすく、覚えやすく、
    焼肉なら気軽だし、と関心を集めてます。
    何も焼肉に限定しなくても・・
    と思う人もいるかも知れません。
    でも、これを「なんでも会」とか
    「なんでも部」と言った瞬間に
    切り口が悪くなり、
    コンセプトを伝えることができずに、
    埋没するリスクが高まるのです。
    ネットは汎用性を利かせやすいので、
    その後の事業展開を考えてコンセプトを
    広く取りたくなりがちなので要注意です。

    3)癒着がある。

    プラットフォームや他社との提携など、
    既に多くのユーザーを抱えている
    ところとの癒着も有効です。
    アメーバに出てくる新規サービスが
    埋没しないのは、アメブロやピグなど、
    他のサービスを使っている人に対して
    お知らせすることができるので、
    埋没しにくいのです。
    それ以外に、もちろん広告宣伝や
    話題作りを頑張るという方法は
    あるのですが、それだけに期待して
    スタートを切れるほど、
    広告宣伝も簡単ではないと考えておいた
    ほうが良いでしょう。
    広告の情報もまた、世の中に溢れかえって
    います。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    起業家10周年

    SEEDAが見たくて、会社からほど近い渋谷O-EASTでの
    Liveに行ってきました。
    SEEDAはやはり天才などでも何でもあった。
    言葉にならないくらい感動しました。
    最近ハードローテで聴いてる、OKI,BRON-Kも出ていて、
    最後は圧巻THE BLUE HERBまでの素晴らしいイベントでした。
    今日はSEEDAが私の好きな曲『LIVE and LEARN』も
    歌ってくれた。
    日付変わって、今日3月18日は創立記念日。
    そういえば去年の創立記念日にもOZROZAURSに
    インスパイアされたブログ を書いている。
    今日で10年経ちました。
    10周年という数字には特に何も感慨はない。
    会社は毎年9月の決算に向けて全力を尽くしているけど、
    何周年とかを目指している訳ではない。
    でも、起業家藤田晋としての10周年は少しは意味が
    あるかも知れません。
    1998年、24歳の時に希望を胸にゼロから会社をスタート。
    三軒茶屋の1ルームの部屋には寝るだけのために帰り、
    それ以外は全部仕事につぎ込んでいた。
    人生を掛けて、命を掛けてやっているつもりでした。
    それでも取引先には足元を見られて。
    同僚や知り合いには鼻で笑われて。
    銀行には客として扱ってもらえなかった。
    同業者には無法者扱いされて。
    内定を出した人材には蹴られ。
    期待していた社員に見限られ辞められたこともあった。
    不利な取引条件を飲まされて悔しかったこと。
    未熟なベンチャーだからできなかったこと。
    年齢が若いから信用してもらえなかったこと。
    知らないから騙されそうになったことも何度もあって。
    不安と焦りで眠れない夜もあった。
    責任の大きさに気づかされて、
    プレッシャーに押しつぶされそうになった。
    金のためにやっている訳ではないのに、金を
    批判され。
    名声名誉のためでもないのに、陰口を叩かれて。
    前に進もうとするととられるあげ足。
    成功するたびに増えていく妬みや嫉妬、
    少しの本当を混ぜながら嘘をつかれたり、
    全くの出鱈目の噂話も、今ではもう慣れました。
    今だから笑える話も、当時はただもどかしくて、
    悔しくて、見返したくて、いつか全員黙らせたくて。
    サイバーエージェント今日で10年。
    従業員数1600名強、売上高は昨年で760億円
の会社になりました。
    昔、口に出しても信じてもらえなかったことを、次々に
    実現してきた。
    根も葉もない噂話は風化していき、
    実績で黙らせたいと思っていたことすら思い出せず、
    怒りや悔しさは時間とともに消えてなくなりました。
    起業家として、金や名誉なら自分はもう充分得ていると思う。
    でももし自分が反骨精神を失ったり、新しいことに挑戦する意欲
    をなくしたら、
    そしたら自分は潔く引退するべきだと思う。
    今日のLiveでILL BOSTINOが何度も繰り返し言っていた、
    『孤独、憂鬱、怒り、それを3つ足してもはるかに上回る希望』
    それこそが起業家には必要。
    これからまた希望を持たなくては。
    Amebaは日本を代表するメディアにしてみせる。
    世界に通用するサービスを産み出してみせる。
    世界的な成功を収める会社になってみせる。
    無理な理由なら、今はいろいろ言えるだろう。
    でも起業家なのでそんなの慣れています。
    自分の年齢は今年で
    「30Fucking ファイブ」
    (by SHINGO☆西成)
    上場会社の社長が「Fucking」なんて言うなとまた怒られる
    だろうけど、10周年記念日くらい好きに書かせて下さい。
    まだ35歳。
    社長業は疲れるけど、守りに入るような年齢ではない。
    同世代の起業家の多くが途中でいなくなりました。
    無理な時に勝負をかけて失敗したり、
    不正に手を染めてしまったり、
    誘惑に負けてしまったり。
    自分は同世代の起業家のトップランナーと自負しています。
    だからこれからも走り続けなければならない。
    途中で退場した友人の起業家ためにも。
    次の世代の起業家のためにも。
    キャリア10年。上場社長歴も8年。
    これからも起業家として背筋を伸ばし、新たな市場を
    勇気と気合を持って開拓していきたいと思います。
    最後に、この機会にいつも自分を支えてくれている皆さんに
    お礼を言わせてください。
    株主の皆様、お取引先の皆様、アメブロユーザーの皆様、
    サイバーエージェントを応援してくれている皆様、
    皆様のお陰で10年やってこれました。
    支えて頂きありがとうございます。
    そしてサイバーエージェント社員の皆さん、我々の会社は
    社長がすごいのではなく、優秀な社員が一生懸命働いている
    ことがすごいのです。
    本当に感謝しています。いつもありがとう!
    「21世紀を代表する会社を創る」
    よし、また頑張ろう。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    仕事を始めたばかりの20代のころは、
    「私にやらせてください!」
    「全責任をもって必ずやり遂げます!」
    などと、鼻息荒く、ある意味勢い任せで
    言えた人でも、
    実際に大きな責任や、重圧を背負って
    みると、それは自分の想像をはるかに
    超えるものです。
    また、痛い目にあったりして
    現実の厳しさを思い知ると、
    今度は迂闊なことが言えなくなります。
    そうして、年齢を重ねるに従って、
    若い頃の上記のような言葉は出なくなり、
    慎重を期して熟考したり、
    苦い思い出に躊躇しているうちに、
    気が付くと、責任を避けたがるように
    なっていくのです。
    そんなパターンの人が意外なほど
    多いのですが、
    これはとても勿体ないことだと思います。
    しかも、賢くなった人ほど、
責任を負うことを避ける傾向が出てくる
ように私は感じているのですが、
    本当にそれは賢いのでしょうか?
    今朝、twitterの自分のBOTから
    流れてきた言葉、
    「責任を負うことを避けたがる人をリーダーに据えてはいけない」
当たり前のことを言っているようですが、
    頭が良くても、仕事が優秀でも、
    人望がある人でさえも、
    責任を負うことを避けようとする人に
    リーダーを任せることはできません。
    それは組織に属した経験のある人なら
    誰でも理解できると思います。
    逆に、会社組織において、
    責任を負う覚悟がある人は、
    それだけでもかなり見どころがあります。
    冗談で「トラブル処理がうまいから
    出世したんだよ」と言われる役員も
    いるのですが、
    何が起きても最後は自分が全責任を
    負う覚悟がある人には、
    大事な役割を任せられるのです。
    人は大きな役割を任されて、
    責任と重圧を背負い、難しい試行錯誤
    を繰り返す中で成長していきます。
    本当に賢くなった人が、
    尚も自分を大きく成長させる方法は、
    冒頭の20代と同様に、
    最初に責任を負う覚悟を決めること
    だと私は思います。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    義理と言えば、大切な年上の友人である見城徹さんの本『たった一人の熱狂』に「GNOは絶対死守」「安目を売るな。やせ我慢しろ」という言葉が出てきます。
    この言葉には、仕事や人生で人間関係に恵まれ、大きな成功を収める人の決定的なポイントが込められています。
    GNOとは(義理、人情、恩返し)です。
    言葉は古臭く感じるかもしれませんが、大きなことを成し遂げるには多くの人の力が必要となります。
    日頃からGNOを疎かにしている人は、多くの人の力を借りることができません。
    なぜなら、その振る舞いを周囲の人たちが必ず見ているからです。
    人を大事にしない人が、大きな成功を収めることは絶対にありません。
    安目を売るとは、簡単に相手に借りを作るということです。
    短期的に見ると、あなたが何かお願いごとをしたとき、相手に聞き入れてもらい、力を貸してもらえたら「ラッキーだ」と思うかもしれません。
    しかし、安目を売る人の態度もまた周囲はよく見ています。
    本当に重要なとき、相手に自分が損をしてでも手を差し伸べようと思わせることができるのは、日頃はやせ我慢に耐えている人です。
    安目を売らず、長い間相手のために尽くしてきた人には味方が現れます。
    20世紀にソニーやトヨタのような会社ができ、世界を舞台にビジネスをしています。
    あのような会社を作るのが私たちの前提なので、社会性を意識して行動しますし、安目を売らず、人付き合いにおいてもモラルを守ります。
    事業も一定の規模を求め、雇用を生み出し、グローバル展開もしていきます。
    何がなんでも世界的な成功を遂げることを考えています。
    それは21世紀を代表する会社になるためであり、これには多くの協力が欠かせません。
    義理、人情、恩返しはそのためのすべての土台と考えています。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先週、12入社の内定式がありました。
    215名の来春入社の皆さんへのご挨拶の中で、「みなさんが入社を決めたのはベンチャー企業、そのつもりで来てほしい」
    と話しました。
    サイバーエージェントは売上高1000億円を超え、従業員数も2000名近い組織になりましたが、我々が目指しているのは今とは比較にならない、まったく桁の違う規模の成功です。
    21世紀を代表する会社を創るというビジョンに対して、今はまだようやく足場ができてきた程度にしか考えてません。
    そんな高い目標を掲げ、社員の挑戦を歓迎し、スピードを重視し、常に変化をおこそうとしているベンチャー精神あふれる社内に居ると、安定志向が強すぎたり、保守的すぎる人は、周囲とかみ合わなくなってしまいます。
    とはいえ、当社はすでにベンチャー企業に
    入社するうえでの不利な側面はかなり解消
されてきています。
    人材育成の体制は整っているし、
    福利厚生もそれなりに充実してきたし、
    財務内容も安定していて、業績も悪くないのでいつ会社がなくなるかも知れないという不安定な状態ではありません。
    では、ベンチャー企業の利点を失わないために、今後も必要なのものは何でしょうか?

    (1)規則や規律をむやみに増やさない

    何か問題が起きたら、または事前に防止するために、むやみに規則や規律を新設してはいけません。
    会社のブランドを築き上げるには長い時間がかかり、失うのは一瞬です。だからといってリスクを回避するために、リスクを極限まで減らしていけばローリスクローリターンですが、それはベンチャー企業ではありません。規律を増やせば社員の自由な発想が制限され、個性を活かす場が減り、スピードが落ちます。
    得るものの代わりに何を失うかを常に
    検討しなければなりません。
    ただし、社員が自由で柔軟に発想し、
    スピードを失わないためにも、
    制度や、ゲームのルールは必要です。
    マネジメントはそれを単純でわかり易いものにして社内に浸透させなければなりません。

    (2)失敗に対して寛容

    失敗をしたら昇進の道が閉ざされるので
    誰もリスクをとらなくなった大企業をたくさん見てきました。
    企業は歴史を重ねれば重ねるほど、
    立派になればなるほど、
    ひとつの失敗でも世の中で批判を浴びて、
    利害関係者にも迷惑をかけます。
    逆にスタートしたばかりの小さな会社なら
    多少の失敗は目立たないので、
    いろんなことに挑戦しやすいとも言えます。
    失敗にめくじらを立てて、社内で責め立てるのはベンチャー企業ではありません。
    失敗を責めたくなる気持ちをぐっとこらえて、挑戦を評価し、経験を得たことを次に活かす文化を大切にしなければなりません。

    (3)抜擢に怯まない

    大組織になって若手を抜擢できなくなる
    理由は、横並びです。
    今仕事ができるベテランに配慮して
    将来性がある若手を抜擢できなくなれば、
    その才能を飼い殺してしまいます。
    スタートアップ企業に転職したら、
    即ポジションを得て成長していける若手が
    世の中の大企業にたくさんいるように
    私には見えます。
    人的資源を最大限に引き出すためにも
    社内を活性化させるためにも、
    意図的に機会を与えることを心がけなくてはいけません。
    ベンチャー企業の定義は人それぞれかも知れませんが、私は「大きな、急速な、成長を目指している会社」だと思ってます。
    その意味ではまさしく当社はベンチャー企業です。
    ナンバー1を目指しているし、生まれたばかりのスタートアップ企業にもスピードで負けたくはありません。
    もちろん、リスクを減らすためのディフェンスを担当する部署の人も数多くいますが、当社ではそれを理解し、手助けになるように働いてくれているとおもいます。
    株式会社はもともと出資者がリスクを分担して大プロジェクトを可能にする仕組み。
    コンプライアンスの名のもとにひたすら
    リスクを避けていても仕方がありません。
    上記に掲げた3つは、当社は今後もリスクをとるという改めて意思表明でもあります

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    今週の日経ビジネス「社長が選ぶ
    ベスト社長」の特集で名前を挙げて
    頂きました。

    私は「人づくり」の面で評価頂けたようです。

    もちろんこれは嬉しいのですが、このことである話を思い出しました。

    それは私の「後継者」についてです。

    先日、とある大企業の次期社長を選ぶ
    立場だった人にお会いしました。

    私はどのように後継者を選んでいくのか
    に興味があったので、尋ねました。

    「どのようなプロセスで社長を決めたのですか?」

    「候補者は他にも複数いたよ」

    「その中でなぜ○○さん(現社長)だったのですか?」

    「それは簡単だよ」

    「?」

    「○○が一番人を育てたからだよ」

    私はこの言葉にはっとしました。

    最も功績を挙げた人ではなく、
    最も人を育てた人にトップを任せる。

良い人材を採用し、育成して、
    社員の活力により業績を伸ばせる
    ように創り上げてきた我々のような
    会社を経営するにあたり、とても
    重要な考え方だと思ったからです。

    人を育て、その可能性に賭けるという
    ことに対する価値観が違うリーダーに
    トップが入れ替わってしまえば、
    我々の会社の競争力は根本から
    揺るぎかねません。

    今後、私がどのタイミングで交代し、
    その後、誰が社長を選んでいくのか
    は現時点では全く分かりません。

    でも、創業者からの遺言状というか、
    サイバーエージェントの家訓
のようなものとして遺しておくべき
    言葉かも知れないと思います。

    そのくらいこの会社は、人を育て
    伸ばすことで辻褄が合うように
    事業内容や人事制度、社風など
    全体が設計されているからです。

    もちろん、「人を育てた、それだけ」
    ではダメですが、絶対条件で
    あることは確かだと思います。

    自分も忘れないようにブログに
    書き残しておきました。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    例えば30歳前後の人に対し、
まったくフランス語が話せないが、
    これから話せるようになるか?
貧相な体つきだが、筋肉ムキムキに
これからなれるか?
    などと質問すれば、
    それらは、全く不可能ではないと
    思います。もちろん
    本人が圧倒的な努力をすれば、
    という条件つきですが。
    現時点ではどこからどうみても
    無理そうに見えても、
    人間、圧倒的な努力すれば
    不可能を可能にできることは
    たくさんあります。
    そもそも赤ちゃんの時はみんな、
    喋れないし、歩けないのです。
    仕事において、不可能を可能にする
    とはそれと同じようなものだと思います。
    現時点では想像もつかないような
    ことであっても、圧倒的な努力をすれば
    なんとかなったりするものです。
    抜擢人事を決める際、
    「彼は○○には向いていないです」
    「彼女は○○タイプなので違うと思います」
    と、その人の現時点の評価で無理そう
    という理由で反対されると、
    私はそれを押し切って抜擢を決める
    ことがあります。
    もちろん適正というのはありますが、
    ネットビジネスは常に新しい世界を
    切り拓いてきたので、ほとんど全員、
    「できるか?」
    と問われれば、フランス語が話せない
    状態のようなものです。
    だから特に新しい事業を始めるときは、
    その人の成長見込み分を加算して
    抜擢しています。
    そうでもしないと誰も適任がいない
    という理由で我々は何もできません。
    ただし、本人が大変な努力をすれば、
    という条件つきです。
    抜擢するかどうかを判断する上で
    大事なのは、抜擢したあと、
    危機感をもって努力できるのか否かです。
    抜擢されたことで満足していたり、
危機感が足りなかったりした場合、
    これはもうどうしようもありません。
フランス語が全く喋れないのに
    勉強もしないようなものです。
    筋トレで言えば、ノーペインノーゲインなのです。