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藤田晋bot

今日書いたブログを見たら、たくさんのお叱りのコメントが。 そりゃそうですよね。 反省してます。 そんな中、アメリカの経営学者ピータードラッカー死去のニュース 。 知らなかった。 ドラッカーの著書はたくさん読んだ。 そして私も組織、マネジメント、経済社会を考える上で 多大な影響を受けた。 中でも一番好きなのは「ネクストソサイエティ」。 全編、これからの社会、経済、組織、マネジメントがどうなるのか、 全てを俯瞰し鋭い洞察力で描かれていて、しびれる。 インターネットの将来性についても触れられている。 そこがすごく読み応えがある。 4年前、ネットバブルが崩壊して皆が自信を失いかけて いたときに読み、本当に勇気付けられた。 私の好きな経営書ベスト5に入る本。 今でも時折読み返します。 95歳だったそうだ。 こんな本が書ける人物は世界にふたりといないだろう。 安からかにお眠りください。

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渋谷ではたらく社長の名言
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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    週末読んでた「おれはキャプテン」

    突然キャプテンに任命された中学生の主人公が、チームを打撃練習しかしない方針にします。
    はじめの試合は17対16で勝利。
    守備練習してないのでエラーが多くて
    失点が多いのですが、
    それでも徹底して打撃を強化していきます。
    そして打撃の強いチームとして強豪になり、ふと気がつけば、いつの間にか守備のほうもうまくなっていたという・・

    そんな話があったのですが、この中学生の
    キャプテンの戦略から学ぶべきと思いました。

    会社組織においても、
    強みを見つけて伸ばすことができれば、
    組織に自信がつき、
    やがてそれが誇りとなり、
    気がつくと、弱点は皆がカバーしていきます。

    多くの人は褒められると自然と弱点をなんとかしたくなるからだと思います。

    弱みを先に克服しようという発想は、
    困難が多い割には、「労多くして益少なし」で、顧客に対するプロ意識も足りません。

    個人のキャリアにも同じことがいえますが、
    「営業が苦手なので克服したいのです」
    「技術が苦手なので身につけたい」
    と言って配属を考える人がたまにいますが、
    時間が掛かる割には、見合った成果は
    得られないと思います。

    得意分野を伸ばしていったほうが早いし、
    成果も挙がり、結果的には苦手も克服
    されているかも知れません。

    ベンチャーだったり新人だったりで
    明確な強みが未だ無い場合なら、
    「強みになりそうなこと」
    を見つけて伸ばしていくという発想が
    大切だと思います。

    弱みを一旦完全に無視して、
    強みを見つけて一点突破で伸ばしていく、
    上述のキャプテンの戦略は有効です。

    弱みを克服することに悪戦苦闘している人がいたら、
    「自分の強み」か「強みになりそうなこと」を探して、
    徹底的に伸ばすことを検討してみてほしいと思います。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    今日の役員会であした会議の振り返りを
    しているときに、プレゼンを聞く立場の私が会議中に、
    「結論ファーストで頼むよ」
    「話が長いよ」
    と何度も言った件について、その理由は何か?という話になりました。

    自分の中ですぐうまく説明できなかった
    のですが、いつも同じように感じています。

    実際、長々と説明されるアイデアは
    ろくなものがなくて、それを喋りで誤魔化そうとしているような気もします。

    それに自分が既に知っていることを延々と
    説明されると、(何も相手の立場を知らずに提案してるな)とか(今頃こんなことを勉強したのか)とか頼りない印象を与え、聞く耳を持つ気が萎えてしまうというのもあると思います。

    大抵の場合、重大な決断をする相手の
    ほうが自分よりもそれについて真剣なので、もっと詳しいのです。

    相手にとって重大な決断を迫るような
    提案をする場合、

    1.要点を伝える。
2.疑問に答える。
    それだけで十分だと思います。

    アイデアの要点を簡潔に伝えて、
相手が(良いな)と感じれば、
    それが大事な話であればあるほど、
    ネックになるポイントが次々と思い浮かびます。
準備をしていてそれらの疑問に応えられれば、(なるほど)ということになりやすいです。

    以前、社内でクライアントに提出した
    プレゼン資料を集めたときに、
    「これは決まらなかったんですが・・」
    というのは分厚くて立派な資料で、
    「大型受注した資料です」
    とぃうのは要点だけを記載した資料だった
    ことがあります。

    今回の話は社内のことですが、
    通常業務でも同じようなことが結構起きて
    いるのではないでしょうか。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    今朝、「憂鬱でなければ仕事じゃない」の編集の方から電話があり、また増刷が決まったようです。

    これで18万部までいきました。
    ビジネス書としては結構なベストセラーです。
    読んで頂いた皆様、ありがとうございます。
    この本の中で私が好きな言葉、

    「打率3割3分3厘の仕事哲学」
という項がありますが、最近それが
    頭をよぎる出来事が身近でありました。

    この言葉も見城社長のものですが、
    プロ野球でも3回に1回ヒットが打て
    れば首位打者になれる。
    ところがたまに5打数5安打を打つ
    日がある。するとバッターは次の日も
    また次の日も打てると考え、悪球でも
    打ちにいき、やがて自分のフォームを
    崩していく。
    5打数5安打を異常と捉えなければ、
    泥沼にはまるという話です。

    麻雀は4人でやっていれば
    毎回あがれる確率は4分の1なのに、
    たまたま勝ち続けることがある。すると
    (自分だけは特別だ)と調子に乗り、
    たまたま負け続ければ、今度は
    (自分は運が悪い)と自暴自棄になる。
    そんな人が麻雀の弱い人です。
    確率4分の1を忘れているのです。
    ギャンブルで身を滅ぼす人はこの
    パターンが多いのではないでしょうか。

    ビジネスにおいても、現実は負ける
    確率のほうが高く、勝ち続けるなんて
    ことは本来ありえません。
    ベンチャー社長で羽振りが良かった
    のに凋落する人も、一時の成功に
    よって確率を忘れている人が多い
    ように思います。

    勝ったときほど冷静になり、
    「成功とは異常なことなのだ」と、
    慢心しないことが成功の持続のコツ
    だと見城社長が書いてます。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    樹林伸さんのtwitter より

    他人の創ったものに素直に感動する人。
    そして自分も何か創りたいと思う人。
    →クリエイター向き

    感動しつつも、ここがこうだったら
    もっと良いのにと、つい考えてしまう人。
    →編集者やプロデューサー向き

    私も日々仕事をしながら社員を見て
    そう感じます。

    クリエイターは誰かの作品に対して
    感動したり、泣いたり、笑ったり、
    素直な感情で向き合っています。

    プロデューサーはその作品が創られた
    経緯や背景など、真意を探った上で、
    改めてユーザー目線で見て何が
    足りないかを考えます。

    どちらにしても共通しているのは、
    実際の苦しみや難しさと向き合う
    必要があるということです。

    クリエイターは、誰かの作品に感動した
    からといって、自分も何かを創れるか
    どうかは全く別問題です。
    無から生み出す苦しみが待ってます。

    プロデューサーは、
    様々な現実の制約を跳ね除けて
    作品を生み出す難しさがどれほどの
    ことかを知らなければなりません。

    それらを認識している人は、そう簡単に
    他人の作品を評価することはできなく
    なってしまいます。

    最後に、

    何でもすぐあら探しする人。
    →モノ創りには向いていない
    と樹林さんは言っています。

    他人の創ったものに完璧を求めて
    粗さがしするのは意外と簡単で、
    一度始めると癖になるものではないか
    と思います。

    しかし、それを続けていると、
    前も書きました が、自分の時に
    現実の厳しさと向き合えなくなって
    しまいます。

    我々のネットビジネスにおいても、
    モノ創りに関わる人は気を付けましょう。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    実は昨年末から「憂鬱でなければ仕事じゃない」
    の続編の製作に取り掛かっています。

    往復書簡ではないのですが、見城社長の
    原稿が先にどんどんあがってくるので、
    とても焦っています。
    そして、今回の見城社長は前作を超える
    のではないかと感じるほど面白いです。

    今回収録される中でも私の好きな言葉、

    「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」

    以前、見城社長の著書にサインをもらった
    言葉です。
    この言葉を今現在サイバーエージェント
社内に多数いる新規サービスを創っている
人たちに捧げたいと思います。

    絶望しきって死ぬのは幸せなことだと思う。

    圧倒的に努力し、集中し、持てる力の全て
    出し切って、それでも尚ダメだったとするならそれは望み絶たれる絶望です。

    それなら悔いを残さず、清々しい気持ちで
    自分に対しても誇れると思います。

    しかし、やり残したことがあったり、
    全力を出し切れなかったり、中途半端に
    気が散っていたとしたら、悔いを残すと
    同時に、望みも残して諦めもつかず、
    死んでも死にきれません。

    私も起業した頃は起きている時間は全て
    仕事に費やし、友人も彼女も睡眠も食事も
    全てを犠牲にして成功に賭けていました。
    よく取材を受けて、
    「若いのに不安とかはないですか?」
    と聞かれるたびに
    「これでダメだったとしたら仕方ないと
    思えるくらいやってるんで」
と答えていました。

    起業した頃は、成功を強く信じて頑張った
    と思われがちですが、実際は違います。
    失敗しないために、思いつく限りの全て
    の努力をやり尽くしていたのです。
    現実は成功より失敗する確率のほうが
    遥かに高いのを知っていたからです。

    それと同じく新サービスを創る際にも
    成功より失敗する確率のほうが高いです。
    にも関わらず、多くの人は一握りの成功例
    を参考にサービスを考え、自分も成功する
    と信じ込みます。

    それよりも、遥かに多い失敗例のほうにも
    目をむけ、厳しい現実を知る必要があります。

    そして悔いを残すパターンの多くは致命的な問題の見落としです。
    自分たちのサービスをひたすらネガティブ
チェックして、その現実から目をそらさず、できる限りの全ての手を尽くしてその日を待つことが大事なのです。

    映画の興行成績は初日の入りで大体判る
    と聞きますが、ネットサービスもローンチ後1週間も経たずに9割がたは可能性が
    あるのかダメなのか判明します。

    その時に絶望しきって諦めるしか無かった
    としても、持てる力を全て出し尽くして
    いればそこから何かを学べるはず。

    その日のために、今を熱狂して仕事しましょう。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先週末に開催した役員合宿は、わざわざ
    沖縄まで行って会議した甲斐あって、
    当社の成長を更に加速させそうなものや、
    先送りしていた問題を解決するアイデアが
    数多く生まれました。

    役員合宿もそうなのですが、最近は
    脳がへとへとになるような仕事ばかり
    予定に詰め込んでいて、アイデアが
    出ないブレスト会議の夢を見て、夜中に
    目が覚めてそのまま寝れないこともあります。

    そのような機会を作って自分を追い込み
    アイデアをだし、決断をすることは、
    肉体労働を伴ってないにも関わらず
    かなりハードで疲れる仕事なのですが、
    振り返ってみると、
    役員合宿、あした会議、じぎょつく、
    ポイントすすむくん、シャークアイシステムなど、
    過去に重要な成果を挙げてきたのは締切を設けて自らを追い込んだ仕組みです。

    昨日読んだ漫画「ブラックジャック創作秘話」の中で、
    「忙しくても仕事を断るな」
    と言う手塚治虫先生が、
    「今でもギリギリなのに・・」
    と連載本数を増やすのを心配するスタッフに対し、
    「1本でも10本でも同じ!!
    いつでも僕は締切ギリギリなんです!!」
    と自信満々で答えるシーンがある
    のですが、自分の頭の中にある
    アイデアを引き出す仕事はそのような
    ものなのではないかと思います。

    自分の中でもアイデアはいつか枯渇する
    かもと思ってましたが、
    実際には追い込まれれば追い込まれるほど
新しいものが出てくるし、
    数をこなせばこなすほど訓練され洗練されていくものだと実感しています。

    脳が追い込まれた状態で接するものは
    ネットも本もテレビも人も、全てがヒントに満ちています。

    それは普段の状態なら見過ごしてしまう
    ものでもアイデアの助けになってくれます。

    当社で言えば、仕事中に個人のSNSや
    ゲームをやっていても構いませんが、
    アイデアを出そうという状態で接しているのとただ惰性でやっているのでは得られる成果が全く違ってきます。

    漫画やテレビドラマなどと比較すると、
    締切プレッシャーの弱いネットメディア
    の運営において、
    頭脳労働で成果を挙げるコツは、
    自らプレッシャーのかかる締め切りを
    設定して追い込むことではないでしょうか。

    事業のアイデアを考える前に、まずは

    「締切を設けて自らを追い込む仕組み」

    のアイデアだしをやってみると良いと思います。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    昨日の深夜に放送されたお願いランキングで弊社を取り上げてもらいました。

    現在、私の超日常であるAmebaの
    プロデューサー会議にもカメラが入り、
    1時間ほどその様子を撮影して頂きましたが、最後に取材スタッフの方が、
    「衝撃的な会議だった」
    と仰っていました。

    確かに、考えてみればこの会議を外部の
    方に見せたのは初めてでした。

    上の写真のテロップにもある通り、私が
    1時間で40個の企画を採点していますが、もう2007年からずっとこの調子でやっています。

    Amebaスマホではとても多くのサービスを提供しているので、担当プロデューサーが入れ替わり立ち替わり、社長室に訪れます。

    これを1日3~4コマ、
    計100案くらい。
    それを週に4日、400案。
    月に1600案。
    スマホ事業を強化してから2年としても、
    24か月で、38400案。

    さすがにちょっと大げさかも知れないので
    約半分だとしても、企画に大小ありますが、この2年で2万くらいはスマホの企画を見たという実感があります。

    自分が想像を絶するほどの数のスマホの
    企画を見ているので、12入社のエンジニア、デザイナーの中から9名を招集して本日から始まった、(エンジニアプロデュ―サー育成会議)の最初のオリエンでは、
    「おれはもう一瞬でポイントが分かるから、企画書は要点だけでいいよ」
    と説明しました。

    そのメンバーの一人から、
    「社長はどのような時に企画を考えてる
    のですか?」
    と質問され、
    「卒業のかかった卒論の提出のように、
    自分が本気で追い込まれるような
締切を設けて、脳からアイデアを
出すんだよ」
    というような説明をしました。

    そう話したものの、最近は採点に時間を
    とられ自分自身があまりアイデアを
    考え抜く時間が十分に取れていないことを
    思い出し、自分のスケジュールの中の
    考える時間の比重を高めることにしました。

    企画を聞いている時も、その場で問題を
    指摘しアイデアを出していますが、
    短時間なので、後ろ髪をひかれる思いで
    時間切れになることが多いです。

    2年で2万も企画を聞いている、誰よりも
    情報が集まってくる立場にいる自分が、
    常に一番良い企画を出せるように、
    自分の脳を追い込む時間を確保して
    おきたいと思います。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先日、ベストセラー「伝え方が9割 」の著者、佐々木圭一さんと対談させて頂きました。

    その時に佐々木さんから印象的な話を
    お聞きました。

    それは、日本のメーカーなどの企業は
    どうして製品の魅力の伝え方が下手なのか、という話題から出た話なのですが、
    「国民の大半が移民によって成り立つ
    アメリカのような多民族国家では、
    家庭で英語を話してない人にも
伝わるように努力している」
    というような話でした。

    逆にいえば、日本人は阿吽の呼吸の
ような感覚で伝わると思っているので、
    そこの意識が足りないということです。

    この話を、ここ数日間の会議で何回も
    引用させてもらいながら、Amebaの
    プロデューサーにUIの分かり難さを
    指摘しました。

    「色々盛り込み過ぎてるから、何のページ
    を意味していいるのか分からない」

    「この内容では、前後の文脈が違う。
    それではユーザーが混乱する」

    「意訳し過ぎてて、もう意味不明」

    「なんでもチュートリアルで説明するな。
    皆が読んでくれるわけではない」

    などなど。

    我々日本人は、同一言語を話す社会
    で暮らしているため、
    他人に何かを伝えることは、本来
とても難しいということを忘れる傾向が
    あるのではないでしょうか。

    「相手がなに人であっても分かる
ように作ってくれ」

    最近そればっかり言っていますが、
    強く意識するくらいがちょうど良いと
    思います。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    昨年4月に経営者ブログを始めてから丸1年が経ちました。お付き合いくださり、ありがとうございます。
    初回の記事のタイトルは「新人へ贈る、気を付けるべき『付き合い』方」。サイバーエージェントの入社式で新人に贈った言葉を紹介しましたが、今年も、入社式で話すことをこのブログにも記したいと思います。
    今年の入社式では、「勝負どころの見極め方」についての話をしようと思っています。
    最初から最後まで全力疾走をして勝つマラソン選手はいません。社会人も長距離走です。常に張り詰めて仕事をし続けられる人はいません。自分なりのペース配分を考え、ここぞというところを見極めて集中し、死に物狂いで頑張る。それができれば、しばらくは「楽」になれます。

    勝負どころの重要性は、新人の皆さんも受験や就職活動で味わってきたことでしょう。例えば、中学や高校時代のほとんどを遊んで過ごしてきたとしても、大学受験時のほんの短期間に集中して努力し、有名大学に入ることができれば、その後の人生でメリットを享受できる。良いか悪いかはともかくとして、人生では勝負どころで頑張れるかどうかがその後を大きく左右することが多いのです。

    ただし、頑張る前に必要なのは「その時」を見極めることです。社会人になると勝負どころの見極めは難しくなります。期末試験やインターハイ、受験や就職活動など、学生時代であれば多くの勝負どころが、周囲と同じタイミングで訪れてきました。ですが社会に出れば、勝負どころは人それぞれ違うタイミングで訪れます。横並びで訪れるのはまれであり、8~9割はじっと耐えて待つ時間になります。耐えることができず、闇雲に勝負に出る人は、ほとんどが負けてしまう。要するに、功を焦って自滅するのです。

    ほんの少しの勝負すべき時間と、耐える長い時間の繰り返しの中で、いかに時機を見極め、正しい時に勝負強さを発揮できるか。つまり、社会人にはこれまで以上に、自分に勝負どころが訪れていると認識する能力が求められるのです。では、どう見極めればいいのか。
    ポイントは「環境の変化があり、かつ自分に関係があることかどうか」です。

    自力では何ともならない環境の変化によって、誰にでも「明らかにここが勝負どころだろう」というタイミングが年1回や2回くらいは訪れます。例えば、政府や会社の方針が変わったり、市場にブームが到来したりしたことで、関連する自分のプロジェクトや立場にスポットライトが当たった、といった時。社長が「これからはクリエイティブが重要だ」と言い出したら、その時こそ、クリエイター職の社員にとっての勝負どころなのです。

    私自身、そうした勝負どころで集中して頑張り、飛躍をつかみましたが、それ以外の期間はおとなしくしていました。サイバーエージェントで言えば、起業した頃とその後の「ネットバブル」の頃は勝負どころでした。最近では、世の中がスマートフォンへとシフトした変化を勝負どころと捉え、社内の体制も一気に変えました。チャンスはわりと見えやすい形でやってくるのですが、意外とそこに気づいていない人は多いのではないでしょうか。

    勝負どころの見極めには、「平常心」も求められます。マイペースで判断することが大事であり、周囲に惑わされてはいけません。例えば、同期が成果を出したから、自分もここで勝負をかけよう、というのは、早く功績を上げたいという焦りであり、先に述べたように自滅につながります。焦りは「欲」からくるもの。欲が絡むと、人は間違ったり、判断を見誤ったりするものです。
    ですから、これから社会人になる新人には、ぜひ、平常心で環境の変化を見つめ、それぞれの勝負どころで力を発揮していただきたいと思います。ただし「例外」があります。入社1年目は、2年目、3年目より目立つことができる「ボーナス期間」。誰もが共通して迎える、社会人最初で最後の横並びの勝負どころと言えます。研修期間だとしても、そこで頑張って注目を浴びれば、その後の社会人生活に大きな好影響を与えることができます。
    新入社員諸君、1年目のスタートダッシュは全員が勝負どころだよ。これを、今年の新人に贈る言葉としたいと思います。

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  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    一昨日の広告代理部門の終日会議は、
    外部環境よりも社内の問題、
    おもにスケールデメリットに焦点を絞って話し合いました。

    創業来拡大し続けてきた当社の広告代理事業本部は、現在社員数500名強、売上は全体の半分の約400億円です。

    規模の拡大とともに発生する問題を早期に発見し対処してきたつもりですが、現在はブレイクスルーすべき壁にぶつかっていると思います。

    いま私が気になっているのは、規模の大きさが故の他力本願です。

    多人数の組織に属していると「自分がやらなくても誰かが・・」
    みたいな安心感から、緊張感を失いがちです。

    それは当社にももちろんあると思います。

    しかし、それ以上に危惧しているのは、
    専門部署や専門家が増えたことで、個人の成長機会が失われているのではないかということです。

    ミーティングやアポイントに大人数で、
    「メディアAの専門です」
    「メディアBの専門です」
    「モバイルの専門家です」
    「SEMの専門です」
    「クリエイティブの専門です」
    「マーケティングの専門です」
    「技術の専門です」
    「上司です」
    「その上司です」
    「そのまた上司です」
    と、うじゃうじゃ参加していると、一見頼もしい気がしますが、
    たとえば営業だとすると、技術とクリエイティブはともかく
    (本人ができれば尚良いですが)
    モバイルやメディアやマーケティングなんかは自分が全部やれ。
    と言いたくなります。

    なんとなく専門部署の人を連れてくることで仕事が終わってしまうと、本人が勉強する機会を失ってしまい、セッティング職。みたいになってしまいます。

    人間はその気になれば何にでもなれるのに、素養としては能力の高い人材を採用しているのに、自分の能力を狭い範囲で決めつけてしまうべきではないです。

    もちろん、大人数で取り組むべき規模の仕事もありますが、それがコストに見合っているのかも、個別に判断すべきです。

    伝言ゲームによる時間のロス、仕事のミスも考えられます。
    多人数が関わることによるスピードの遅れは深刻です。
    そうなるともう所謂大企業病です。

    そんな状況に陥ったとき、自分が会社にひとりしかいない場合、どこまで自分でできるか、ひとり株式会社をイメージすると大組織の中で失われている自分の可能性は何か、を紐解くことがでできると思います。

    同じ商売をひとり株式会社で何でもひとりで切り盛りしているとあれもこれも自分でやるしかなくなるので、たくさんの成長機会を得ると同時に、無駄なことをやっている余裕がなくなり、優先順位が見えてきます。

    大きくなった組織を少しシンプルに軌道修正していきたい。