ログイン
詳細
藤田晋bot

この時代に就活や転職活動をする20代の皆さんは大変だと思います。景気が悪くて就職には不利。それでも現実を直視して、ポジティブな要素を探すしかありません。 一つ言えるのは、往々にしてキツい時代を生き抜いた人の方が、後で伸びるということ。「バブル世代」という言葉がありますが、景気が良いときは、採用や仕事の基準が緩くなるので、その後の成長に支障が出ます。しかし景気が悪くなると、「それでも何とかしよう!」と頑張った結果、筋肉質になる人が多い。だから皆さんは頑張りさえすれば、後に「黄金世代」と呼ばれる存在になれる可能性があります。 そして入社後もビジネスパーソンとして伸び続けるために、若い人たちに大切にしてほしいのは「素直さ」です。当社の場合、機会を与えたり、つくり出したりすることによって若手を成長させようとしていますが、どんなに環境を整えても、素直にチャレンジしてもらわなければ、せっかく成長機会があっても全く意味がありません。 例えば新会社の設立を「頼むぞ!」と任せたなら、「はい!」と応えて何とかしようとする。それが素直ということです。ひねくれていると、「この市場に対してこんな規模でできるわけないじゃないですか」などと言って、言い訳ばかりで結局何もやらない。 これでは伸びる前に終わってしまいます。今は変化の激しい時代ですから、柔軟性を持つためにも素直さは大切です。頭でっかちは、何の役にも立ちません。 でも、自分の若い頃はどうだったかな……。麻雀が強かったので、だまされにくかったという意味では、あまり素直ではなかったかもしれないですね(笑) 就職のときは、いろいろな人がアドバイスしてきますから、どれが正しいかなんて結局のところは判断がつかないと思います。この特集でも、僕と全く正反対のことを言う方もいるでしょう。元も子もありませんが、最後は自分の直感に頼るしかありません。自分で選んだという感覚さえあれば、失敗したって後悔は減る。自分を信じて、この逆境を乗り越えてください。 もし自分が今就活生だったら、どうするでしょうね。少なくとも、狭き門になった大企業を受けようとは思わない。採用人数を減らしているということは、その会社の属している業界の景気が悪いということですから。こんな状況でも調子が良くなっている会社を探すか、それが本当に少ないなら、自分で会社をつくることをやっぱり考え始めるかもしれませんね。

前へ次へ
渋谷ではたらく社長の名言
トーク情報
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    樹林伸さんのtwitter より

    他人の創ったものに素直に感動する人。
    そして自分も何か創りたいと思う人。
    →クリエイター向き

    感動しつつも、ここがこうだったら
    もっと良いのにと、つい考えてしまう人。
    →編集者やプロデューサー向き

    私も日々仕事をしながら社員を見て
    そう感じます。

    クリエイターは誰かの作品に対して
    感動したり、泣いたり、笑ったり、
    素直な感情で向き合っています。

    プロデューサーはその作品が創られた
    経緯や背景など、真意を探った上で、
    改めてユーザー目線で見て何が
    足りないかを考えます。

    どちらにしても共通しているのは、
    実際の苦しみや難しさと向き合う
    必要があるということです。

    クリエイターは、誰かの作品に感動した
    からといって、自分も何かを創れるか
    どうかは全く別問題です。
    無から生み出す苦しみが待ってます。

    プロデューサーは、
    様々な現実の制約を跳ね除けて
    作品を生み出す難しさがどれほどの
    ことかを知らなければなりません。

    それらを認識している人は、そう簡単に
    他人の作品を評価することはできなく
    なってしまいます。

    最後に、

    何でもすぐあら探しする人。
    →モノ創りには向いていない
    と樹林さんは言っています。

    他人の創ったものに完璧を求めて
    粗さがしするのは意外と簡単で、
    一度始めると癖になるものではないか
    と思います。

    しかし、それを続けていると、
    前も書きました が、自分の時に
    現実の厳しさと向き合えなくなって
    しまいます。

    我々のネットビジネスにおいても、
    モノ創りに関わる人は気を付けましょう。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    実は昨年末から「憂鬱でなければ仕事じゃない」
    の続編の製作に取り掛かっています。

    往復書簡ではないのですが、見城社長の
    原稿が先にどんどんあがってくるので、
    とても焦っています。
    そして、今回の見城社長は前作を超える
    のではないかと感じるほど面白いです。

    今回収録される中でも私の好きな言葉、

    「絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ」

    以前、見城社長の著書にサインをもらった
    言葉です。
    この言葉を今現在サイバーエージェント
社内に多数いる新規サービスを創っている
人たちに捧げたいと思います。

    絶望しきって死ぬのは幸せなことだと思う。

    圧倒的に努力し、集中し、持てる力の全て
    出し切って、それでも尚ダメだったとするならそれは望み絶たれる絶望です。

    それなら悔いを残さず、清々しい気持ちで
    自分に対しても誇れると思います。

    しかし、やり残したことがあったり、
    全力を出し切れなかったり、中途半端に
    気が散っていたとしたら、悔いを残すと
    同時に、望みも残して諦めもつかず、
    死んでも死にきれません。

    私も起業した頃は起きている時間は全て
    仕事に費やし、友人も彼女も睡眠も食事も
    全てを犠牲にして成功に賭けていました。
    よく取材を受けて、
    「若いのに不安とかはないですか?」
    と聞かれるたびに
    「これでダメだったとしたら仕方ないと
    思えるくらいやってるんで」
と答えていました。

    起業した頃は、成功を強く信じて頑張った
    と思われがちですが、実際は違います。
    失敗しないために、思いつく限りの全て
    の努力をやり尽くしていたのです。
    現実は成功より失敗する確率のほうが
    遥かに高いのを知っていたからです。

    それと同じく新サービスを創る際にも
    成功より失敗する確率のほうが高いです。
    にも関わらず、多くの人は一握りの成功例
    を参考にサービスを考え、自分も成功する
    と信じ込みます。

    それよりも、遥かに多い失敗例のほうにも
    目をむけ、厳しい現実を知る必要があります。

    そして悔いを残すパターンの多くは致命的な問題の見落としです。
    自分たちのサービスをひたすらネガティブ
チェックして、その現実から目をそらさず、できる限りの全ての手を尽くしてその日を待つことが大事なのです。

    映画の興行成績は初日の入りで大体判る
    と聞きますが、ネットサービスもローンチ後1週間も経たずに9割がたは可能性が
    あるのかダメなのか判明します。

    その時に絶望しきって諦めるしか無かった
    としても、持てる力を全て出し尽くして
    いればそこから何かを学べるはず。

    その日のために、今を熱狂して仕事しましょう。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先週末に開催した役員合宿は、わざわざ
    沖縄まで行って会議した甲斐あって、
    当社の成長を更に加速させそうなものや、
    先送りしていた問題を解決するアイデアが
    数多く生まれました。

    役員合宿もそうなのですが、最近は
    脳がへとへとになるような仕事ばかり
    予定に詰め込んでいて、アイデアが
    出ないブレスト会議の夢を見て、夜中に
    目が覚めてそのまま寝れないこともあります。

    そのような機会を作って自分を追い込み
    アイデアをだし、決断をすることは、
    肉体労働を伴ってないにも関わらず
    かなりハードで疲れる仕事なのですが、
    振り返ってみると、
    役員合宿、あした会議、じぎょつく、
    ポイントすすむくん、シャークアイシステムなど、
    過去に重要な成果を挙げてきたのは締切を設けて自らを追い込んだ仕組みです。

    昨日読んだ漫画「ブラックジャック創作秘話」の中で、
    「忙しくても仕事を断るな」
    と言う手塚治虫先生が、
    「今でもギリギリなのに・・」
    と連載本数を増やすのを心配するスタッフに対し、
    「1本でも10本でも同じ!!
    いつでも僕は締切ギリギリなんです!!」
    と自信満々で答えるシーンがある
    のですが、自分の頭の中にある
    アイデアを引き出す仕事はそのような
    ものなのではないかと思います。

    自分の中でもアイデアはいつか枯渇する
    かもと思ってましたが、
    実際には追い込まれれば追い込まれるほど
新しいものが出てくるし、
    数をこなせばこなすほど訓練され洗練されていくものだと実感しています。

    脳が追い込まれた状態で接するものは
    ネットも本もテレビも人も、全てがヒントに満ちています。

    それは普段の状態なら見過ごしてしまう
    ものでもアイデアの助けになってくれます。

    当社で言えば、仕事中に個人のSNSや
    ゲームをやっていても構いませんが、
    アイデアを出そうという状態で接しているのとただ惰性でやっているのでは得られる成果が全く違ってきます。

    漫画やテレビドラマなどと比較すると、
    締切プレッシャーの弱いネットメディア
    の運営において、
    頭脳労働で成果を挙げるコツは、
    自らプレッシャーのかかる締め切りを
    設定して追い込むことではないでしょうか。

    事業のアイデアを考える前に、まずは

    「締切を設けて自らを追い込む仕組み」

    のアイデアだしをやってみると良いと思います。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    昨日の深夜に放送されたお願いランキングで弊社を取り上げてもらいました。

    現在、私の超日常であるAmebaの
    プロデューサー会議にもカメラが入り、
    1時間ほどその様子を撮影して頂きましたが、最後に取材スタッフの方が、
    「衝撃的な会議だった」
    と仰っていました。

    確かに、考えてみればこの会議を外部の
    方に見せたのは初めてでした。

    上の写真のテロップにもある通り、私が
    1時間で40個の企画を採点していますが、もう2007年からずっとこの調子でやっています。

    Amebaスマホではとても多くのサービスを提供しているので、担当プロデューサーが入れ替わり立ち替わり、社長室に訪れます。

    これを1日3~4コマ、
    計100案くらい。
    それを週に4日、400案。
    月に1600案。
    スマホ事業を強化してから2年としても、
    24か月で、38400案。

    さすがにちょっと大げさかも知れないので
    約半分だとしても、企画に大小ありますが、この2年で2万くらいはスマホの企画を見たという実感があります。

    自分が想像を絶するほどの数のスマホの
    企画を見ているので、12入社のエンジニア、デザイナーの中から9名を招集して本日から始まった、(エンジニアプロデュ―サー育成会議)の最初のオリエンでは、
    「おれはもう一瞬でポイントが分かるから、企画書は要点だけでいいよ」
    と説明しました。

    そのメンバーの一人から、
    「社長はどのような時に企画を考えてる
    のですか?」
    と質問され、
    「卒業のかかった卒論の提出のように、
    自分が本気で追い込まれるような
締切を設けて、脳からアイデアを
出すんだよ」
    というような説明をしました。

    そう話したものの、最近は採点に時間を
    とられ自分自身があまりアイデアを
    考え抜く時間が十分に取れていないことを
    思い出し、自分のスケジュールの中の
    考える時間の比重を高めることにしました。

    企画を聞いている時も、その場で問題を
    指摘しアイデアを出していますが、
    短時間なので、後ろ髪をひかれる思いで
    時間切れになることが多いです。

    2年で2万も企画を聞いている、誰よりも
    情報が集まってくる立場にいる自分が、
    常に一番良い企画を出せるように、
    自分の脳を追い込む時間を確保して
    おきたいと思います。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    先日、ベストセラー「伝え方が9割 」の著者、佐々木圭一さんと対談させて頂きました。

    その時に佐々木さんから印象的な話を
    お聞きました。

    それは、日本のメーカーなどの企業は
    どうして製品の魅力の伝え方が下手なのか、という話題から出た話なのですが、
    「国民の大半が移民によって成り立つ
    アメリカのような多民族国家では、
    家庭で英語を話してない人にも
伝わるように努力している」
    というような話でした。

    逆にいえば、日本人は阿吽の呼吸の
ような感覚で伝わると思っているので、
    そこの意識が足りないということです。

    この話を、ここ数日間の会議で何回も
    引用させてもらいながら、Amebaの
    プロデューサーにUIの分かり難さを
    指摘しました。

    「色々盛り込み過ぎてるから、何のページ
    を意味していいるのか分からない」

    「この内容では、前後の文脈が違う。
    それではユーザーが混乱する」

    「意訳し過ぎてて、もう意味不明」

    「なんでもチュートリアルで説明するな。
    皆が読んでくれるわけではない」

    などなど。

    我々日本人は、同一言語を話す社会
    で暮らしているため、
    他人に何かを伝えることは、本来
とても難しいということを忘れる傾向が
    あるのではないでしょうか。

    「相手がなに人であっても分かる
ように作ってくれ」

    最近そればっかり言っていますが、
    強く意識するくらいがちょうど良いと
    思います。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    昨年4月に経営者ブログを始めてから丸1年が経ちました。お付き合いくださり、ありがとうございます。
    初回の記事のタイトルは「新人へ贈る、気を付けるべき『付き合い』方」。サイバーエージェントの入社式で新人に贈った言葉を紹介しましたが、今年も、入社式で話すことをこのブログにも記したいと思います。
    今年の入社式では、「勝負どころの見極め方」についての話をしようと思っています。
    最初から最後まで全力疾走をして勝つマラソン選手はいません。社会人も長距離走です。常に張り詰めて仕事をし続けられる人はいません。自分なりのペース配分を考え、ここぞというところを見極めて集中し、死に物狂いで頑張る。それができれば、しばらくは「楽」になれます。

    勝負どころの重要性は、新人の皆さんも受験や就職活動で味わってきたことでしょう。例えば、中学や高校時代のほとんどを遊んで過ごしてきたとしても、大学受験時のほんの短期間に集中して努力し、有名大学に入ることができれば、その後の人生でメリットを享受できる。良いか悪いかはともかくとして、人生では勝負どころで頑張れるかどうかがその後を大きく左右することが多いのです。

    ただし、頑張る前に必要なのは「その時」を見極めることです。社会人になると勝負どころの見極めは難しくなります。期末試験やインターハイ、受験や就職活動など、学生時代であれば多くの勝負どころが、周囲と同じタイミングで訪れてきました。ですが社会に出れば、勝負どころは人それぞれ違うタイミングで訪れます。横並びで訪れるのはまれであり、8~9割はじっと耐えて待つ時間になります。耐えることができず、闇雲に勝負に出る人は、ほとんどが負けてしまう。要するに、功を焦って自滅するのです。

    ほんの少しの勝負すべき時間と、耐える長い時間の繰り返しの中で、いかに時機を見極め、正しい時に勝負強さを発揮できるか。つまり、社会人にはこれまで以上に、自分に勝負どころが訪れていると認識する能力が求められるのです。では、どう見極めればいいのか。
    ポイントは「環境の変化があり、かつ自分に関係があることかどうか」です。

    自力では何ともならない環境の変化によって、誰にでも「明らかにここが勝負どころだろう」というタイミングが年1回や2回くらいは訪れます。例えば、政府や会社の方針が変わったり、市場にブームが到来したりしたことで、関連する自分のプロジェクトや立場にスポットライトが当たった、といった時。社長が「これからはクリエイティブが重要だ」と言い出したら、その時こそ、クリエイター職の社員にとっての勝負どころなのです。

    私自身、そうした勝負どころで集中して頑張り、飛躍をつかみましたが、それ以外の期間はおとなしくしていました。サイバーエージェントで言えば、起業した頃とその後の「ネットバブル」の頃は勝負どころでした。最近では、世の中がスマートフォンへとシフトした変化を勝負どころと捉え、社内の体制も一気に変えました。チャンスはわりと見えやすい形でやってくるのですが、意外とそこに気づいていない人は多いのではないでしょうか。

    勝負どころの見極めには、「平常心」も求められます。マイペースで判断することが大事であり、周囲に惑わされてはいけません。例えば、同期が成果を出したから、自分もここで勝負をかけよう、というのは、早く功績を上げたいという焦りであり、先に述べたように自滅につながります。焦りは「欲」からくるもの。欲が絡むと、人は間違ったり、判断を見誤ったりするものです。
    ですから、これから社会人になる新人には、ぜひ、平常心で環境の変化を見つめ、それぞれの勝負どころで力を発揮していただきたいと思います。ただし「例外」があります。入社1年目は、2年目、3年目より目立つことができる「ボーナス期間」。誰もが共通して迎える、社会人最初で最後の横並びの勝負どころと言えます。研修期間だとしても、そこで頑張って注目を浴びれば、その後の社会人生活に大きな好影響を与えることができます。
    新入社員諸君、1年目のスタートダッシュは全員が勝負どころだよ。これを、今年の新人に贈る言葉としたいと思います。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    一昨日の広告代理部門の終日会議は、
    外部環境よりも社内の問題、
    おもにスケールデメリットに焦点を絞って話し合いました。

    創業来拡大し続けてきた当社の広告代理事業本部は、現在社員数500名強、売上は全体の半分の約400億円です。

    規模の拡大とともに発生する問題を早期に発見し対処してきたつもりですが、現在はブレイクスルーすべき壁にぶつかっていると思います。

    いま私が気になっているのは、規模の大きさが故の他力本願です。

    多人数の組織に属していると「自分がやらなくても誰かが・・」
    みたいな安心感から、緊張感を失いがちです。

    それは当社にももちろんあると思います。

    しかし、それ以上に危惧しているのは、
    専門部署や専門家が増えたことで、個人の成長機会が失われているのではないかということです。

    ミーティングやアポイントに大人数で、
    「メディアAの専門です」
    「メディアBの専門です」
    「モバイルの専門家です」
    「SEMの専門です」
    「クリエイティブの専門です」
    「マーケティングの専門です」
    「技術の専門です」
    「上司です」
    「その上司です」
    「そのまた上司です」
    と、うじゃうじゃ参加していると、一見頼もしい気がしますが、
    たとえば営業だとすると、技術とクリエイティブはともかく
    (本人ができれば尚良いですが)
    モバイルやメディアやマーケティングなんかは自分が全部やれ。
    と言いたくなります。

    なんとなく専門部署の人を連れてくることで仕事が終わってしまうと、本人が勉強する機会を失ってしまい、セッティング職。みたいになってしまいます。

    人間はその気になれば何にでもなれるのに、素養としては能力の高い人材を採用しているのに、自分の能力を狭い範囲で決めつけてしまうべきではないです。

    もちろん、大人数で取り組むべき規模の仕事もありますが、それがコストに見合っているのかも、個別に判断すべきです。

    伝言ゲームによる時間のロス、仕事のミスも考えられます。
    多人数が関わることによるスピードの遅れは深刻です。
    そうなるともう所謂大企業病です。

    そんな状況に陥ったとき、自分が会社にひとりしかいない場合、どこまで自分でできるか、ひとり株式会社をイメージすると大組織の中で失われている自分の可能性は何か、を紐解くことがでできると思います。

    同じ商売をひとり株式会社で何でもひとりで切り盛りしているとあれもこれも自分でやるしかなくなるので、たくさんの成長機会を得ると同時に、無駄なことをやっている余裕がなくなり、優先順位が見えてきます。

    大きくなった組織を少しシンプルに軌道修正していきたい。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    うちの社員はポジティブでいいやつが
    多いと思います。
    それは会社の良さであり、ずっと大事に
    したいところではありますが、
    先日、まさにポジティブでいいやつで、
    社内で誰からも好かれるタイプの
    事業責任者をミーティングで頭ごなしに
    叱りました。
    「戦略の詰めが甘いんだよ!」
    彼を始め、その部署のメンバーは
    疑いようもなく一生懸命頑張りますが、
    トップの戦略が甘ければ、自分含めて
    みんなの努力が全て水の泡です。

    そのため、戦略を描くトップの立場の
    人の責任は重大です。

    これでもかというくらい抜け漏れを
    チェックして、あらゆる可能性を吟味し、
    しらみつぶしに問題を洗い出し、
    後悔のないよう、最後までしつこく、
    しぶとく考え抜かなければなりません。

    ところが、ポジティブな性格の人は、
    良い戦略アイデアがひとつ見つかると、
    「いける!いける!」
    「あとはやるしかない!」
    とか言って、すぐみんなで飲みに行って
しまったりします。

    トップが戦略の拙さを、前向きさや熱さで
    誤魔化してはいけません。

    ここで最後までネガティブに戦略をチェックしなかったわずかな時間が原因で、
    これから始まる戦略を実行するための
    長い日々が、徒労に終わってしまうかも
    知れないのです。

    また、戦略を考える際には、
    時には競争相手に打ち勝たなければ
    ならないので、競合が嫌がることや、
    相手を出し抜くような発想も必要に
なってきます。
    そんなとき、性格のいいやつで、
    人が嫌がることをするのが苦手な人も
    います。
    また、いい人が大多数のチームでは
    意地の悪い作戦が言い出しづらい
雰囲気になったりもします。
    それでは戦いの前に戦略を放棄している
    ようなものです。

    私は新卒の頃、
    「徹底的に敵をへこます法」という本を
    読むように勧められて、この本に影響を
    受けましたが、我ながら悪いやつでは
    ないと思いますが、仕事上は決して
    お人よしでもないと思います。

    ポジティブでいいやつの落とし穴とは、
    戦略が甘くなりがちということですが、
    思い当たる人は注意が必要だと思います。

    今日は夕方から、3時間半かけて、
    とある事業ドメインの重要な戦略会議を
    行いました。

    厳しい市場環境と向き合って、
    自社の戦略をネガティブに見直し、
    競争相手ができないこと、
    同業者の一歩先を読んだ動きなど、
    時間の許す限り考え抜きました。
    この時間は結構「ネガティブで悪いやつ」
    だったと思います。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    日曜日。
    今日はお酒も抜いて、秋の夜長にブログ更新します。
    最近役員会での流行っている言葉。
    「この事業のセンターピンはさぁ・・・」
    センターピンとはボーリングの中央のピンのこと。
    センターピンに当たらなければ、ストライクを取ることは
    できない。
    逆にセンターピンに当たれば、ほかのピンはパタパタ倒れる
    可能性が高い。
    つまり、本質的にもっとも重要なポイントを指す。
    グッドウィルの折口会長の著書の中に出てきて、なぜか当社で流行ってます。
    センターピンを見抜く能力を持っている人を、ビジネスでは、”頭のいいやつ”とか”優秀なやつ”という。
    学校でテストの点数が良いのとは似て非なるものである。
    つまり、物事の本質を見抜く能力。
    それではこの能力は、先天的なものだろうか?
    私は最近、それは違うと思いました。
    私の仮説を聞いてください。
    受験勉強を一生懸命すれば成績が上がって、頭がいいと言われるのと同様、ビジネスにおける頭のよさも努力次第ではないだろうか。
    おちまさとさんは、「企画とは”記憶の複合”である」と
    よく言っている。
    ビジネスにおける本質を見抜く能力、企画力、アイデア、先見力、そのすべては過去の記憶から呼び起こされている。
    つまり、記憶のストックが多いことが重要ということになる。
    過去の記憶のストックから引き出して、その事業の本質を見抜く。
    新しい企画を生み出す。
    現状を打破する方法を考える。
    それではビジネスに有益な記憶をたくさんストックする方法は何があるだろうか?
    一番は、できるだけたくさんの経験を積むこと。
    当社も若手社員からたくさん事業アイデアを募るが、実は大半ろくなものがない。
    逆に経験豊富な人材が考えた事業アイデアは質が高い。
    マンネリ化している会社では、たまにはフレッシュな人が考えた斬新なアイデアは有用なこともあるかも知れないが、本来は、やはり経験豊富な人が考え出すアイデアのほうが圧倒的に有用だ。
    だとすると、若い人はたくさん経験を積める環境に身を置いておかなければ
    ビジネス上の”頭のいいやつ”になれない可能性がある。
    次に、たくさんの情報をキャッチすること。
    人から話を聞き、新聞を読み、雑誌を見て、テレビを見て、インターネットを
    見て、本を読んで、他社のビジネスモデルを学んで・・
    仕事に有益な情報を得られるなら、遊んでいても構わないと思う。
    学校の勉強のように真面目であればいいとは限らない。
    ビジネスマンは常に新しい情報にアンテナを貼り、有用な情報に貪欲でなければならない。
    でも、最後はやはり自分の頭で考え抜く。
    記憶のストックをそのまま真似ているのではだめ。
    でも本質が見抜けるものも、オリジナルのアイデアが浮かぶのも、
    すべては”記憶のストック”があるからだ。
    ま、記憶のストックが多い人がビジネス上の頭のいいやつになりやすいというのは私の仮説なので。
    正しいかどうか解りませんけどね。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    ついこの前の話ですが、立ち上がったばかりの新会社の社長を、
    新卒で入社してわずか3年目の若い社員 に任せました。

    彼は1年目でネット広告の営業を経験し、2年目でマネジメントに
    抜擢した当社内でも異例に出世の早い社員。

    私は、彼は事業に対する情熱、バランス感覚など起業家的素質があり、
    将来有望だと思ってます。

    新会社のビジネスモデルは、とてもすばらしいアイデアで、来月のサービススタートに向けて日々前進中です。

    そんな彼から、メールで相談がきた。

    「いま準備している事業以外に、温めていたアイデアがあるのですが、それも同時並行ではじめていいでしょうか?」

    事業を任せたからには、相談に乗ったり、方向性をすり合わせることはあれど、口を出したくない。

    自分で考え、自分で決めて行動し、責任を持ってやって欲しいからだ。

    だけど、これだけは”ダメ”。

    若い人に事業を任せると、実にワンパターンでこの手の相談がくる。

    そして実によくある失敗のパターンだ。

    まだろくに実績が無いのに、ほかの事業に手を出してしまうのだ。

    経験の無い若い経営者が幾つも並行してできるほど、起業は甘くない。

    事業を始めたら、ある程度の実績を挙げるまで自分も組織も
    よそ見をしてはいけない。

    ひとつの事業に集中し、同じことを繰り返し、何度も工夫を凝らし、
    改善を重ねることがコアとなる経営資産を作るのだ。

    また、難題にぶつかったら、他の事業に手を出すのではなく、
    自分たちの逃げ場をなくしてそれを必死で乗り越えなければならない。

    難題は競争相手にとっても難題であり、難題を克服したこと自体が
    競争優位を築くことになるのだ。

    私は起業する前、先輩経営者にこうアドバイスされました。

    「『こういうのもやってるんですよ』なんて言って、何枚も名刺もってる社長はろくに成功してないでしょ?」

    確かに。

    例外もあると思いますが、そのとおりだと思います。

    いろいろやりたい気持ちは凄く解るけど、しばらくブリンカーつけたつもりでがんばって!