ログイン
詳細
藤田晋bot

今週、とある若い起業家と話していたとき のことです。 「私の友人の起業家が○○○という スマホサービスを運営しているのですが、」 「あー、知ってるよ」 と私が応えると、 「ええ。こないだ藤田さんがログインしてきたって言ってました」 「え?そんなの見てるの?ちょっと見ただけだよ」 「それで、見つけて即ブロックしたって 言ってました」 「(・_・;)」 私と話していた若い起業家は、 そんな細かいサービスまで藤田さん自身が 使ってるのは偉いですね、 という意味で話してくれたのですが、 私はそのサービスを運営している
起業家に感心しました。 実はそのサービスと競合にもあたる 事業を当社内でも展開しています。 でもその起業家のサービスを使ってみた のは、決して真似しようと考えた訳では ありません。 自分たちのサービスをリリースするにあたり、世の中に他にどのようなサービスが 存在するのか知りたかったのです。 何度も言っていることですが、私は ネットビジネスは最高か最速しかない と 考えているので、世の中の他のサービスの レベルを知っておく必要があるからです。 それではなぜそのサービスを運営する 起業家に感心したかというと、 何より、日々多数入ってくるユーザーの ログを見ていたことがすごい。 そして、その中から競合の社長を見つけて
即ブロックするという、ネットサービスは そんな執着した人間がいるかどうかが、
決定的な違いになるからです。 大企業が起業家の小さいベンチャーに 負けるのはそんな時だと思います。 我々のサービスは随所に覇気が感じられ、 気持ちの入った運用で、 社員が強い当事者意識を持っていると 自負しています。 でも、この起業家はその上を行っている 可能性があります。 我々も負けないように頑張ろうと思いました。

前へ次へ
渋谷ではたらく社長の名言
トーク情報
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    一昨日の広告代理部門の終日会議は、
    外部環境よりも社内の問題、
    おもにスケールデメリットに焦点を絞って話し合いました。
    創業来拡大し続けてきた当社の広告代理事業本部は、現在社員数500名強、売上は全体の半分の約400億円です。
    規模の拡大とともに発生する問題を早期に発見し対処してきたつもりですが、現在はブレイクスルーすべき壁にぶつかっていると思います。
    いま私が気になっているのは、規模の大きさが故の他力本願です。
    多人数の組織に属していると「自分がやらなくても誰かが・・」
    みたいな安心感から、緊張感を失いがちです。
    それは当社にももちろんあると思います。
    しかし、それ以上に危惧しているのは、
    専門部署や専門家が増えたことで、
    個人の成長機会が失われているのではないかということです。
    ミーティングやアポイントに大人数で、
    「メディアAの専門です」
    「メディアBの専門です」
    「モバイルの専門家です」
    「SEMの専門です」
    「クリエイティブの専門です」
    「マーケティングの専門です」
    「技術の専門です」
    「上司です」
    「その上司です」
    「そのまた上司です」
    と、うじゃうじゃ参加していると、
    一見頼もしい気がしますが、
    たとえば営業だとすると、技術とクリエイティブはともかく
    (本人ができれば尚良いですが)
    モバイルやメディアやマーケティングなんかは自分が全部やれ。
    と言いたくなります。
    なんとなく専門部署の人を連れてくることで仕事が終わってしまうと、本人が勉強する機会を失ってしまい、セッティング職。みたいになってしまいます。
    人間はその気になれば何にでもなれるのに、素養としては能力の高い人材を採用しているのに、自分の能力を狭い範囲で決めつけてしまうべきではないです。
    もちろん、大人数で取り組むべき規模の仕事もありますが、それがコストに見合っているのかも、個別に判断すべきです。
    伝言ゲームによる時間のロス、
    仕事のミスも考えられます。
    多人数が関わることによるスピードの遅れは深刻です。
    そうなるともう所謂大企業病です。
    そんな状況に陥ったとき、自分が会社にひとりしかいない場合、どこまで自分でできるか、ひとり株式会社をイメージすると大組織の中で失われている自分の可能性は何か、を紐解くことがでできると思います。
    同じ商売をひとり株式会社で何でもひとりで切り盛りしているとあれもこれも自分でやるしかなくなるので、たくさんの成長機会を得ると同時に、無駄なことをやっている余裕がなくなり、優先順位が見えてきます。
    大きくなった組織を少しシンプルに軌道修正していきたい。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    「憂鬱でなければ仕事じゃない」
    という幻冬舎見城社長の言葉にもある通り、仕事とは憂鬱でなければなりません。
    また、不条理な目にもたくさん遭うし、
    退屈なルーティング作業もこなさなければ
    ならないし、逃げたくなるようなプレッシャーを感じることもあると思います。
    それでは、楽しい仕事とはなんでしょうか?
    扱ってる商品が好きなものであるとか、
    その仕事に社会的な意義を感じるとか、
    そういった理由が頭に浮かぶと思います。
    でも、それで楽しいと感じ続けられる
    ならよいのですが、その理由で持続的に
    楽しく働ける人は少数だと思います。
    会社は事業を行うことを目的としていて、
    それは共通して皆同じだからです。
    仕事を楽しくするヒントは、
    私は少し前に流行っていた言葉、
    「ゲーミフィケ―ション」にあると思います。
    ゲーミフィケーションという言葉が何を
    指しているのか、実は私は良く知りません。
    ただ、仕事を面白くする方法は、
ゲーム創る過程に似ていると思います。
    (1)目指すべきゴール(目標)を明確にし、
    (2)そこに至る過程と達成度が、プレイ中いつも可視化されている状態にする。
    (3)1と2に伴って、達成感を得られたり、悔しさを感じたり、報酬がもらえたり、競争意欲が掻き立てられたり、
    承認欲求が満たされたりします。
    1と2があるから3が面白いのです。
    そんなので本当に面白いのか?
    と思われるかも知れませんが、「作業ゲー」と呼ばれるゲームがあるように、
    わざわざお金を払って時間を使って、
    単純作業をする人がいます。
    それは傍目には理解できないかも
    知れませんが、1と2が機能していれば、
    面白さは一変するのです。
    サイバーエージェントの社員は、
    「楽しそうに仕事してますね」とか、
    「みんなやる気がありますね」とか、
    よく外部の人にお褒めいただくのですが、
    そういった工夫が組織の随所に
    散りばめられているのです。
    この件については、近日発売の
    日経アソシエの私の連載に詳しく
    書きましたので、ぜひ読んでみてください。
    ところで、今現在、私が直接担当している
    Amebaのコミュニティでは、コミュニティ毎に
    (1)のことを「センターピン」という名で目標を絞り込み、(2)のように達成度を可視化する作業を進めてもらってます。
    マネジメントが(1)と(2)に成功すれば、一気にチームのコミットを引き出すことができるのですが、実はこれに予想以上に悪戦苦闘していて、かれこれ1か月くらい悩んでいます。
    「ゲームを創るように」と文章にすると
    簡単そうにも見えるのですが、
    これを実践するのは、かなり難易度が
    高いのかも知れません。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    自分の経営でも、忍耐・平常心・バランスを大事にしています。「うまくいった原因は何ですか」と聞かれたら、調子に乗らないことと答えているくらいです。私のような起業家は、ゼロから会社をつくり、何もかもうまく回り始めると、万能感が出てくる人が多いです。そのとき、敵を増やしたり、すぐ未来に躓く原因をつくったりしてしまうものです。「勝って兜の緒を締めよ」は誰もが納得する言葉ですが、調子がいいときにバランスを崩さないことは、とても大事だと思います。
    お調子者の人は、取引相手でも、ある意味与しやすいですね。おだてていれば、有利に事を運べるからです。そういう人は麻雀も弱そうです。手強いのは「食えないやつ」みたいなタイプです。おだてても乗ってこないし、脅しても動じないような。麻雀が強いタイプとは、つまりそういう人です。
    麻雀は、136ある牌を組み合わせて役を完成させていく頭脳ゲームです。伏せられた牌の山から一牌ずつ引いていくわけですから、実力だけでなく、運にも左右されます。そのせいか「麻雀は運ゲーだ」と言う人も少なくありません。私の感覚としては実力にそこまで差がなければ、運が7、実力が3といったところでしょうか。
    運が7とは大きな割合に感じるかもしれませんが、少しだけ長い目で見れば、その3の実力で強いか弱いかがほとんど決まります。運がよいときと悪いときは誰にでもあるわけですから、ある意味平等です。すると残った3、つまり努力や才能といった実力の部分で大差がつきます。結局は「実力ゲー」なのです。
    これは仕事や人生も同じでしょう。たまたまタイミングや巡り合わせなどの運がよく、うまくいった経営者がいても、実力が追いついていなければ長くは持ちません。そんな人を過去に何人も見てきました。逆に最初は運悪く躓いたとしても、腐らずに努力し続け、実力をしっかりつけておけば、いつかは報われる日がやって来るでしょう。
    ビジネスでも麻雀でも、自分の中にたった1つの軸があり、それを基軸にできれば強いです。軸が2個、3個とあると、判断するときに一貫性を欠きます。例えば、サイバーエージェントのビジョンは「21世紀を代表する会社を創る」です。その軸に対して、近いか遠いか、よりプラスかマイナスかで、すぐに経営判断がつきます。
    麻雀でも、その日にトータルで勝てばいいのか、その一回の勝負に勝たなければいけないのかで、軸は変わります。目の前の勝負にも勝ちたいし、その日トータルでも勝ちたいと、2つの軸を持っている人はブレやすいですね。その日トータルで勝つことを軸にするならば、損な局面で無理をする必要はないのです。
    軸を1つだけしっかり持ち、一貫性のある経営者は、例えば名経営者のアドバイスを聞いて「なるほどここは取り入れられる」と選別し、必要なものだけを自分の血肉にできる。しかし軸を持っていない人、あるいは軸が複数ある人が誰かのアドバイスを聞いても、自分のものにはなりません。一貫性もないのに、前提条件が違う人を上辺だけ真似しても、意味がないのです。
    では軸は何にしたらいいか。実は何でもいいのではないかと思います。風水や方角といった占いのようなものを信じ込んでいる経営者がたまにいますが、意外といい会社を経営していたりします。社員の立場だったら、占いを信じて経営判断を下している社長は嫌ですが(笑)、何にせよ強く1つの軸があることが、軸が何であるかよりも大事なのだと思います。ちなみに麻雀プロの中でも、オカルト的なことを信じ込んでいるベテランは意外と強いです。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    今日も丸一日、原稿を推敲してました。
    今回の本の製作過程で、1か月ほど前、
    見城さんの原稿を受け取った時に、
    自分の長年の疑問が氷解したことがありました。

    「縛りがあるから面白い」

というテーマの頁です。
    その詳しい内容は本に書きましたが、
    それをヒントに役員合宿でモックプランコンテストという新しい試みを思いつきました。

    先日、社内で事前説明会を開いたところ、
    エンジニアやクリエイターを中心に大盛況でした。

    モックとは試作品という意味です。

    当社では事業プランコンテストのじぎょつくなど、新規事業を考える機会が数多くありますが、ずっと悩んでいたのは、出てくる案がどうしても、大雑把な有望な分野、やるべき事業の紹介など、浅はかなものになってしまうことです。

    インターネットはカバー範囲が非常に広く、しかも自由度が高すぎて、熟慮して深堀する前に、分野を絞り込むだけでも大仕事です。
    そのことが底の浅いアイデアを量産してしまうという側面を、我々は見落としていたのです。

    有望な事業とかやるべき事業というのは、
    それぞれ必ずと言っていいほど、多種多様な問題を孕んでいます。
    アイデアと呼ぶには、その解決策を提示
    しなければ意味がありません。
    その解決策とは、ネットサービスの場合、
    口で説明するより、このようなものだと
    目の前で見せてもらうのが一番です。

    操作感や画面遷移などのUIが決定打なら、どういうものか、ユーザーとしてそれを見なければ何も分からないし、クリエイティブ勝負の事業であれば、そのクリエイティブがまだ無ければ判断しようがありません。

    コンセプトだけを情熱的にプレゼンし、
    肝心なところを言葉巧みに誤魔化しても、
    最後はユーザーに見抜かれてしまうのです。

    モックというのは逃げ場のない、究極の縛りのようなものです。
    そこに言葉や文字による説明は要りません。

    百聞はモックに如かず。

    ・肝心な部分が動作や操作感などでなければ、実機でなくても構いません。

    ・見て理解できれば、絵でも手書きでも構いません。

    ・ほかの事業プランで却下されたものでも構いません。
    (むしろ、話だけで見落としたものを見せてほしいです)

    モックプランコンテストは、まず社内版を行いますが、その後5月、6月と学生版、社外人版と立て続けに3開催する予定です。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    日曜から月曜にかけて、
    東京ディズニーランドの近くのホテルを
    借りて、1泊2日でAmeba事業部の
    詰め切りセンター試験を行ってきました。

    9チームに分かれて、
    新規サービスに関する4問の設題を
    事前に解いてきてもらって、
    その中身を詰めきるという会議です。

    9チームで4問づつなので、
    原案段階で全部で36事業。
    代替案を含めると2日間で50事業以上
    見ることになりました。

    反省点としては、
    1事業あたりの時間が全然足りず、
    私自身が問題点の指摘に終わってしまい
    内容を詰め切る時間がなかったという
    点があります。

    しかし、
    この会議で驚くような成果を得ました。
    7事業は、人選含めた体制を決めれば
    スタートできる段階にあります。
    13事業は、渋谷であと小一時間詰めれば
    なんとかなりそうな段階まで詰まりました。
    実に計20の新規サービスが準備に
    入れる状態までいったのです。
    正直、新しい事業の種を見つけすぎた感
    もあるくらいなのですが、なんとか体制を
    作りたいと思います。

    今回何より驚いたのは、
    いつも会議でうんうん考えていたり、、
    飲みながらあーだこーだ話していても
    全く生まれなかった、
    奇抜で思いもよらなかったアイデアが
    数多く出てきたのです。
    それは原案を出した本人たちが
    ずっと温めていたアイデアではありません。

    詰め切りセンター試験の設題は、

    「社内の資産の○○ループを使って、
    別のモチーフで新しいサービスを考えよ」

    といったように、アイデアの範囲を
    狭く制約したものでした。

    その制約に苦しめられて、
    皆が睡眠時間を削ったりして
    考え抜いた揚句に産まれたアイデアが
    思いもよらなかったものだったのです。
    1日目に持ってきたアイデアの問題点
    を私に指摘され、それを踏まえると
    さらに制約が増えて、
    みんな相当苦しんでいました。
    アイデアが枯渇し、2日目の朝方に、
    後がない状態に追い込まれて、
    突然降ってきたという案で全く斬新な
    ものもありました。

    結局のところ、
    以前、見城さんの言葉、
    「縛りがあるから面白い」を引用した
    ブログを書きました が、
    制約があるからこそ、
    深みが生まれるのだと思います。

    詰め切りセンター試験は、
    もう一息のアイデアを詰め切る
    目的で始めたものですが、
    斬新なアイデアを生み出す点に着目し、
    次回から少し趣向を変えて実施したい
    と思います。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    サイバーエージェントでは半期ごとにスローガンを掲げています。

    これまでは「熱狂」「NEXT LEVEL」といった、攻めの言葉が並んでいたのですが、今年4月からの半期のスローガンは一転、「低姿勢」という言葉を選びました。

    昨年秋に掲載した「半期に1度『スローガン』の苦悩と効用」という記事にも書いたとおり、スローガンを選ぶ際は、「時流を表現する」ことと「予想を裏切る」ことを大事にしています。

    良い意味で予想を裏切り、意表をついた言葉を編み出せば、その言葉は社内でひとり歩きしてくれ、はやり、定着します。その意味で、今回の低姿勢というスローガンは成功しつつあります。

    思いついたきっかけは、社内をふらりと歩いていた時に遭遇した、とある社員の態度でした。

    その社員は取引先と携帯電話で話をしており、かなり乱暴な口調で先方のミスを責めていました。

    これを見て私は、「あ、これはいったん、社内をいさめ、冷やさないといけないな」と思ったのです。

    もともと、なんとなくですが当社の社員が浮足立ちそうな兆しを感じていました。

    それは、4月に本放送を開始したインターネットテレビ局「AbemaTV」の影響が大きいと思っています。

    テレビ朝日と一緒に組んで事業を開始し、番組作りの現場で、大物タレントや大手芸能事務所などと仕事をする機会が一気に増えました。

    このサービスには先行投資としてかなりの大金を投じており、お金を稼がせていただく立場から、使う立場になりました。先方からタレントの起用をお願いされるような営業も増えています。

    そうした中で、特に若い社員は、気分が良くなり、調子に乗りがちです。そうなると、偉そうな態度をとりかねません。

    人というのは、立場が上になった時に偉そうな態度や、上から目線の態度をとってしまいがちです。

    そうなりたくない、と思っていても、不思議と偉そうな態度になっていく。

    周囲の人がペコペコした態度をとってきたり、チヤホヤされたりすると、自分がそれほどの人物になったのだ、と思いたくなり、あるいは勘違いをし、偉そうにしてしまうものです。

    しかし、それは中身が伴わず「虚勢」を張っているにすぎません。

    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」ということわざがあるように、本当に実力がある人や、偉い人というのは、得てして謙虚であることが多い、というのが事実です。

    逆に、実力がなかったり、実るものがなかったりする人は、偉そうな態度をとりがちだというのも事実。

    そういう人を、皆、心の中では「滑稽だな」と思いながら、チヤホヤしているのです。

    実るものもなく、立場を後ろ盾に偉そうな態度をとるような人間にはなってほしくない。

    そういう思いを込めて、常に低姿勢であろう、というスローガンを選んだというわけです。

    単純に、へりくだればいい、おもねればいい、ということではありません。

    例えば、新卒採用の現場などで、「ろくな学生がいないなぁ」といった言葉を聞くことがあります。

    「いつからお前はそんなに偉くなったんだ」と思います。

    しかし、それと採用・不採用を見極めることは別です。

    落とすべき人は落とさないといけない。
    普段の業務でも、厳しい判断を下したり、ハードに交渉したりしなければいけない時はある。

    しかし、謙虚な気持ちをもって面接や交渉に臨み、「ありがとうございます」という思いを伝えながら、お断りすべき時はお断りしましょうということなのです。

    幸い、低姿勢という新スローガンは、浮足立ちそうな当社の社員たちを一瞬で冷やす効果があったと感じています。

    スローガンが当たった時は、みんながすぐにその言葉を日常で使い始めるのですが、さっそく社内表彰の受賞者が「これからも低姿勢で、おごることなく」と挨拶するなど、いつにもまして社内に浸透している様子です。

    先日、私はある人への怒りをあらわにした言葉をSNS(交流サイト)の「755」で発しました。

    すると、社員から、「社長、低姿勢ですよ!」と怒られる始末。

    組織を守るためにあえて威嚇をしただけなのですが、ともあれ、低姿勢という言葉を選んで良かったなと思いました。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    経営者は悪質な噂話を放置してはいけない。と過去の経験から考えてます。

    会社組織(特に上場企業)の風評被害は、
    多方面、大人数に及び、被害は甚大です。

    株主価値の毀損、株価下落、採用への悪影響、顧客離れ、社内の士気低下、、

    以前にも書きました が、重責を負う企業に対し、ネット上に気軽に根も葉もない噂話を書いたり広めたりする個人はあまりにも不用意だと思います。

    匿名の掲示板やブログのコメントなどでも逮捕例が出ていますが、twitterでは自分の実名を名乗って同業者の悪口を書いている人も見受けられます。

    「根も葉もない噂話はほっておくのが一番」という人もいるし、私も以前はそう思ってましたが、噂話は放置すれば自己目的化し、予言と化す恐れがあります。

    対応するのも馬鹿らしいような嘘の噂話も、まことしやかに人から人へと伝えられて、話がだんだん大きくなって変化して、
    大勢の人を巻き込んでいき、みんなが信じているという理由で世の真実となり、真実なんだからという理由で被害が広がり、
    途中で気がついて否定してもそのメッセージを広まった噂以上に伝えるのは不可能です。

    そうなる前に早い段階でできる限りの
    手を尽くさなければなりません。

    風評被害は昔からあった犯罪ですが、
    過去の社会と現在が違うのは、
    ・ネットで噂が広がるスピードや規模が大きくなった
    ・捉えどころがなかった噂話も、ネット上ならログが残り捉えどころができた
    これは大きな変化であって、風評被害に対する企業の対応も変わっていくべきだと思います。

    今まで余程目に余るもの以外は耐えてましたが、今後は法務対応を徹底的に強化します。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    今週の役員会のランチの時間に、
    炭水化物抜きダイエットに励んでいる
    山内に対して、

    「いまおれが読んでる医者の本に、
    炭水化物抜きはおすすめできない
    って書いてあったよ」

    と、水を差すようなことを言ったのですが、その後で山内から

    「その本教えて頂けないでしょうか・・」

    とメールがきました。

    炭水化物抜きについては、軽く触れられているだけですが、その本はこちら。

    私が主治医的にお世話になっている、
    順天堂大学小林弘幸教授の新著です。

    51もある健康の極意は、
    全部実践しようと思うと息がつまりそうですが、ちょっと意識するだけで自分を変えられそうなエッセンスがたくさん詰まった本でした。

    私が読んでいてドキッとしたのが、
    「超一流の人は、日記を活用する」。

    その日の自分を思い出して顧みる行為は、
    脳の老化防止にもつながるそうです。

    確かに、あまりに多忙過ぎると、
    朝ごはんに何を食べたか、
    誰と何を話したのか、
    気づきを得たけどそれが何だったか、
    感銘を受けたけどそれが何だったか、
    すぐには思い出せなくなります。

    脳の記憶を思い出す力も、日々、
    鍛える必要があるそうです。

    自分の本を書くのに没頭していたことや、
    Facebookなど他のソーシャルに吐き出していたことでブログの更新頻度が落ちて
    いたのを反省しました。

    また、一日を振り返り日記を書く
    時間は、自分を客観視できる力
をつける意味でも大事で、
    それが一流になれるかそうでないか
    を分けるほどだともありました。

    自分を客観視できれば、
    常に謙虚でいられ、
    身体の問題にも気づくことができ、
    努力し続けることができるそうです。

    この本を先週読んでからというもの、
    私のブログの更新頻度が急に上がった次第です。

    1
  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    「自分のアイデア」というのはそもそも
    間違えやすいので、注意が必要だ!、
    くらいに思っておいたほうが良いです。

    タイトルを「3つの理由」とすると
    ブログのアクセスが伸びると聞いて、
    私もやってみました。

    他社のことや、他人のことであれば、
    冷静に客観的に評価できるし、
    それなりに知識も情報も持っている人でも、自分のこととなると、途端に別人のように判断ができなくなる人がいます。

    それはなぜでしょう。

    昨日、スマホの新規サービスのアイデア
    を聞きながらフィードバックした内容を
    書いておきます。
    
1.誰も本当のことを言ってくれない。

    本当のことを言ってくれるのは、
    それに投資をする人か購入する寸前の
    人だけです。それか家族くらいです。

    普通は一生懸命アイデアを話す人に
    対し、否定的なことは言って傷つけたり
    嫌われたくありません。
    それどころか、よくないと思っても、
    それを口に出して言わないばかりか
    「へー、いいですね」
    などと無責任に盛り上げてしまったりします。

    それらのフィードバックを聞いて、
    手ごたえを感じたりしてはいけません。
    
2.盲目になりやすい。

    自分の赤ちゃんや飼ってるペットは
    可愛くして仕方ないので、
    みんなも見たいに違いない、と
    ついソーシャルに写真をアップして
    しまいますが、他人から見た場合、
    必ずしもそうでしょうか?

    この場合も誰も「可愛くない」とは
    言ってくれません。
    「元気な赤ちゃんですね」と
    当たりさわりのないことを言ったり、
    (いいね)を押して相手を喜ばせよう
    としてくれたりします。

    自分がゼロから考えたアイデアは
    赤ちゃんのように可愛いので、
    盲目になっているかも知れません。
    
3.答え合わせのように、自分の正しさを裏付ける情報にばかり目がいく。

    「自分のアイデアが正しいと信じたい」
    という気持ちがあると、
    今までは目をすり抜けていたような
    情報でも、それを見つけては、
    「やはり間違いない」
    と確信を深めていき、それ以外の情報
    は目に入らなくなります。

    もちろん、それは顧客となる一般ユーザー
    とは違う、バイアスのかかった視点であり、バランスを欠いているといえるでしょう。

    以上、書きましたが、とはいえ、
    最後までやり切る力と覚悟があれば、
    アイデア段階で多少間違えていようが、
    他人がどう評価しようが、
    なんとかなることもあります。

    決済者(私)を説得してアイデアを
    納得させるところに力を入れているようではまだまだです。

  • 藤田晋bot
    藤田晋bot

    サイバーエージェントの会社のビジョンは、

    「21世紀を代表する会社を創る」

    ですが、取材や新卒採用などで、
    もう耳にたこができるほど、
    「具体的にはどのような会社でしょうか?」
    と聞かれます。

    そのたびに、
    「例えて言えば20世紀のホンダやSONYのように世界に誇れる日本企業になりたい。」

    「グローバルに成功していて、売上も何兆円もあり従業員も何万人も居て、社会に大きな影響力を持つ会社で・・」

    と長々と説明することになってしますのですが、敢えて具体的な目標は掲げないようにしています。

    これは、会社全体のビジョンだけでなく、
    スマホのような新しい分野に参入するとき、今回の本部ように変革を遂げるときなどもそうなのですが、
    変化の激しいネット業界で中長期の目標を
    明確に立てるのは非常に困難であるばかりか、具体的な目標は、それ自体が足枷になる恐れがあります。

    情勢やニーズは日々変わっていって、
    最初に立てた目標の妥当性は、
    時間の経過とともに薄れていきます。

    また、人材と組織の経験不足により、
    最初見落としていたリスクや落とし穴は
    何処に潜んでいるか分かりません。

    実際、もし変更を余儀無くされたときに、
    組織全体を説得して新しい目標に
    向かわせるのは困難です。

    さらに、目標を具体的にすればするほど、
    社員の権限は狭くなり、自由な発想やアイデアを活かす余地が減っていきます。
やることとやらないことがハッキリと
    決まってしまうからです。

    ネット業界は一見無駄なものや
    常識はずれの中から斬新な発想が
    産まれることも多々あります。

    また、社員の思考停止は、
    つまらないサービス、ありきたりな発想、
    変化対応力低下につながります。

    ふわっとした大まかな目標(方向性)を掲げ、環境変化に対応しながら、成長し続けていく。

    それが我々には最も適した経営スタイル
    だと思ってます。

    『最も強いものが生き延びるのではなく、
    最も賢いものが生き延びるでもない。
唯一生き残るのは変化に対応できるものである』

    (ダーウィン)

    1