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AKB48グループ新聞瀬津真也

JRには、二人がAKB新聞8月号や卒コンのパンフレットで明かしているように、微妙な時期もありました。 ただ、それは周囲やファンが、2人の思惑は関係なしに、ライバルとして対決を煽るが故の宿命でした。 お互い「相手がいなかったら自分は成り立たなかった」と言い切れるほど唯一無二な存在。 こういう関係こそが、親友という言葉すら凌駕する「戦友」なんだと、私はずっと思っていました。 あつゆうもそうでしたよね。 馴れ合うことのない、絶対に負けたくない相手。一方で、だからこそ、自分の孤独と苦悩を唯一分かってもらえる立場の無二の人。 記者としての私は、親友関係以上に、こういう戦友関係に強く惹かれました。 いつだって、そこにこそドラマが生まれるからでした。 そして、年上で一足先にこだわりを拭って相手を100%妹に思えるようになった玲奈ちゃんと、長い時間かかってようやく恥じらいなく素直に大好きと本音を言えるようになった珠理奈。 2人にしかない絆は、総選挙と玲奈卒業表明の以降、何度も二人で再確認し合う、かけがえのない二ヶ月だったと思います。 見ている我々には、とにかくほほえましかったです。 豊田スタジアム。途中何度も号泣しながら想いを詰め込んだ手紙を読みきった珠理奈を、玲奈ちゃんが微笑みながら「よく頑張ったね」ってねぎらった一言が、しなだれかかった珠理奈の姿が、全てを物語ってましたよね。 長い間見てきた私からしても、これ以上ないフィナーレでした。 そうですね...二人がアラフォーになる20年後とかにでも、再び対談を実現させたいなーなんて、私は夢見ています

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