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よっくん

私がSKE48の立ち上げの時のレッスンを厳しくしたのも、根本には板野との一件があったからなんです。何があったかというと、「恋愛禁止条例」公演(2008年)の振り入れの時に、板野だけ別日になることがあったんですね。私は板野のために時間を割いて待っていたんですけど、彼女は全然やって来ない。スタッフに、「板野が来ないんですけど」と聞いたら、「いや、もう来てますよ。更衣室にいます」と。更衣室に行ってみると、板野はケータイいじっていたんです。 ――大した肝っ玉ですね(笑)。 牧野 ふざけんなと思って、「何してるの? 板野のために振り入れに来てるんだけど」と言ったら、「そんなこと聞いていません。みんなで振り入れだと思ってました」って言うんです。みんなでやるとしても自分だけ外れていいなんてことはないから、「なんで時間通りに来ないの?」って言ったら、「あぁん!?」って。「あぁん!?じゃねえよ!って(笑)。 ――両者ともさすがですね(笑)。

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